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「発達障害の子を育てる58のヒント」小林みやび GAKKEN 2014年 ①(前半) [読書記録 教育]

今回は 小林みやびさんの
「発達障害の子を育てる58のヒント」1回目(前半)の紹介です


出版社の案内には

「子育てで回り道や失敗を重ねているうちにわかってきた『子どもとの関係をスムーズ
 にするコツ』園・学校・療育・家庭のそれぞれでのポイントを、母親である著者が大
 紹介! 」

とあります


2012年の文部科学省の全国調査では 
教室で何らかの困難を感じている子ども(発達障害の可能性のある子)の割合は
6.5%とされています


保護者の方の心配 ご努力 すいかほどかと思うと同時に
少しでも支援していきたい また周りの方の理解を深めていきたいと思っています



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『育てにくさ』は子どもからの『助けてほしい』のサイン」

・「こだわりは不安の裏返し パニック・癇癪・こだわり」

・「子どもの『説明書』を作る」
- 学年始めに 子どものことを詳しく説明してくれる保護者の方もいます
  指導の助けになります

・「間違っても支援を学校に丸投げしないように」
 
・「ネット『特別支援』『学習支援』」
- 参考になることを拾うこともできます

・「発達障害の子には復習よりも予習が効果的」

・「通常学級にいることが正解なのか」
- 特別支援学級のよさをぜひ知っていただきたいと感じています


保護者としての視点からの本
そうだなあと思うこと 参考になることがたくさんある本です



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 ものづくりの街 浜松
 行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
 詳しいことはホームページをご覧になってください
 ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
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☆「発達障害の子を育てる58のヒント」小林みやび GAKKEN2014年 ①(前半)

1.jpg

1.乳幼児期の「もしかして」を大切に

一歳半検診の結果はあてにしない


「様子を見る」は「何もしない」と同じこと


2歳代で気づけるかどうか


「育てにくさ」は子どもからの「助けてほしい」のサイン


幼稚園・保育園は選べるなら選ぶ


無理して公園デビューはしなくてOK


好きでパニックになる子どもはいない


癇癪対応には「折れない」が必要


こだわりは不安の裏返し パニック・癇癪・こだわり
感覚の問題、変化が苦手という特性「同一性保持」

- いつもと同じという安心





2.学校・幼稚園・保育園との関わり

子どもの「説明書」を作る
内容:・行動の特徴(問題行動だけに限らず)

     ・その原因(推測も含む)

・対処法(現在行っているもの)
→ 年に一度バージョンアップ


先生に最初にお願いする3つのこと
①「本人に診断名を伝えないようにしていただけますか」 
子ども自身のことは本人が一番先に知る権限がある

  ②「診断名は○○だけど、そのすべての特徴があてはまるわけではない」
   「逆に本には書かれていない特性もある」

  ③「どんな小さなことでもいいですから教えてください。それをきっかけに成長で
    きますので」

 
先生にどこまでお願いするべきなのか
「先生が楽になるために」お知らせするというスタンスで情報提供

間違っても支援を学校に丸投げしないように

 
委員・役人断るべからず
子どもの様子を探る+恩返し

 

「今日の困った」を必ず教えてもらう
・叱られた  
  ・友だちと仲良くできなかった  
  ・授業で分からなかった
  ・時間内に終われなかった

 
「しのぐ」スキルを身に付ける 
あの手この手で底上げを!


これならできるを知っておく
ネット「特別支援」「学習支援」で

 
予習ができる情報を貰う
発達障害の子には復習よりも予習が効果的


「みんなと同じにできる」がゴールじゃない
漢字10個 → 5個  

   大きな音 → イヤーマフ、耳栓  

   鍵盤 → 一本指で

   →→→ 先生にお願い

 
先生からの情報は事実として受けとめる

 
通常学級にいることが正解なのか
  アドバイスは大切に → 見学に

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