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東井義雄さんの言葉 ⑮「東井義雄著作集 3」子供を伸ばす生活綴り方ほか(前半) [読書記録 教育]

今回は 4月9日に続いて
「東井義雄さんの言葉」15回目の紹介です

東井義雄さんは 教育者としても宗教者としても知られます
新卒のころ S先輩に
「東井義雄さんの『村を育てる学力』を読みなさい」
と勧められてから二十数年 
たくさんの本を読んできましたが 教えられることがいっぱいです


今回紹介分から強く印象に残る言葉は
・「『教科の論理』と『生活の論理』」
・「一つ大事なところが欠けると,欠けないところも働きをしなくなる」
・「まかせてみることの大切さ」
-任せる方に忍耐が必要となりますが
・「一人の中にみんなが生きてくるような一人ひとりの確立」


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☆東井義雄さんの言葉 ⑮ 「東井義雄著作集 3」子供を伸ばす生活綴り方ほか(前半)

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□「東井義雄著作集 3」子供を伸ばす生活綴り方ほか

◇綴り方と教科と子供
困った綴り方教師


 はじめに子供ありき


 教科の力とつづる力 M君が育てた「はてな」の力


「綴り方」と「作文」 
  ~ 「方」と言う字の魅力
感じ方・思い方・考え方 学力は「方」


「教科の論理」と「生活の論理」と綴り方


 小川哲の理科 借り物の知識より自分の感じ方を
新しい芽生えを学級全部に分かち合わせる


 桑原たちの算数 
  二年生の場合
 「数」にこだわる - いろいろな数
調べる算数 数理・算法探究の算数


高学年教室の実践
国語教室の場合 文語の感想よりも読んでは書き,書いては考える
「生活の論理」と「教科の論理」か聞く

 

◇生活綴り方的教育方法の適用
 教育実践における生活綴り方の精神
   一つ大事なところが欠けると,欠けないところも働きをしなくなる
  「欠け茶碗」の話 - 欠けているもの「土性骨」
  力の育つ筋道と生活綴り方的教育方法
「土性骨」~主体性の欠如の問題
欠けているところを接着して安心しているだけではダメ


 生活綴り方的教育方法の実践
  まかせてみることの大切さ
  家計簿を付けさせることで倹約の精神
自分のものにする

子供一人ひとりを学級の主人の立場,主人の立場に立たせる「学級づ    
    くり」「学校づくり」の考え方

「書く仕事」
みんなの中での分け合い・磨き合い
一人の中にみんなが生きてくるような一人ひとりの確立


「生活綴り方の性格と本質」について
「真情」ということへの疑問
真情を支えるもの
戦前の綴り方 - 暗さ -「訴苦」的立場
戦後 - 明るさ-小西健二郎,戸田唯巳
実験観察主義の綴り方 → 郷土を調べる綴り方


 生活綴り方と道徳教育
信用できない 徳目教説からスタートする道徳

根無し草の観念など吹っ飛んでしまう
教説によって築かれた「観念」の実践的無力さ

生活綴り方は鉛筆以前を耕すことから


 教科と作文
教科指導のあり方 佐古田好一「母親教室二十一夜」
   | 教室におけるキカンジュウ方式の無力
生活を高めなければ作文は伸びない
作文処理における標語の問題
標語は単なる批評であってはならない
原田真市「中学生の教室」
標語は単なるお上手や挨拶であってはならない
書きたい意欲を育てる標語
佐古田好一  実践-子供のよそ見-母親と姑とのケンカ
松原春海 「つづり方兄弟」
言外にある言葉まで読みとる
表現に対する標語と生活に対する標語
標語における肯定と否定
標語によって教師への信頼と尊敬の度が倍加する標語
  厳しいものも…


 作文指導における主題と構想との関係
主題と構想 - そのもう一つ前のもの
小西健二郎

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