松浦元男「父と息子の永い付き合い」鳥影社 1998年 ① [読書記録 教育]
今回は 松浦元男さんの
「父と息子の永い付き合い」の紹介1回目です
松浦元男さん 豊橋市の樹研工業の社長で知られます
樹研工業は ・先着順採用 ・定年なし…等で知られる
坂本光司さんの『日本でいちばん大切にしたい会社』でも紹介された会社
松浦さんは以前「カンブリア宮殿」にも出演されていました
出版社の案内には
- 場を選び時を読み、息子に語る度を計る。時には非情の大愛に立ち厳しく接し、
時には最愛の息子をしっかり抱きしめる。父親の切ないまでの息子への愛情が伝
わってくる一冊。
と記されています
父親と子どもとの付き合い方について 分かりやすく教えてくれる本です
今回紹介分から 特に印象に残った言葉は…
・「テストという作業で判断される結果は、その子のもつ人格の中ではほんの数%の
こと」
- 学校の成績なんて その子のもっている力の氷山の一角しか表していません
気にしすぎることはないのではないかと思います
「通知票なんて気にするな」
と言ってくれるおじさんが わたしが子どもの頃はまだいました
・「問題の本質 …子どもが大人を信頼していないから」
- 社会人となった娘を見て 反省します
・「若いお父さん、よい子に育てろよ。それにはなあ、お父さんとお母さんが仲良く
することが一番大切なんだ。…分かっているとは思うけど。」
- 子どもに安心を与えること 大切ですね
・「父親が教えるべきこと ~ 『自分の命は自分で守る』」
※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
ものづくりの街 浜松
行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
開館は金土日曜日と祝日です
詳しいことはホームページをご覧になってください
ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
※ザザシティ浜松1階で明日まで特別展(無料)が開かれています
☆「父と息子の永い付き合い」松浦元男 鳥影社 1998年 ①
◇まえがき 「若いお父さんへ」
子どもたちは真実が些かも感じられない価値観、倫理観などに抗議している
問題の本質 …子どもが大人を信頼していないから
夫婦の真実と家族の愛と信頼
愛しているからこそ乳離れ親離れを促し、自分たちも子離れする
親離れできる子、独り立ちできる子、何にも勝る宝
◇巣立ちゆく息子 裸の付き合い
(風呂屋で刺青の男性に声を掛けた息子さん)
「いよいよあいつも独り立ちだなあ…25年間楽しい親子関係だったなあ。」
「おじいちゃん、汚れているのとれないよ。」
「…」
「どうしてこんなに汚したの」 タオルでごしごし
「坊主、お前はよい子だなあ。おじいさんのように体を汚すなよ。」
「うん、僕汚さないよ。こんなに汚すと、メッって叱られるよ」
「そうか、そうか。ぼうず、もういいよ。ああ、ありがとう」
↓
「若いお父さん、よい子に育てろよ。それにはなあ、お父さんとお母さんが仲良く
することが一番大切なんだ。…分かっているとは思うけど。」
反抗期 ←→ 自己防衛、自己主張、己の世界観
「夫婦で話し合い、教えるときには2人そろって叱ろうと言うことになった。一方
が叱れば、もう一方へ。なぜそうか解説を付け、本人が納得したところで、わび
を入れさせる。」
◇葦毛湿原
山登りの間違い タナゴ取り
◇水泳
父親が教えるべきこと
~ 「自分の命は自分で守る」 水難と交通事故
◇手は洗わない
過度の清潔感-用便の時だけで十分
極端な潔癖性は百害あって一利なし
真心込めて作られたものを感謝の心と共に美味しくいただくことは笑顔で出会
う楽しい出会いと同じくよい出会いの始まり
清潔も行きすぎると過度の潔癖性になる
◇ムカデ凧
浜松で5月3日の初凧
ムカデ凧作りの論戦-息子の正しさ
◇誕生日プレゼント
豊橋市-息子:吉田小学校 1学年二クラス80人
友達からの誕生日プレゼント-野菜の種
◇父、そして祖父、そして孫
「人間は一生勉強」毎日を前向きに
◇電車は立ったままで
多米町に住んでいる → 高知県へ転勤 → 豊橋
◇ポチ・メリー・ロクベエ
犬 ロクベエ(柴犬)・五郎(雑種)・メリー(雑種)・ポチ(雑種)
◇コレクション
「テストという作業で判断される結果は、その子のもつ人格の中ではほんの数%の
こと」
~ 成績も大事かもしれないけれど、優しい心とか美しいものに感動する心とか、
いろいろな物から大事なことを学び取る柔軟な姿勢とか旺盛な好奇心などと大切
なことはたくさんある。
詰め込まれる知識より自分で体験を通して学んだ真実の方が遙かに素晴らしい。
手間と時間と根気のいる勉強であり教育である。
学校での勉強にいわれのないケチを付けようと言うのではない。学校以外でも
も大切なことはたくさん覚えることができる。
ただ学校の成績だけに価値観をもち、これに一喜一憂していては、親が自分の
子どもがもつ限りない可能性、豊かな本質を見失ってしまう。
「父と息子の永い付き合い」の紹介1回目です
松浦元男さん 豊橋市の樹研工業の社長で知られます
樹研工業は ・先着順採用 ・定年なし…等で知られる
坂本光司さんの『日本でいちばん大切にしたい会社』でも紹介された会社
松浦さんは以前「カンブリア宮殿」にも出演されていました
出版社の案内には
- 場を選び時を読み、息子に語る度を計る。時には非情の大愛に立ち厳しく接し、
時には最愛の息子をしっかり抱きしめる。父親の切ないまでの息子への愛情が伝
わってくる一冊。
と記されています
父親と子どもとの付き合い方について 分かりやすく教えてくれる本です
今回紹介分から 特に印象に残った言葉は…
・「テストという作業で判断される結果は、その子のもつ人格の中ではほんの数%の
こと」
- 学校の成績なんて その子のもっている力の氷山の一角しか表していません
気にしすぎることはないのではないかと思います
「通知票なんて気にするな」
と言ってくれるおじさんが わたしが子どもの頃はまだいました
・「問題の本質 …子どもが大人を信頼していないから」
- 社会人となった娘を見て 反省します
・「若いお父さん、よい子に育てろよ。それにはなあ、お父さんとお母さんが仲良く
することが一番大切なんだ。…分かっているとは思うけど。」
- 子どもに安心を与えること 大切ですね
・「父親が教えるべきこと ~ 『自分の命は自分で守る』」
※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
ものづくりの街 浜松
行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
開館は金土日曜日と祝日です
詳しいことはホームページをご覧になってください
ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
※ザザシティ浜松1階で明日まで特別展(無料)が開かれています
☆「父と息子の永い付き合い」松浦元男 鳥影社 1998年 ①
◇まえがき 「若いお父さんへ」
子どもたちは真実が些かも感じられない価値観、倫理観などに抗議している
問題の本質 …子どもが大人を信頼していないから
夫婦の真実と家族の愛と信頼
愛しているからこそ乳離れ親離れを促し、自分たちも子離れする
親離れできる子、独り立ちできる子、何にも勝る宝
◇巣立ちゆく息子 裸の付き合い
(風呂屋で刺青の男性に声を掛けた息子さん)
「いよいよあいつも独り立ちだなあ…25年間楽しい親子関係だったなあ。」
「おじいちゃん、汚れているのとれないよ。」
「…」
「どうしてこんなに汚したの」 タオルでごしごし
「坊主、お前はよい子だなあ。おじいさんのように体を汚すなよ。」
「うん、僕汚さないよ。こんなに汚すと、メッって叱られるよ」
「そうか、そうか。ぼうず、もういいよ。ああ、ありがとう」
↓
「若いお父さん、よい子に育てろよ。それにはなあ、お父さんとお母さんが仲良く
することが一番大切なんだ。…分かっているとは思うけど。」
反抗期 ←→ 自己防衛、自己主張、己の世界観
「夫婦で話し合い、教えるときには2人そろって叱ろうと言うことになった。一方
が叱れば、もう一方へ。なぜそうか解説を付け、本人が納得したところで、わび
を入れさせる。」
◇葦毛湿原
山登りの間違い タナゴ取り
◇水泳
父親が教えるべきこと
~ 「自分の命は自分で守る」 水難と交通事故
◇手は洗わない
過度の清潔感-用便の時だけで十分
極端な潔癖性は百害あって一利なし
真心込めて作られたものを感謝の心と共に美味しくいただくことは笑顔で出会
う楽しい出会いと同じくよい出会いの始まり
清潔も行きすぎると過度の潔癖性になる
◇ムカデ凧
浜松で5月3日の初凧
ムカデ凧作りの論戦-息子の正しさ
◇誕生日プレゼント
豊橋市-息子:吉田小学校 1学年二クラス80人
友達からの誕生日プレゼント-野菜の種
◇父、そして祖父、そして孫
「人間は一生勉強」毎日を前向きに
◇電車は立ったままで
多米町に住んでいる → 高知県へ転勤 → 豊橋
◇ポチ・メリー・ロクベエ
犬 ロクベエ(柴犬)・五郎(雑種)・メリー(雑種)・ポチ(雑種)
◇コレクション
「テストという作業で判断される結果は、その子のもつ人格の中ではほんの数%の
こと」
~ 成績も大事かもしれないけれど、優しい心とか美しいものに感動する心とか、
いろいろな物から大事なことを学び取る柔軟な姿勢とか旺盛な好奇心などと大切
なことはたくさんある。
詰め込まれる知識より自分で体験を通して学んだ真実の方が遙かに素晴らしい。
手間と時間と根気のいる勉強であり教育である。
学校での勉強にいわれのないケチを付けようと言うのではない。学校以外でも
も大切なことはたくさん覚えることができる。
ただ学校の成績だけに価値観をもち、これに一喜一憂していては、親が自分の
子どもがもつ限りない可能性、豊かな本質を見失ってしまう。
何だか胸にじんと来る素敵な内容(巣立ちゆく息子・・・)
知人に病的と思うほど潔癖性の人が・・・
自宅ででも手を洗い通し・・・(なぜわが家がそんなに汚いの?)
と注意をしたことが・・・彼女は超・虚弱な体になっています。
by 侘び助 (2014-03-22 07:47)
侘び助 さん ありがとうございます
松浦さんが しゃきっとしなさいと わたしに教えてくれているようです
骨があり 優しさに裏打ちされた厳しさ そうありたいと思います
あまりに清潔な生活 後で苦しむようではつらいですね
by ハマコウ (2014-03-22 08:45)
私は父と娘、ちょっと違いますが、読んでみたい本です。
by PENGUIN (2014-03-22 12:12)
PENGUIN さん ありがとうございます
父親としてのあり方 いろいろな父親がいていいのですが 参考になりました
by ハマコウ (2014-03-22 18:28)