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「君よ朝の来ない夜はない-吉川英治と現代」扇谷正造 「君よ朝の来ない夜はない」④講談社より(最終) 1984年 [読書記録 一般]

扇谷正造さん「君代朝の来ない夜はない」の4回目
「吉川英治と現代」を紹介します

扇谷正造さんをご存じでない方が多くなったこのごろ
ブログ記事を読んでくれる人は少ないだろと思っていたのですが
思っていたより多くの方が訪れてくれました

「顔施」
このブログの中でも
東井義雄さん、ひろさちやさんなどの本でよく見る言葉です

ロバート・アンダーソン教授の
「どんなに優れた大学でも、そこで習得される知識は、その後
 の人生に於いて学ぶことに比べたら1割にしか過ぎない」
には 思わず納得してしまいました

「マ」の取り方
これからのわたしの課題とします

今回が最後の報告ですが
ぜひ またゆっくり読みたい本です


昨日 学年の畑で タマネギの苗を植えるために
再度の耕耘と畝づくりをしました
学年の仲間と共に 一時間の作業
思うようにはいきませんが
共に作業をすることが 
子どもたちによい影響を与える気がします

さて 京都旅行
「マンガミュージアム」を初めて訪れました
思っていたより明るい雰囲気で
たまたま講演会のため訪れていた藤子不二雄さんにを拝見しました
取り巻きの人が多く驚きました
一時間ほどしか見学できなかったのですが
もっともっとゆっくりできるところでした










☆「君よ朝の来ない夜はない-吉川英治と現代」扇谷正造 「君よ朝の来ない夜はない」④講談社より(最終) 1984年

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◇「君代朝の来ない夜はない-吉川英治と現代」

○三本の柱 吉川英治 昭和37.9,7没 『宮本武蔵』
吉川作品3本の柱
① 骨肉愛=愛 
       ② もののあわれ(無常観)=愁 
       ③ 求道=誠


○顔施 「顔を直す」人生の達人
『雑宝蔵教』仏教の本に「無財の七施」
どんな貧乏人でも重病人でも心がけにより7つの施しができる


○祝い句2つ 
 吉川英治 ①「菊作り菊見るときはかげの人」
②「菊根分け後は自分の土で咲け」

○夫婦タコとタコのしっぽ論
タコとしっぽのバランス(マーシャル元帥)
- 男の顔には3度風が吹きかける
40初惑 40初惑 40にして初めて惑う

吉川英治 50=立志 60=精勤 70=成就 80=熄む

「昔8年今40年」
末っ子の子育てが終わってから昔は8年、今40年

昔の女性 ①家-②旧道徳-③夫 の三重苦

  日本の女性「大和撫子」 なでしこ(古語)=常夏
花の盛りが長い

日本の女性は若く見える
戸板康二 「四十にしてマド・モアゼル」

ハーバード大学 ロバート・アンダーソン教授
 「どんなに優れた大学でも、そこで習得される知識は、その後
  の人生に於いて学ぶことに比べたら1割にしか過ぎない」


○生涯学習の決め手=聞き上手

聞く 50% → 聞き上手 ①目を見て聞く

話す 30% ②話の腰を折らない

読む 15% ③上手な相槌を打つ

書く  5%


○「マ」ということ
マクラの「マ」が生命

 大宅壮一 「学者の話は乾物だ。かんでいる内にかんでいるうち
       に味が出る。ジャーナリストのそれは刺身だ」

講演は「立ち上がりの三分間」徳川夢声

マの芸術 「夢声老の話術はマの芸術である」(安藤鶴夫氏)

スピーチは素話がいい
「人生でのマの取り方の上手な人が『人生の達人』」

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