『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑰ [読書記録 郷土]
今回は、6月30日に続いて、静岡県女子師範学校郷土研究会編による
『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)17回目の紹介です。
静岡県にある羽衣出版による、すばらしい本です。
今回も、「地蔵,道祖神」にまつわる伝説の紹介です。
採取者の女子師範学生の努力に感謝します。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑰
7 地蔵,道祖神の話 続き
(3) おこり地蔵(浜名郡伊佐見村・現浜松市)
古人見区の十三塚の近くに、おこり地蔵がある。
この地蔵にさわるとぎゃく(熱病)を病む。
また、ぎゃくを病んでいる人は、この地蔵を縄で縛るとぎゃくが落ちる。
そうして後で縄を解き茄子を供えて祭る。
この地の人は、盆の14日に精霊詣といって、朝早くこの地蔵に詣でるという。
(野島のぶ、野田はつえ)
(4)田植え地蔵 (引佐郡三ケ日町)
三ケ日の金剛寺前に薬師井戸というのがあって、その西方に施餓鬼田という寺の田があ
る。
ある年、大変な日照りが続いて、田植えが非常に遅れてしまったので、寺百姓は非常に
あせっていた。
だが、やがて雨が大降りに降ったので、さっそく田植えをしようと田に行って見ると、
見事に一夜のうちに田植えが出来ていた。
びっくりして、いくら調べても植えた人がないので不思議に思っていた。
だが、その年の開帳の時に本尊の地蔵様を見ると足に泥がついていたので、人々はお地
蔵様がお田植えをしてくれたと言って、いよいよ信仰するようになったという。
(山本ふみ)
『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)17回目の紹介です。
静岡県にある羽衣出版による、すばらしい本です。
今回も、「地蔵,道祖神」にまつわる伝説の紹介です。
採取者の女子師範学生の努力に感謝します。
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☆『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑰
7 地蔵,道祖神の話 続き
(3) おこり地蔵(浜名郡伊佐見村・現浜松市)
古人見区の十三塚の近くに、おこり地蔵がある。
この地蔵にさわるとぎゃく(熱病)を病む。
また、ぎゃくを病んでいる人は、この地蔵を縄で縛るとぎゃくが落ちる。
そうして後で縄を解き茄子を供えて祭る。
この地の人は、盆の14日に精霊詣といって、朝早くこの地蔵に詣でるという。
(野島のぶ、野田はつえ)
(4)田植え地蔵 (引佐郡三ケ日町)
三ケ日の金剛寺前に薬師井戸というのがあって、その西方に施餓鬼田という寺の田があ
る。
ある年、大変な日照りが続いて、田植えが非常に遅れてしまったので、寺百姓は非常に
あせっていた。
だが、やがて雨が大降りに降ったので、さっそく田植えをしようと田に行って見ると、
見事に一夜のうちに田植えが出来ていた。
びっくりして、いくら調べても植えた人がないので不思議に思っていた。
だが、その年の開帳の時に本尊の地蔵様を見ると足に泥がついていたので、人々はお地
蔵様がお田植えをしてくれたと言って、いよいよ信仰するようになったという。
(山本ふみ)
おはようございます。
2018年7月15日でブログ更新終了させていただきます。
永い間ありがとうございました。
by YUTAじい (2018-07-15 05:26)
YUTAじいさん おはようございます。
丁寧な制作の様子を 長い間楽しませていただき、ありがとうございました。
by ハマコウ (2018-07-15 08:15)
この様な昔話や逸話は大好きです。
田舎者の爺は不思議なことに何度も出会ってるんです。
by 旅爺さん (2018-07-15 09:35)
子供の頃 昔話と言っても地元四国の狸合戦の話で、金長狸合戦しか
覚えてませんが、内容があやふやで?????
語る方もいい内容が加減だったかも。
by クッキー (2018-07-16 10:35)
旅爺さんさん ありがとうございます。
少し上の世代の方々から、不思議な体験談を聞くのですが、わたしは出会いがありません。
by ハマコウ (2018-07-16 21:52)
クッキーさん ありがとうございます。
映画「平成狸合戦ぽんぽこ」を思い出してしまいました。
by ハマコウ (2018-07-16 21:55)