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「発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編」上野一彦・月森久江 ナツメ社 2010年 ② /「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑥ 【再掲載 2015.8】 [読書記録 教育]

今回は、1月3日に続いて、上野一彦さん、月森久江さんの
「発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編」の紹介 2回目です。



出版社の紹介には


「本書は、発達障害のある子どもたちへの適切な支援法や対処法につい
 て、小学校で日常的に起こりうる様々な具体例を取り上げながら、豊
 富なイラストとともに解説しました。学校と家庭が、連携しながらサ
 ポートするためのヒントも紹介しています。」

 
とあります。


原因、対策、改善策等、実践に役立つ情報を教えてくれます。


もう一つ、再掲載になりますが、半藤一利さんの
「昭和史をどう生きたか」⑥を載せます。



☆「発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編」上野一彦・月森久江 ナツメ社 2010年 ②

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◇学習面のサポート ①

□授業に集中できない
原因 
    ① 先生の話が理解できない 
    ② 課題が難しすぎる 
    ③ 気が散りやすい
④ 近くに落ち着かない子がいる
  指導や課題の出し方に工夫を
叱ることは逆効果
    × お説教しない
    × 頭ごなしにしかりつけない
    × ペナルティを与えない 
  改善策 
    ① 集中しやすい環境作り
        掲示物を減らす 
        カーテン 
        前の真ん中
② 授業にメリハリ
        グループで話し合い 
        前に出て発表
  別メニューを小分けに


□教室を飛び出してしまう
原因  
     ・やるべき事が分からない 
     ・独特の行動性 
     ・他に気を取られる
対処  
    ① 出ることを許す  
        許可を求める、行き先、戻る時間
② 待ち合わせ場所を決める
注意点 
     × 力づく 
     × 黙認しない 
     × クラスを放って追いかけない
改善策
    ① 外からの刺激が届かない関に
 ② 教室にいられる方策を
    ③ 手持ちぶさたにしない


□質問にうまく答えられない
原因  
     ・考えられない 
     ・過度の緊張 
     ・言葉の表現が苦手
対処  
    ① 短い質問
② 選択肢から答えを選択させる
③ 教師が代弁する
×叱ったり責めたりしない
改善策 
    ① 少人数の前で発表する
② スピーチの練習
いつ だれが どこで なにを どうした
③ 言葉遊びゲーム


□文字を読むことが苦手
原因
     脳の情報処理の不具合
対処  
    ① 読んでいるところを分かりやすくする
        ・マーカーで1行ごとに色つけ
        ・行間に線 
② 単語や文のまとまりを分かりやすくする
文末・マチ外探しにマーカー
※ 短い部分を読ませて自信を付けさせる
改善策 
    ○ 言葉探しゲーム(低)
○ 神経衰弱ゲーム  
        平仮名と漢字

  
□字がうまく書けない
原因  
     ・脳の情報処理の不具合
対処 
     ・いろいろな練習用シートを準備する 
              ↓
     ・興味を持たせる努力   
改善策
    ○ 漢字の間違い探しクイズ 
       ・形の間違い
       ・使い方の間違い
    ○ ひらがなパズル     
       パーツ分析
        → 組み合わせ
        → 筆順       






☆「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑥ 【再掲載 2015.8】

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◇天皇と決断  加藤陽子(S35埼玉県生 東大教授)
□昭和天皇二つの立場
S16.10.13 
   1 対米戦を決意する場合には独が離脱しないように注意
2 いざというときのためにローマ法王庁に斡旋を求めるように
    関係づけを1234
 「天皇陛下」としての天皇  と  「大元帥陛下」としての天皇
 孤独を感じていた天皇
  もし開戦に反対しようものなら、天皇の周囲の者は殺され自身
   の生命も保障されないと思っていた

□第二次世界大戦に参戦しない可能性もあった
アメリカ海軍そのものは日本と戦争したくて仕方がなかった

□天皇と和平への道
S20.6.8 御前会議「最後の一兵まで徹底抗戦」
- ところが昭和天皇はその決定に不満
6.15   初めて休む
  6.14  貞明皇太后
        「こんな日本にして何を言うか」
        「わたしはここで死ぬ」  
  6.16  木戸幸一内大臣に 
「このまま続けていたのでは民族は滅びてしまうから、和平
      も考えなくてはならないのではないか」
鈴木貫太郎内閣
    「実はソ連に和平を頼もうという構想…」
ルーズベルトの「無条件降伏」
民草を信用しない国
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