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「死んだらどうなる」玄有宗久 筑摩書房 ① 2005年 [読書記録 宗教]

今回は 玄侑宗久さんの「死んだらどうなるか」を紹介1回目(1/2)です

福島県にお住まいの 
臨済宗のお寺の住職であり 芥川賞受賞作家でもあります

生き方 宗教について考えさせられる小説・エッセイを多数出されています
近頃は 福島県在住であり 大地震 原発災害について
テレビ・ラジオ、新聞・雑誌等のメディアで多く発言されています 

歳を重ねるにつれ 世話になった方の訃報に多く接するようになりました
次第に「死とは何か」「死んだらどうなるのか」考えるようにもなりました

この本は「死とは何か」「死んだらどうなるのか」考えさせてくれる本でした 


浜松ジオラマファクトリー
本日(3月29日)午後6時半ごろから NHK静岡で生中継されるとのこと
楽しみにしています

※玄侑宗久公式HP
 http://genyu-sokyu.com/


※浜松ジオラマファクトリー公式HP
 http://hamamatsu-diorama.com/








☆「死んだらどうなる」玄有宗久 筑摩書房 ① 2005年

1.jpg

◇はじめに

○お釈迦様の出家
「四門出遊」お城の東南西の門の外に

↓   老人,病人,死者の葬列

北門 沙門(出家者)の堂々たる姿


◇死とは何か
○死3つの証拠  ①心拍停止 ②呼吸停止 ③瞳孔の拡大

○死はすべてを手放すこと
脳の変化と人生のピーク


◇あの世という所
○様々なあの世  日本人~山中,海上,月

○お盆とお月様  かぐや姫からアポロへ  他界としての山

○荒霊→和霊→祖霊神 海の彼方に送る

○日本的あの世 「あの世」の入り口

○暗在系とお悟り 
 物理学想定 あの世 「暗在系」デヴィッド・ボーム

素粒子の霧のよう~純粋エネルギー 

悟り「自己の錯覚からほどけ,自他の区別のなくなった状態」
      ほどけた状態 = ほとけ 

○形からエネルギーへ 
「空」=「実相」=「物事の本当の姿」=暗在系の全体運動
世界は絶え間なく流動している


感知できるものが「色」

・「色即是空」般若心経~「質量もエネルギーである」アインシュタイン
  我々には「よすが」としての「色」しか感じられないが,間違いない
 のはすべてはエネルギーだということ。

・21g 死ぬ瞬間に減った体重そのもの(米病院)



 我々がこの体という形ある「よすが」を離れ,エネルギーという「実相」
に戻ることが死なのかも知れない

○本当の姿の不思議
光~波動である粒子である よく分からないが存在する

○瞑想と「あの世」「死んだらどうなる?」
 空が色で表現できるはずがない

 瞑想 「帰命」 きみょう=南無の翻訳語

「暗在系」という「あの世」を感じ取ることが,もしかしたらお悟り?

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太郎さん



好きなモノ

趣味は?
読書 歴史しらべ 遺跡見学 博物館見学

 お幾つか 存じ上げませんが、、、
 子供の視点が 全くに見受けられません!

 本 読んでの賜わる年代ですか!
  
 



by 太郎さん (2012-03-29 08:30) 

ハマコウ

太郎さん さん コメントをありがとうございます

子どもの視点…
ご指摘の通り感じられると思います

情報提供に と考えております
by ハマコウ (2012-03-29 08:43) 

楽しく生きよう

死ぬというのは、眠りと同じで何も感じないのかなと思っています。
ただ何も感じなくなるまでの課程が痛かったり、気持ち悪かったりするのか。
楽に行きたいです。
by 楽しく生きよう (2012-03-29 20:17) 

ハマコウ

楽しく生きよう さん  いつもありがとうございます

よく分からないからいいのかもしれないなとも思っています
by ハマコウ (2012-03-29 23:56) 

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