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「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ⑥(最終) [読書記録 教育]

今回は、11月 9 日に続いて、平井雷太さんの
「セルフラーニング どの子にも学力がつく」6回目の紹介 最終です。


自学自習の姿勢を子供達に身に付けさせることが何より大切だとわたしも考えます。


出版社の案内には、

「著者はプリント教材によって、子どもがすすんで学び、学力がつくユニークな『セルフ
 ラーニング』(らくだ学習法)の教室を主宰しています。現在までに学んだ生徒数はお
 よそ3000人、全国で50近い教室ができています。そのノウハウを説いた小社『セルフ
 ラーニング』は初版から15年ロングセラーとなってきましたが、このたび待望の新版
 が完成しました。子どもの自発性や学力低下論争、教育改革への提言を盛り込み、装丁
 を一新。気鋭の社会学者宮台真司氏の強力な推薦をいただきました。著者による『らく
 だ学習法』(実業之日本社・筑紫哲也氏推薦)と合わせて、ぜひお願いいたします。」

とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「『押しつけない・強制しない・命令しない』子育て」


・「× 子どもを力づくで方向付ける
  ○ 常に子どもの状態を眺める 」


・「塾に来る親へのお願い
  ① らくだのプリントやった?との声かけを一切しないこと
  ② らくだに行く時間でしょ?との声掛けをしないこと」






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☆「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ⑥(最終)

1.jpg

◇セルフラーニング・子育ての実践

1 「押しつけない・強制しない・命令しない」子育て
    
□子どもの後から付いていったおかげで登れました
    


□どんなに良くない状況が起きても,これは次へ進むためのステップです
   × 子どもを力づくで方向付ける
 
   ○ 常に子どもの状態を眺める    



□一見どんなにマイナス状況に見えるとしても見方一つで生きてくる






2 教材がなくても「らくだ式」はできる
    
 「こぐまのくまくん」で早起きに


 ◎ 三重県 児童書専門店「メリーゴーランド」店長 増田喜昭氏


「こぐまのくまくん」福音館
はじめてのことができるためには「できない」と思わないこと

    仕事として担っていることの意味

    できないことができるようになるのはある日突然です






3 自己決定力が育つための適切な援助とは?
    
「子どもが自分で決める」ために大人ができること
   共通情報を巡って話合いが成立する

   一方的な大人の判断だけは× 


□塾に来る親へのお願い
  ① らくだのプリントやった?との声かけを一切しないこと
  
  ② らくだに行く時間でしょ?との声掛けをしないこと

  ※ 自分で採点し,自分で宿題の枚数を決め,自分で教材を決める







◇あとがき 

 らくだ式とは「自分のことを自分で決めることができる」ネットワーク的関係の中で成
立する学習法







◇らくだ式算数教材

 1 はじめて足し算を学ぶ  数唱から+1へ 次の数


 2 足し算のグレードアップ +2から足し算の完全マスター

    「足し算(1)」(小1-1) +1ばかりの問題が50題 

    「足し算(2)」(小1-2) +1ばかりの問題ばかり70題 80+1まで

    「足し算(3)」(小1-3) 84題(110+1)まで 目安時間3分

    「足し算(4)」(小1-4) +2の問題が始まる

     足し算(1)から(10)


 3 暗記のいらないかけ算九九  総ルビ
    九九暗唱1~5


 4 かけ算のグレードアップ  3桁
3桁×1桁


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