キーワード 読書について⑱-『自分の著作について語る21人の大家 下』明治書院 1997年 より(3)最終 ほか /「されど彼らが人生 新忘れられた日本人Ⅲ」佐野眞一 毎日新聞社 ②(後半)【再掲載 2012.2】 [読書記録 教育]
今回は、3月11日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 18回目です。
明治書院教科書編集部による
『自分の著作について語る21人の大家』3回目の紹介とほかの記録です。
出版社の案内には
「作品評価・文芸評論にとどまらず、作者の生い立ち、作品を支える社会背景からその時代の文化論までを展開する対談集。下巻は、評論、随想作品11編を収録。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「西洋の美学と神のない美学」
・「いかに感嘆しても感嘆しきれないものは
『夜ごとの星の輝きと人間の内なる道徳律』カント」
・「人間が他の動物と違うところは,誘惑や欲望と闘って,自分に打ちかつこ
とができるという点。」
・「夜毎空には神秘な星の光が輝き,地上には正しく生きることを考え,悩み
ながら人間が生きている」
もう一つ、再掲載になりますが、佐野眞一さんの
「されど彼らが人生 新忘れられた日本人Ⅲ」②を載せます。
宮本常一さんの「忘れられた日本人」にならったものですが、
大変興味深く読むことができました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑱-『自分の著作について語る21人の大家 下』明治書院 1997年 より(3)最終 ほか
◇劇的なる日本人 山崎正和(『自分の著作について語る21人の大家 下』より)
西洋の美学と神のない美学
「劇的」
「自他」意識について
◎ 芸術は肉体的な営み ???
◇天上の星の輝き 井上靖 (昭和58年2月17日 - 『自分の著作について語る21人の大家 下』より)
対岸の見えない黄河
歴史と自然と人間
論語と克己復礼 → 仁
「夜ごとの星の輝きと人間の内なる道徳律」カント
|
◎ いかに感嘆しても感嘆しきれないもの
克己
= 自分にかつこと
◎ 人間が他の動物と違うところは,誘惑や欲望と闘って,自分に打ち
かつことができるという点。
|
◎ 人生は所詮克己の一語に過ぎず
※ 夜毎空には神秘な星の光が輝き,地上には正しく生きることを考え,
悩みながら人間が生きている!!!
◇読書バトン 野口芳宏
読書バトン
① 子供たちに読みたい本を買ってこさせる
② 表紙に名前を書かせる
③ 三日間その本を読む
④ 三日後,その本を次の人に(名簿順に回す)
⑤ ※③④の繰り返し
☆「されど彼らが人生 新忘れられた日本人Ⅲ」佐野眞一 毎日新聞社 ②(後半)【再掲載 2012.2】
[出版社の案内]
相候補ナンバーワンだった藤波孝生の悲劇、沖縄にホームレスハウスを作った
元ヤクザ…。有名無名、善悪を問わず、不可思議な人生にライトを照らす佐野
眞一版50の“人生劇場”。
◇モズク養殖を営む元超武闘派ヤクザ
新屋秀雄(しんやひでお)
勝連半島ホワイトビーチ近くでモズクの養殖
暴力団
沖縄○○会と三代目○○会 (もとは同一)
1990年分裂時に足を洗い今は堅気
ヤクザ → モズク養殖
真喜屋優
タダで新屋秀雄から豪邸を借りている
昭和9年(1934)本部
歯科医の長男 - 沖縄初のプロボクサー
関西チャンピオン → 帝拳ジム
↑
琉球政府より招聘状 → 沖縄でボクシングの後継育成へ
↓
◎ 沖縄全高校にボクシング部 沖縄帝拳ジム
沖縄興行協会
ボクサーから興行師
リゾート開発
昭和41年 32歳
西表島で「太陽の村」 → 失敗
◇沖縄県ロック協会事務局長 喜屋武幸雄
1970年 ゴザ暴動
祖母が米兵ジープにひき殺される
軍用施主
竹野一郎
◇細木数子
昭和58年 安岡正篤再婚事件
安岡は終戦時の玉音放送の原案起案した老陽明学者
吉田茂 佐藤栄作
昭和末期を飾った最大のトリックスター
◇変人秘書官・飯島勲
「異形の秘書官」
政治をワイドショー化
飯島勲
昭和20(1945)年10月長野県辰野町生
30年間小泉の秘書官
入れ墨大臣・小泉又次郎
小泉純也 道子 結婚相手 = 竹本公輔(飲み打つ買うの人)
隆子
信子 影の女帝 - 人嫌い
純一郎
正也
小泉元首相の義兄 - その流転の人生(竹本公輔)
政治家家業の小泉家の仕打ち
小泉家の異常なまでの血へのこだわり
小泉純一郎
昭和53(1978)年
エスエス製薬創業者の孫娘・青学大生 宮本佳代子と結婚
4年後破局 3人の男児
長男・孝太郎 次男・進次郎 三男佳長(母方へ)
竹本公輔
「小泉家は汚い一家だ。総理なんてやっていること自体おかしい。日本も
どうかしている。人の子どもをとること自体が汚い。ほかにもいっぱい
あるが、もう言いたくない。思い出すのもイヤだ。小泉家と結婚しなけ
れば、わたしの人生も変わっていたかもしれない。」
氷のような非情さ
◇藤波孝生の悲劇
リクルート事件で起訴
派閥の領袖・中曽根をかばって犠牲になったとの声も
2008年暮れ
都内ホテルで藤波を偲ぶ会
中曽根挨拶時 ハマコーが会場に乱入
「藤波を殺したのはテメーだろう」
衆議院予算委員会
中曽根 「したたかといわれて久しく栗をむく」
藤波 「控え目に生くる幸せ根深汁」
|
スケープゴート?
藤波の誠実な人柄
「くちなしやお詫び行脚の旅衣」
「峠行く吹雪けば吹雪をかきわけて」
◇電波香具師 城南電機の宮路年雄
1998年5月69歳で死去
一代のトリックスターに
◇あとがき
「サンデー毎日」 2010.6月6日号~2011.6月5日号
「魅力ある日本人はますます少なくなっている。が、決して絶滅したわけで
はない。孫(正義)のように日本人から差別されながら、日本人でもできな
い立派な活動をしている在日三世もいる。忘れられた日本人はまだまだい
るのである」
キーワード「読書について」の紹介 18回目です。
明治書院教科書編集部による
『自分の著作について語る21人の大家』3回目の紹介とほかの記録です。
出版社の案内には
「作品評価・文芸評論にとどまらず、作者の生い立ち、作品を支える社会背景からその時代の文化論までを展開する対談集。下巻は、評論、随想作品11編を収録。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「西洋の美学と神のない美学」
・「いかに感嘆しても感嘆しきれないものは
『夜ごとの星の輝きと人間の内なる道徳律』カント」
・「人間が他の動物と違うところは,誘惑や欲望と闘って,自分に打ちかつこ
とができるという点。」
・「夜毎空には神秘な星の光が輝き,地上には正しく生きることを考え,悩み
ながら人間が生きている」
もう一つ、再掲載になりますが、佐野眞一さんの
「されど彼らが人生 新忘れられた日本人Ⅲ」②を載せます。
宮本常一さんの「忘れられた日本人」にならったものですが、
大変興味深く読むことができました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑱-『自分の著作について語る21人の大家 下』明治書院 1997年 より(3)最終 ほか
◇劇的なる日本人 山崎正和(『自分の著作について語る21人の大家 下』より)
西洋の美学と神のない美学
「劇的」
「自他」意識について
◎ 芸術は肉体的な営み ???
◇天上の星の輝き 井上靖 (昭和58年2月17日 - 『自分の著作について語る21人の大家 下』より)
対岸の見えない黄河
歴史と自然と人間
論語と克己復礼 → 仁
「夜ごとの星の輝きと人間の内なる道徳律」カント
|
◎ いかに感嘆しても感嘆しきれないもの
克己
= 自分にかつこと
◎ 人間が他の動物と違うところは,誘惑や欲望と闘って,自分に打ち
かつことができるという点。
|
◎ 人生は所詮克己の一語に過ぎず
※ 夜毎空には神秘な星の光が輝き,地上には正しく生きることを考え,
悩みながら人間が生きている!!!
◇読書バトン 野口芳宏
読書バトン
① 子供たちに読みたい本を買ってこさせる
② 表紙に名前を書かせる
③ 三日間その本を読む
④ 三日後,その本を次の人に(名簿順に回す)
⑤ ※③④の繰り返し
☆「されど彼らが人生 新忘れられた日本人Ⅲ」佐野眞一 毎日新聞社 ②(後半)【再掲載 2012.2】
[出版社の案内]
相候補ナンバーワンだった藤波孝生の悲劇、沖縄にホームレスハウスを作った
元ヤクザ…。有名無名、善悪を問わず、不可思議な人生にライトを照らす佐野
眞一版50の“人生劇場”。
◇モズク養殖を営む元超武闘派ヤクザ
新屋秀雄(しんやひでお)
勝連半島ホワイトビーチ近くでモズクの養殖
暴力団
沖縄○○会と三代目○○会 (もとは同一)
1990年分裂時に足を洗い今は堅気
ヤクザ → モズク養殖
真喜屋優
タダで新屋秀雄から豪邸を借りている
昭和9年(1934)本部
歯科医の長男 - 沖縄初のプロボクサー
関西チャンピオン → 帝拳ジム
↑
琉球政府より招聘状 → 沖縄でボクシングの後継育成へ
↓
◎ 沖縄全高校にボクシング部 沖縄帝拳ジム
沖縄興行協会
ボクサーから興行師
リゾート開発
昭和41年 32歳
西表島で「太陽の村」 → 失敗
◇沖縄県ロック協会事務局長 喜屋武幸雄
1970年 ゴザ暴動
祖母が米兵ジープにひき殺される
軍用施主
竹野一郎
◇細木数子
昭和58年 安岡正篤再婚事件
安岡は終戦時の玉音放送の原案起案した老陽明学者
吉田茂 佐藤栄作
昭和末期を飾った最大のトリックスター
◇変人秘書官・飯島勲
「異形の秘書官」
政治をワイドショー化
飯島勲
昭和20(1945)年10月長野県辰野町生
30年間小泉の秘書官
入れ墨大臣・小泉又次郎
小泉純也 道子 結婚相手 = 竹本公輔(飲み打つ買うの人)
隆子
信子 影の女帝 - 人嫌い
純一郎
正也
小泉元首相の義兄 - その流転の人生(竹本公輔)
政治家家業の小泉家の仕打ち
小泉家の異常なまでの血へのこだわり
小泉純一郎
昭和53(1978)年
エスエス製薬創業者の孫娘・青学大生 宮本佳代子と結婚
4年後破局 3人の男児
長男・孝太郎 次男・進次郎 三男佳長(母方へ)
竹本公輔
「小泉家は汚い一家だ。総理なんてやっていること自体おかしい。日本も
どうかしている。人の子どもをとること自体が汚い。ほかにもいっぱい
あるが、もう言いたくない。思い出すのもイヤだ。小泉家と結婚しなけ
れば、わたしの人生も変わっていたかもしれない。」
氷のような非情さ
◇藤波孝生の悲劇
リクルート事件で起訴
派閥の領袖・中曽根をかばって犠牲になったとの声も
2008年暮れ
都内ホテルで藤波を偲ぶ会
中曽根挨拶時 ハマコーが会場に乱入
「藤波を殺したのはテメーだろう」
衆議院予算委員会
中曽根 「したたかといわれて久しく栗をむく」
藤波 「控え目に生くる幸せ根深汁」
|
スケープゴート?
藤波の誠実な人柄
「くちなしやお詫び行脚の旅衣」
「峠行く吹雪けば吹雪をかきわけて」
◇電波香具師 城南電機の宮路年雄
1998年5月69歳で死去
一代のトリックスターに
◇あとがき
「サンデー毎日」 2010.6月6日号~2011.6月5日号
「魅力ある日本人はますます少なくなっている。が、決して絶滅したわけで
はない。孫(正義)のように日本人から差別されながら、日本人でもできな
い立派な活動をしている在日三世もいる。忘れられた日本人はまだまだい
るのである」
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