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キーワード「学級経営」22 [読書記録 教育]

今回は、7月23日に続き、わたしの教育ノートから
キーワード「学級経営」22回目の紹介です。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ほめる機会を作る」


・「優れた教師は教師の気配りが行き届いている」


・「『譲歩』と『拒否』、『ほめる』と『叱る』のバランスを!」






浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
今回の演目は「青山士」他一席です。ゲストもいらっしゃいます。

青山士(あおやま あきら)さんは、静岡県磐田市生まれの土木技術者。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
不勉強なわたしは失礼ながら存じ上げませんでした。
楽しみです。

一邑さん、幼稚園から高校までずっと一緒の同級生。
魅力的な女の子でした(今も)。
この日も応援に行きます。

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  ものづくりのまちとも言われる浜松。
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☆キーワード「学級経営」22


◇「センセイ」の環境(小浜逸郎)
 
□教師に必要な資質

 ① 大きな声を出す気力


 ② 授業をきちんとこなす学力と計画性


 ③ 授業妨害の動きに対する決然とした態度


 ④ 過度の教育的情熱の抑制


 ⑤ 生徒集団の多様な動向に対する日常的観察眼
   

 ⑥ 四分の親切心と六分の突き放し感覚


 ⑦ 平均的児童に対する指導内容の適応性
 




□来るべき「センセイ」

 よく訓練された指導テクニックによって知識・情報・技能を効果的に提供する明るく精
力的なインストラクター的存在



人格的にとびきり優れている必要はないが,市民的義務と責任の意識をしっかり自覚し,
自分の専門的技能に関しては自信と誇りを持った存在








◇一日人ほめ
 
 一日一声 

 → 一日一ほめ


 本人が努力したり頑張ったりしたときには大いにほめる



 ※ ほめる機会を作る








◇教師カウンセリング5ポイント
 
 1 他児童の話題を引き合いにしない


 2 「断定的・結論的」なものの言い方はタブー
 

 3 「推量的・憶測的」な表現は避ける


 4 話を聴くための「時間の設定」を
 

 5 話し合う場がカウンセリング的な関係が成立する場面か







◇学習で
  
◇ゆるがせにしない 

 ① 丁寧にやること 


 ② 話をしっかり聞くこと

 
 ※ 優れた教師は教師の気配りが行き届いている








◇集中力
 

 子供が集中せざるを得ない授業をする

① 全員を立たせてから一つだけ指示する


  ② 時間の限定 

    → 宿題にする 次までに○○
   

  ③ 場所の限定  よいところを 集中できる授業を








◇向上し合う学級
 
 原則1 基本的な生活習慣の徹底
 

 原則2 円滑な人間関係


 原則3 自分一人で学べる能力







◇秩序の創造
 
□荒れた学級の建て直し
 
 ① 子供たちに自分たちの「無秩序さ」を自覚させる


 ② 今のままでは自分たちには決して向上がないことを強く知らせる


 ③ 向上の場面を体験させ,その向上のためには自分たちに「秩序」が必要であること
  に気付かせる
 


□拒否と否定の再評価

 子供中心  
  = ズルズルと子供に譲歩すること


 ほめて育てる 
  → バランスを「譲歩」と「拒否」

「ほめる」と「叱る」



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