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「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」若宮健 祥伝社新書 2010年 [読書記録 一般]

新聞の広告欄で 木になる本を見付けました
早速読み なるほどと思ったので
一部を紹介します
若宮健さんの「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」です

韓国ではパチンコ依存症の危険性を危惧して
2006年には 全廃されたというのです


浜松では本年競馬の馬券販売所が開設されました
「カジノ特区」を希望する地方自治体もあります


日本でもギャンブル依存症に苦しむ人々、
振り回される家族の報道をしばしば目にします

「何をわたしたちは大切にしたいのか」
について みんなで考える必要があると感じました


昨日は 初任校での3名の先輩と一緒に会を持ちました
互いの近況を報告し合いました
随分前に退職されている大先輩以外 3名は今年異動しました
おなじ浜松でもいろいろな違いがあることをおもしろく思いました
「あの頃は子どもと一緒に遊んだり 教員同士が話したり余裕があったね」
という話が出て 皆納得していました
教員がゆとりをもつこと 余裕があること
その環境を作る努力を行政が中心となり進めることができるでしょうか






☆「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」若宮健 祥伝社新書 2011年

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◇はじめに

韓国はパチンコ禁止 ←→ 日本 換金を合法化しようとの動き

×「数千人の莫大な利益のために数百万人を泣かせる行為」

違い

「今の日本は世界のどこの国よりも金銭がすべての国になっている」
金銭の匂いのするところ  ← 政治家、警察、官僚、マスコミが群がる


◇なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか?

韓国のパチンコ全廃を報じなかった日本のマスコミ

韓国は2006年8月にパチンコ全廃 「パチンコ依存症の危険性を意識して」   許可制→2005年3月認可制
2006年の禁止前1万5千軒(無認可含め2万軒)

タクシードライバー・キム氏の話
日本語タクシードライバーのキム氏
   かつてのパチンコ愛好家 パチンコ「メタルチギ」

韓国人向けカジノ「江原ランド」のその後
江原ランド 2003年3月 → 地域で自殺した人が25人に上った

カジノ路上生活者は現在2000人程度
カジノはやるべきではない

玉は弾かない韓国独特の「メタルチギ」
一人で2~3人かけもち可能
24時間営業 メダルがなくなるまで何もしなくてもよい
飲食も可能
  「打ち子」一種のサクラも

日本と同様の換金方式
メタルチギは現地の人が考えた  換金は法的に禁止

日本と同じ 三店方式 10%手数料

パチンコ台100万台を没収 メタルチギ追放は2002年頃

政府高官にまで逮捕者が出た 「パダイヤギ(海物語)事件」
機械の不法改造

韓国首相から国民へのお詫び談話  パチンコ台丸ごと没収
製造、販売業者にも及んだ照っていた不正の追及 
    売上金も没収(丸丸)

「吠えない犬」と化した日本の国会議員 = 金銭しか考えない

抵抗勢力による妨害はなかったのか

韓国で怒ったパチンコによる事件、事故の数々

読む者の胸を打つ「朝鮮日報」社説 2006.8.23

農漁村にも深刻な影響 香川県小豆島に3軒、利尻島にも3軒

日韓に共通したパチンコによる家庭崩壊
   社会的弱者がターゲット
  「たった数千人の利益のために、数百万人を泣かせている」業界

「賭博共和国」は韓国ではなく日本

廃止後のヤミ影響も徹底的摘発する

日本のパチンコはどこでおかしくなったのか?  本来は違法なばくち

 小沢氏にパチンコの規制を

李大統領の意向はどこに   韓国CBS放送の取材

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