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「致知」2003年3月 ② / 東井義雄さんの言葉 24 「喜びの種をまこう」柏樹社 1990年 ③【再掲載 2014.7】 [読書記録 一般]

今回は、1月29日に続き、
月刊誌「致知」2003年3月号の紹介 2回目です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「人間は皆汚れている。人間は半分悪人で半分善人」


・「庶民は立派な哲学はもっていないけれども、生き方そのものが哲学
になっている」


・「永田式『断食農法』。肥料も水も必要最小限に与えない。すると必
死で伸びるうまい根ができる」


・「健康の根本は童心であること。『名前を忘れたら遊びましょでいい
でしょう』」


・「人間正直に素直に生きるのが一番。『人間は子どもの時代が一番完
  璧なんですよ』」



もう一つ、再掲載になりますが、
「東井義雄さんの言葉24」を載せます。
30年以上も前の本ですが、今も言葉が輝いているように感じます。





☆「致知」2003年3月 ②

1.JPG

◇生きている限り生き抜きたい 新藤兼人
生きることは仕事と一緒 
    文化勲章 
    50年独立プロ近代映画社
  何が何でも生き抜くたくましさ
やり続ける辛抱が肝心 
    「裸の島」
      ~ 生きる力がテーマ
モスクワグランプリ
庶民の哀歓    
    生き方をテーマに映画を作る
「人は皆汚れている」
その汚れを少しでも落とそうと思ってあくせくする
それが生きること
 人間は汚れている
      人間は半分悪人で半分善人
          |
    庶民  
     ◎  立派な哲学はもっていないけれども、生き方そのもの
       が哲学になっている         


◇野菜本来の生命力を蘇らせる
永田照喜治 
    永田農業研究所長 
    大正15年 熊本生 神戸高専卒
極限状態の中で本来の生命力に目覚める
窒素、リン酸、カリウム 三要素
     - 科学肥料の液肥のみ
スパルタ農法と呼ばれる所以
「断食農法」肥料も水も必要最小限
うまい根 ~ 必死で伸びる


◇「日本婦道記」に学ぶもの  
  紀野一義 
   「真如会」主幹
人間を見る目
わたしの好きな女性
大木惇夫さんの詩
「不断章」の菊枝?
静かな強さをもったおやめたち


◇80,90こんなに元気  
  メイ牛山(M44山口生 ハリウッド化粧品)
    & 小宮山量平(T5 長野生 理論社)
百歳までは絶対に生きる
リストラそんなに悲観しなさんな
小宮山量平 
      小五で家が破産 
      13歳で上京
       - 給仕として第一銀行へ
渋澤敬三に採用される
◎ 健康の根本は童心であること
     「名前を忘れたら遊びましょでいいでしょう」      
  本のサイン「童心ひとすじ」 
      いくつになっても「遊びましょ」
日本に求められる文明の回帰
テレビの不健康さ
見直されるべき米と健康のかかわり
どうしたら若い体を維持できるか  
    刷毛で体中叩く
歳をとったら常に指の手入れを!
人間正直に素直に生きるのが一番
小宮山量平 
      三大排泄論
       ① 皮膚からの排泄
② 腸からの排泄
③ 心の排泄
◎「人間は子どもの時代が一番完璧なんですよ」








☆東井義雄さんの言葉 24 「喜びの種をまこう」柏樹社 1990年 ③【再掲載 2014.7】

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◇身施 - この身をどう活かすか
□家主さんを感動させた女子学生
平野寿先生の娘さん 
  部屋がピカピカ
   → 家主さんを感動させた 


□本物は続く続けると本物になる
  竹箒の整頓

□おばあちゃんの寝床
おばあちゃんの寝床の世話を毎日
◎ 教育は理屈ではない。「この子を見てください」と言える
   ような子供を育てること

□「だって,私たちの学校だもん…」
小学校卒業までに1万個のゴミを拾う実践
   - 古賀君(6年生)

□行動の輪を広げるために
見えないところで見えるところを支える 
   = 根っこの役目

□「おばあちゃん」そのもののような百枚のぞうきん
坂村真民先生
   「巡り会いの不思議に手を合わせよう」

□ある高等学校のあり方を変えたもの
  小児麻痺を持つ子をプールの学級リレーに(番長)
→ 校長が背広で飛び込む
     = 言葉を超えた身の叫び

□もらってばっかり



◇心施 - この,こころ貧しい時代
□建物は美しく立派になったが  
  個室
   - 寂しいおばあちゃん

□おべんとうの大切さ  
 「かつおぶし」の日記
「私は長い間子供が弁当を開く時の何とも言いようのない輝く顔を見
  てきたから」
「あんたたちが結婚してご主人のお弁当を作ってあげる時には,どう
  か食べ物だけではなくあつい心を入れることを忘れないようにして
  ください。お弁当を風呂敷で包む時も,どうかあつい心をこめて、
  しっかり風呂敷を結んでおいてください」

□修学旅行の弁当   
[おむすび + 手紙]


□ものをかわいがる心
  愛物展覧会
   → 卒業展覧会
物をいのちを大切にする子供に!

□銀杏の実のお年玉
心のお年玉

□大切な「心」を確認し合う卒業式
子供から子供へ
子供から先生へ

□心を大切にしあう家庭

□愛情利息論
大きな利息の中にいる自分

□これでよいのか?「他罪主義」の横行
広島県のお寺の境内・掲示板に
  「一億総裁判官 自分以外 皆有罪」
  映画監督・松林宗恵さん
  「世界で一番反日的な国は日本」
ぬくもりを!

 

◇床座施 - 席を譲るということ譲られるということ
  席を譲るということ 
   「ありがとうの期待は他罪主義」
高席と末席
席を温かくする
職席を譲る時譲られる時 
   - 前任者を大切に

 

◇房舎施 - 家・建物・施設設備の移り変わりの中で
もらい風呂の思い出
「囲炉裏も風呂も子供の頃には自分の家だけのものでなく,み
     んなが使わせてもらったものでした」
 
 「報恩講」の思い出
  ご馳走はなくなった
  村休みの思い出
村芝居
   - お堂
家の中はどうか
うれしい施設設備 軒下がなくなった
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