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「悩みと縁のない生き方」アルボムッレ・スマナサーラ  サンガ 2009年 /「教育法規新事典」神田修 兼子仁 北樹出版 1999年 ②【再掲載 2014.5】 [読書記録 宗教]

今回は、アルボムッレ・スマナサーラ さんの
「悩みと縁のない生き方」を紹介します。



悩みがやまないわたしにはぴったりの本でした。



出版社の紹介には、

「書では『日々是好日(日々とても善い日だ)』という経典を中心に話をいた
 します。『日々是好日』経とは、パーリ語でBhaddekaratta-suttaと言います。
 Bhaddaとは、『よい』という意味です。『とてもよい』というニュアンス
 で、『よい』のなかでも意味がちょっと重いのです。文句がひとかけらもな
 いほど、『なんてよいことでしょうか』という意味です。Ekarattaは、一日
 (one day)、suttaは『経』です。日本語で直訳すると『善い一日経』となっ
 て、ちょっとわかりにくくなります。『日々是好日』という翻訳は、経典
 の中味を文学的に考えた美しい漢文になっています。意味はパーリ語の経
 典とぴったり同じです。本書では、この短いお経が私たちに教えてくれる
 『ブッダの智慧』を、意味を確かめながら丁寧に解説していきたいと思い
 ます。ここで学ぶことは、お釈迦様が説かれた『悩みと縁のない生き方』
 の理論と実践です。『今日は何も悩むこと苦しむことはなかった、よかっ
 た』と言えるならば、それは『人生がうまくいった』ということなのです。
 ぜひ『悩みと縁のない生き方』を実践し、人生における最高の幸福を味わっ
 てください。」

 
とあります。




本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『日々是好日』経~『今日一日、ああよかったと言える生き方をしよう』」


・「人生は一回しかないチャンスの連続」


・「怠けとは今やるべきことを後回しにする性格のこと。必要なことを後にす
  るわがままだ。わがままもなまけだ。」


・「将来を全然気にしない人は心が清らかだ。予言は無駄な心配だ」


・「過去も未来もすべて忘れて今だけ失敗しないようにしよう。悩みは過去の妄想であ
  るから悩みや苦しみは今現在は存在しない。今の一分で、今の時間で行う
べきことを行うのだと励む人の心は揺るがない。今の瞬間に集中しよう」



もう一つ、再掲載になりますが、神田修さん、兼子仁さんの
「教育法規新事典」



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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☆「悩みと縁のない生き方」アルボムッレ・スマナサーラ  サンガ 2009年

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◇はじめに
「日々是好日」経 
   「今日一日、ああよかったと言える生き方をしよう」

◇過去
過去という檻 
    「現在」がないわたしたち 
    「現在」のために使う時間

  妄想 
    精神病の原因のひとつは妄想

  「過去」による洗脳 
    物語も宗教も学問も過去の話 

  大人の勘違い
    アニメは現在
     → 過去にしてほしい

  危険な忘れ物 
    ① 命とは短いもの  
        逆戻りできない、リセットできない
②「忙しい」というのは錯覚  
        ある時間でひとつしかできない
次の瞬間には別の仕事がある
「忙しい」という単語自体は使えるとき
大事な仕事に時間を使っているとき
③「我は死なない」 実行するのは現在
  妄想中毒の危険
一回しかないチャンス 
          人生は一回しかないチャンスの連続
「後でやりますから」と言っても後ではできない
  
  怠け者
怠け
     = 今やるべきことを後回しにする性格
必要なことを後にするわがまま 
      わがままもなまけ
    優先順位を付ける
世間と仏教の怠けの定義
世間の定義
        今やるべきことをやり尽くさない人
仏教の定義
        今の瞬間で生きている自分に気が付いていないこと
「不放逸で励みなさい」

  記憶と過去 
過去は過ぎ去った現象
思い出すべき過去
      今に参考になるもの
  いい加減な記憶 
     3毒 怒り・嫉妬・欲
わたしたちは感情で記憶してしまう

  仏教の性格論
    6つの性格 
     ① 欲型 
     ② 怒り型 
     ③ 無知型 
     ④ 思考型 
     ⑤ 信仰型
     ⑥ 智慧型

  性格と過去
    性格に合わせて思い出す
      ~ 理性を育てるように頑張る


◇未来
未来は存在しない 
    過去は「史実」

  占い師
    将来を全然気にしない人は心が清らか
感情があると将来を推測できない
予言者 預言者は人類を脅している
釈尊は将来を知る?
「末法」の論理と真意
◎予言は無駄な心配
将来の夢に惑わされると、現実は見えなくなる。将来の計画
       に凝り固まると、性格は頑固になり柔軟性を失う。


◇現在
現在は現実
    理性のある人は現在に集中する

  三世の関係
    三世「過去・現在・未来」
現在がずっと流れている 
       固定した現在もない
  
  今を生きる
    今を怠ける人、励む人  成功に幸福に達する人
過去も未来もすべて忘れて今だけ失敗しないようにする。

  「人生を瞬間で見る」実践方法
  
  「現在」の時間が短いほど成功する  シンプル

  今の「一分」で解決できないことはない
    自分の「今」は「一分」
  
  「悩み・苦しみ」は存在しない  
    ~ 悩みは過去の妄想

  仏道が求める究極の成功 
    欲・怒り・嫉妬などは妄想の産物


◇「日々是好日」経
今の一分で、今の時間で行うべきことを行うのだと励む人の心は揺る
  がない
      ∥
   ◎ 今の瞬間に集中
       「為すべきことは今日行う。明日死なないとは限らない」








☆「教育法規新事典」神田修 兼子仁 北樹出版 1999年 ②【再掲載 2014.5】

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◇意見表明権
「国連子どもの権利条約」第12条 
子どもの自己決定権とは区別  
     問題
       … 情報アクセス,代理人
教育法への適用は?


◇いじめ裁判
争点
    ① いじめの有無 
    ② いじめと被害との因果関係の有無
③ 学校・加害者の過失の有無
        学校
         - 防止及び対策義務

         -監督義務
判例 1984~1985 
       小川中いじめ自殺事件 
中野富士見中事件


◇親の教育権
□親の権利 
  自然的権利 
    一身専属的権利
子どもに対しては権利というよりも義務の性格

□親権   
  子の監護・教育(民法820条)
  居所の指定(民法821条)
懲戒(民法822条)
職業の許可(民法823条)
  財産管理及び子の財産に関する法律行届の代表(民法824条)
 → 子どもの権利を履行するための親の義務

□学校との関わり
重要
   「教育選択の自由」「教育要求権」(情報請求権)の役割

◎ PTAの見直し,学校評議員制度



◇オンブズマン
19世紀初頭 
    スウェーデンが発祥の地

  オンブズマン
    (代表の人)
       = 市民の代弁者,苦情を処理する人
オンブズパーソン 日本10以上の自治体に
1994年
    子どもの人権オンブズパーソン
市民オンブズマンも



◇外国人学校
在日外国人のための学校
   - 各種学校
外国人学校法案
    1968年廃案
8割が在日朝鮮・韓国人のための学校



◇科学技術基本法
1995年11月15日 議員立法



◇学習権
学習権の社会権的側面 と 自由権的側面
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「死を見つめて生きる」山折哲雄・ひろさちや ビジネス社 2002年 ⑤ / 森信三さんはこんなことを⑤-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.9】 [読書記録 宗教]

今回は、7月31日に続いて山折哲雄さん、ひろさちやさんの
「死を見つめて生きる」の紹介 5回目です。



出版社の紹介には


「よりよい人生をおくるためにいま「生・老・病・死」を見直す。現代を生き
る人たちの死生観のあり方、残された時間を大切に過ごす生き方への提言。」

 
とあります。




本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『ありのままを受け入れる=諦める』が大切」


・「『なぜ人を殺してはいけないのですか』の答えは‥
          『それが人間というものなのだよ』」


・「欲望には2つある。自然に解消される『自然的欲望』と満たされるほどま
すます肥大する『奴隷的欲望』が。」


・「『欲を捨てろ』というのが仏教の教え。欲を捨てることによってしか本当
の意味で癒やされない」




もう一つ、再掲載になりますが、
森信三さんはこんなことを⑤を載せます。
現在の教育界の乱れは「礼」を忘れていることだと教わります。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「死を見つめて生きる」山折哲雄・ひろさちや ビジネス社 2002年 ⑤

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◇支えを失って漂流する日本人の魂(1)
□人間の幸せの本質は何なのか(2)
  「殺さずして生きえない。しかし殺すな」というジレンマ -山折哲雄
ありのままを受け入れる
      = 諦める
哲学・宗教は伝統
      ←→ 200~300年

「なぜ人を殺してはいけないのですか」
答え
     「それが人間というものなのだよ」

◎ 自分の人生をそのまま見せて説得する以外ない
◎ 深いところから発することのできる大人がいなくなった


  欲望を捨てたとき初めて幸福が得られる-ひろさちや
欲望 
      自然的欲望 - 自然に解消される
奴隷的欲望 - 満たされるほどますます肥大する欲望
    何万円もらっても満たされない
◎ 奴隷的欲望は資本主義によってつくられたもの
       お釈迦様 「渇愛」「トリシュナー」  
   |
 資本主義の欲望
  昔  田畑・家にヤーブ有 
貨幣
    - 腐らないし銀行に預ければ邪魔にもならない

いくらあっても大丈夫
◎ 貨幣に対する欲望が肥大していく。充足させることにより満
       足できるものではない
        = 幸福にはなれない
    <そういったシステム下に生きる>   
 科学技術も資本主義も同じ 新たな欲望をつくり出す

次々にわたしたちの欲望をつくっている
              

  もっと根源的なもの
    仏教「欲を捨てろ」
       ◎ 欲を捨てることに寄ってしか本当の意味で癒やされない   








☆森信三さんはこんなことを⑤-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.9】

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81 出処進退「百日の説法屁一つ」
    = 去り際の大切さ


82 絶対必然絶対最善 
    ライプニッツ
     「神はこの世界を最善に造り給うた」


83 二種の苦労人 
    心の潤いと温かみ


84 世の中は正直
   「最善観」の立場 
    世の中は長い目で見れば公平
     - 神は至公至平
    水平と分からない人もいる


85 平常心是道 
    順境逆境
     - 平生が大事


86 人生は妙味津々 
    人を喜ばせる努力
     - 自分の欲を切りつめる


87 心の腰を据える 
    人の一倍半働いて報酬は8割


88 試験について 
    試験はその人の素質と努力の相乗積 
試験はその人の努力と誠実さを示す


89 真の面目 
    全力的生涯
     - 力の全充実でなくてはならぬ


90 教育と礼 
    教育において一番大切なものは
      「礼」 
    礼
     = 伏さっている器を仰向けに直すようなもの 
    器が伏さっていると上から水を注いでもたまらない 
     → 一旦上向きにされると全部そこにたまる(天地の差)

   ◎ 敬う心を起こさなければ,いかに優れた人に接しても,また,い
     かに立派な教えを聞いたとしても心に溜まることはない 
    礼
     = 地ならし


91 年長者への礼 
    どんな人にも


92 敬について 
    一人の人格を尊敬して自己を磨こうとし始めた時


93 最後の粘り 
    最後の目標に にじり寄って近寄っていくこと
    ◎ 人間の価値は最後の土壇場でねばりがあるか否かで決まる


94 批評的態度というもの 
    批評 
     = 傍観的態度 
       ◎ 人の話を聞く時は一番前で


95 日常心の心構え 
    階段をさらさら上るように
     - 非常な精神力


96 逆境に処する態度 
    死の問題
     - 今日一日の予定の完全


97 一日の意味 
    一日が一生の縮図
     「行って余力あらば以て文を学ぶべし」


98 ペスタロッチ 
    愛知県第一師範校長 三浦渡世平先生
    2月17日 全校でペスタロッチ祭  「教聖」


99 最大の置きみやげ 
    ◎ 生まれたものには必ず死ぬ時があり,来たものには必ず去るべき
     時がある
      → 自分が去った後の置きみやげ


100 わかれの言葉
 この4月から満州の建国大学へ 
  修身の筆記を最初から読み直して頂きたい
     → 真の国民教育者の大道が開かれるように

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