「学問のすすめ」福沢諭吉 檜谷昭彦 三笠書房 ② 2001年 [読書記録 教育]
今回は 4月22日に続いて
檜谷昭彦さん「学問のすすめ」の紹介2回目(2/4)です
前回は
『初編 -「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
人に貴賤はないが,勉強したかしないかの差は大きい』
を紹介しました
今回は その続き
◇二編 - 勉強しない人ほど損な人はいない
◇三編 - 独立の「気風」をいかに育て守るか
◇四編 - 「人の上に立つ人」の責任とは何か
の抜き書きです
なるほどと感心するところもあり
そうかなと疑問に思うところもあります
新しい時代に向かう意欲 気概が大変感じらます
檜谷昭彦さんの訳による本書
福沢諭吉さんが書かれたことを大変分かりやすく説いてくれます
帰宅後 夜 犬の散歩に出掛けます
昨日は20時過ぎ 20分ほど歩きました
田畑の近くを歩くのですが
一昨日までと大きく変わったことがありました
にぎやかになったのです 蛙の声で
一昨日は聞こえなかったのに 昨日はやかましく
浜松の最高気温は27度を超えたとのこと
夏が近付いています
☆「学問のすすめ」福沢諭吉 檜谷昭彦 三笠書房 ② 2001年
◇二編 - 勉強しない人ほど損な人はいない
○ただの「知識の問屋」ではいい飯は食えない
学問の目的 … 知識・見聞を広め,ものの道理を理解し,人間としての責任
を自覚することである
文字を知ること ~ 道具
「知識の問屋」 飯を食う字引であり,国のためには無用の長物・国家経済に
とっては有害な穀潰し
○なぜこの「平等」を大いに活用しないのか
○他人の迷惑にならない「欲望」はすべて善である
権利の平等 =生命を尊重し財産を守り,人格と名誉を大切にすることである
○自分の職務を尽くすことの意味
国民 … 税を払い固く国法を守る 責任と義務
政府 … 税を正しく運用し,人民を保護する
○「無知」ほど怖いものはない
人民の義務 細かく注意を払い慎み深く法を守らねばならぬ
一国の圧政の原因はひとりの暴君のせいではなく人民の無知が自ら招く
◇三編 - 独立の「気風」をいかに育て守るか
○努力は「天命」さえ変える
権利通義 ~ 権義「ライト」
○日頃より精神(気力)を鍛えておくことがいかに大事か
第一条 独立の精神がない国民は,国を愛する心も浅くいいかげんである
○自由・独立の「気風」をいかに育て,守るか
第二条 自分自身に独立の自覚がない者は,外国人と交わっても自己の権利
を主張できない
第三条 独立の気力なき者は,他人の権力に頼って悪に走ることがある
↓
全人民がともに独立して国を守らねばならない
明治6年12月
◇四編 - 「人の上に立つ人」の責任とは何か
どうすれば日本は「真に」「独立」できるのか
政治力と民力のバランスが大事
権力だけでは文明も文化も進歩しない
気風(役人根性・事なかれ主義)に押される
人民はいても「国民」はいない情けなさ
「役に立たないもの」には必ず害がある
民間 ~ 私立のほうがよい
やってもみないで事の成否を疑うな
檜谷昭彦さん「学問のすすめ」の紹介2回目(2/4)です
前回は
『初編 -「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
人に貴賤はないが,勉強したかしないかの差は大きい』
を紹介しました
今回は その続き
◇二編 - 勉強しない人ほど損な人はいない
◇三編 - 独立の「気風」をいかに育て守るか
◇四編 - 「人の上に立つ人」の責任とは何か
の抜き書きです
なるほどと感心するところもあり
そうかなと疑問に思うところもあります
新しい時代に向かう意欲 気概が大変感じらます
檜谷昭彦さんの訳による本書
福沢諭吉さんが書かれたことを大変分かりやすく説いてくれます
帰宅後 夜 犬の散歩に出掛けます
昨日は20時過ぎ 20分ほど歩きました
田畑の近くを歩くのですが
一昨日までと大きく変わったことがありました
にぎやかになったのです 蛙の声で
一昨日は聞こえなかったのに 昨日はやかましく
浜松の最高気温は27度を超えたとのこと
夏が近付いています
☆「学問のすすめ」福沢諭吉 檜谷昭彦 三笠書房 ② 2001年
◇二編 - 勉強しない人ほど損な人はいない
○ただの「知識の問屋」ではいい飯は食えない
学問の目的 … 知識・見聞を広め,ものの道理を理解し,人間としての責任
を自覚することである
文字を知ること ~ 道具
「知識の問屋」 飯を食う字引であり,国のためには無用の長物・国家経済に
とっては有害な穀潰し
○なぜこの「平等」を大いに活用しないのか
○他人の迷惑にならない「欲望」はすべて善である
権利の平等 =生命を尊重し財産を守り,人格と名誉を大切にすることである
○自分の職務を尽くすことの意味
国民 … 税を払い固く国法を守る 責任と義務
政府 … 税を正しく運用し,人民を保護する
○「無知」ほど怖いものはない
人民の義務 細かく注意を払い慎み深く法を守らねばならぬ
一国の圧政の原因はひとりの暴君のせいではなく人民の無知が自ら招く
◇三編 - 独立の「気風」をいかに育て守るか
○努力は「天命」さえ変える
権利通義 ~ 権義「ライト」
○日頃より精神(気力)を鍛えておくことがいかに大事か
第一条 独立の精神がない国民は,国を愛する心も浅くいいかげんである
○自由・独立の「気風」をいかに育て,守るか
第二条 自分自身に独立の自覚がない者は,外国人と交わっても自己の権利
を主張できない
第三条 独立の気力なき者は,他人の権力に頼って悪に走ることがある
↓
全人民がともに独立して国を守らねばならない
明治6年12月
◇四編 - 「人の上に立つ人」の責任とは何か
どうすれば日本は「真に」「独立」できるのか
政治力と民力のバランスが大事
権力だけでは文明も文化も進歩しない
気風(役人根性・事なかれ主義)に押される
人民はいても「国民」はいない情けなさ
「役に立たないもの」には必ず害がある
民間 ~ 私立のほうがよい
やってもみないで事の成否を疑うな
うちの周りに田んぼは無いので、蛙の声は聞こえませんが
虫が鳴き出しました。
一気に夏になった気がします。
by ぽちの輔 (2012-04-25 06:17)
ぽちの輔 さん いつもありがとうございます
虫の声も夏を感じさせますね
こちらもそろそろでしょうか
by ハマコウ (2012-04-25 06:31)
カエル苦手ですが、夜の大合唱は風情ありますね。
結構市街地に住んでいるので、車の騒音はあれど、カエルの声が聞こえることはないので…
「勉強したかしないかの差は大きい」。
分かっていて、凄くごもっともなことなんですけど、若い時(学生の時)はその大事さに気付かず、大人になると痛感するんですよね。
by 麻能 (2012-04-25 22:10)
麻能 さん いつもありがとうございます
今晩も蛙がにぎやかでした
田にはサギも多く見られるようになってきました
そのときには気が付かないで後になって気が付くことは多いですね
ここに書かれている文を見ると 自分の努力次第で未来を開くことができるという望みがあふれているようです
by ハマコウ (2012-04-25 22:51)