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「遠江」28号 浜松史蹟調査顕彰会 [読書記録 郷土]

今回は 12月9日に続いて郷土史誌 浜松史蹟調査顕彰会による
「遠江(とおとうみ)」を紹介します

今回は 28号です


浜松市内各図書館郷土コーナーに必ずある本
興味深く読むことができます

※「浜松史蹟調査顕彰会」ページより(「賀茂真淵記念館」HP内) 
  http://mabuchi-kinenkan.jp/info/info02.html




今回紹介分より 強く印象に残った言葉は…

・「2005年現在 浜松市に国宝が一点もない不思議さ」
- ああ そうなんだと思いました

・「…浜松は爆撃を終了するためのごみ箱だったのだ…」
- 浜松は空襲の多い街でした   
  人の命を奪うことを「ごみ箱」と表現するとは…





※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
 ものづくりの街 浜松
 行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
 詳しいことはホームページをご覧になってください
 ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
 なお 現在ボランティアスタッフ募集中とのことです
浜松ジオラマファクトリー






☆「遠江」28号 浜松史蹟調査顕彰会

1.jpg

◇小笠原源太夫と伊藤東涯

 小笠原源太夫基長 正徳・享保・元文(1711-1740)
浜松藩主 松平安芸守資俊・資訓 2代に仕える

  源太夫堀を開き新田開発  馬込川~天竜川

   昭和8年2月  関市三編 『郷土史』五島村



 古義堂学派領袖・伊藤東涯





◇岸田劉生のコレクター 浜松の山本貞次郎

 山本貞次郎の劉生コレクションと山本家の家系
  「松竹山房」文化の店~浜松駅前  竹村啓介

   貞次郎旧蔵は19点あった 

    2005年現在 浜松市に国宝が一点もない不思議さ


 山本貞次郎 1890-1923





◇浜松艦砲射撃

 C・E・ルメイの回想
 カーティス・E・ルメイ 米陸軍航空隊第21爆撃機集団司令官 


 浜松は名古屋の南東,天竜川と浜名湖の間にあり海岸確認が容易だった

    
「来る月も来る月もB29にとって浜松はなじみの場所だった。日本に侵入したものの
 トラブルに遭遇(故障等)した場合,パイロットたちは浜松に積荷(爆弾)を捨てるよう
 に指示されていた。そして,浜松は数え切れないほどの爆弾を投下された。なぜなら,
 当時のB29には数え切れないほどの問題が発生したから…」  



「わたしは,浜松が何トンの爆弾を投下されたのか正確には知らない。誰だってそうだ
 ろう。そこは,本当に徹底的にやられた。我々は,搭乗員が浜松に爆撃しても,出撃
 に対する功績を認めることはできなかった。浜松は爆撃を終了するためのごみ箱だっ
 たのだ…」





◇浜松名木 渥美登良男

 颯颯之松(ざざんざの松)  
  938年八幡宮が小沢渡より曳馬野に遷座


 音羽松   
  旧は音羽慎一家内 新は六所神社内

  社より600m東に松振川という沼地 → 鶴松

  今も六所神社のすぐ北に「八幡山」「八幡河岸」

  ※本ブログで以前紹介しました
   http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2013-09-20
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heroherosr

日本は戦後にルメイに対して勲章を渡しているんですよね、水に流すことも大切ですが流しすぎな気がします
by heroherosr (2014-12-12 17:28) 

ハマコウ

heroherosr さん ありがとうございます

ルメイに勲章 納得できない人も多そうですね

by ハマコウ (2014-12-12 21:01) 

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