「浜松の城と合戦」城郭遺産による街づくり協議会 サンライズ出版 2010年 ① [読書記録 郷土]
今回は 城郭遺産による街づくり協議会による
「浜松の城と合戦」1回目の紹介です
協議会のメンバーは 小和田哲男さん 加藤理文さん 中井均さん 三浦正幸さん
城郭研究の専門家がそろっています
出版社の内容紹介には
「武田・徳川が争奪戦を繰り広げた遠江の城。発掘調査で明らかになった中世から織豊
期にかけての城づくりの変遷を紹介するとともに、三方ヶ原合戦の歴史的評価を小和
田哲男、漫画家・宮下英樹を交えて語る。平成21年11月に浜松で開催された講演
会・シンポジウムを再録」
とあります
大変おもしろい内容で 講演会・シンポジウムを聞けなかったことを残念に思います
また この本で宮下英樹を初めて知り マンガ「センゴク」大変読みたくなりました
しかし 残念ながらまだ…
※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
ものづくりの街 浜松
行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
詳しいことはホームページをご覧になってください
ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
☆「浜松の城と合戦」城郭遺産による街づくり協議会 サンライズ出版 2010年 ①
◇戦国時代の遠江の城 中井均
全国には3万から4万の城
石垣のない土の城が多い~砦のような城
全国の大字は6万6千
→ 2村に1つ、1村に1つの城
9割以上が戦うことなく終わっている
一辺が30~50m位の小さな城
数十人程度の軍事的な拠点については城としているが、数百の的が攻めて
くると籠城などせず「自焼」して逃げた。
|
領地のステータス
戦国時代の城は土からなるものであり石からなるものではない
~ 石垣未使用
初の石垣使用は、天正4(1576)織田信長の安土城
戦国時代
→ 山の土を削って平坦にする
山を削って平坦にするー曲輪 兵が駐屯できるところ 普請
削った土で曲輪縁辺部に土塁を築く
|
土で作られた防御施設が今でも残されているのが戦国時代のおもしろさ
静岡県 669箇所確認 一県一千程度の城が確認
村の城
1村1城、2村1城 どんな山奥の十戸二十戸の村にも戦国時代の領主がいた
しかし、後に改修を受けている
→ 注目は横地城(菊川市)戦国時代初期
今川・徳川の抗争と武田信玄の遠江侵攻
元亀3年(1572)の武田信玄による遠江・三河侵攻戦は信濃・遠江間の街道を確保
することが目的だった = 信濃からの増大な補給ルート
→ 城の改修
光明城、中尾生城、高根城
家康は合戦を想定して
犬居城、社山城(豊岡村)、真田山城(森町)改修
↓
天正3年(1575)長篠合戦で破れた武田勝頼はついに二俣城放棄
高天神城(掛川市)の攻防戦
小笠原長忠 1560年 今川方から徳川方に
1571年 信玄に包囲されるも信玄退去
1574年 勝頼により攻められる→落城
1581年 家康による奪還戦
曲輪の急斜面
~ 最も敵を寄せ付けないのは土塁でも堀切でもなく切崖
最近の発掘調査から
高根城(天竜区) 16世紀前中 奥山氏が最初に造った後、武田氏に移った
諏訪原城(島田市) 丸馬出は武田流の築城 武田→家康
<イベントのお知らせ>
①「いちゆうのヒトin浜松vol.7」
浜松市出身の女性講談師 田辺一邑さんの独演会が 今夏も浜松で行われます
お時間があればぜひご来場ください
前座は田辺いちかさん ゲストは三遊亭万橘さんです
日時:8月2日(日)14:00~
場所:浜松市地域情報センターホール
料金:前売り2500円 当日2700円
問い合わせ:ケイ企画 河村(電話053-438-1863)
②七人の女性モデラー展 開催中
期間:5月23日(土)〜7月26日(日)
右衛門、オオゴシトモエ、高林律子、橋上寿子、ぴあにしも、山城守子、横山千重美
会場:浜松ジオラマファクトリー ザザシティ浜松中央館3階 (053)489-3725
入場料:大人500円 中高校生200円 小学生100円 未就学児童:無料
ご入場時間:AM10:00〜PM6:00(最終入場時間 PM5:30)
休館:火・水曜日(但し祝日は営業)
「浜松の城と合戦」1回目の紹介です
協議会のメンバーは 小和田哲男さん 加藤理文さん 中井均さん 三浦正幸さん
城郭研究の専門家がそろっています
出版社の内容紹介には
「武田・徳川が争奪戦を繰り広げた遠江の城。発掘調査で明らかになった中世から織豊
期にかけての城づくりの変遷を紹介するとともに、三方ヶ原合戦の歴史的評価を小和
田哲男、漫画家・宮下英樹を交えて語る。平成21年11月に浜松で開催された講演
会・シンポジウムを再録」
とあります
大変おもしろい内容で 講演会・シンポジウムを聞けなかったことを残念に思います
また この本で宮下英樹を初めて知り マンガ「センゴク」大変読みたくなりました
しかし 残念ながらまだ…
※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
ものづくりの街 浜松
行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
詳しいことはホームページをご覧になってください
ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
☆「浜松の城と合戦」城郭遺産による街づくり協議会 サンライズ出版 2010年 ①
◇戦国時代の遠江の城 中井均
全国には3万から4万の城
石垣のない土の城が多い~砦のような城
全国の大字は6万6千
→ 2村に1つ、1村に1つの城
9割以上が戦うことなく終わっている
一辺が30~50m位の小さな城
数十人程度の軍事的な拠点については城としているが、数百の的が攻めて
くると籠城などせず「自焼」して逃げた。
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領地のステータス
戦国時代の城は土からなるものであり石からなるものではない
~ 石垣未使用
初の石垣使用は、天正4(1576)織田信長の安土城
戦国時代
→ 山の土を削って平坦にする
山を削って平坦にするー曲輪 兵が駐屯できるところ 普請
削った土で曲輪縁辺部に土塁を築く
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土で作られた防御施設が今でも残されているのが戦国時代のおもしろさ
静岡県 669箇所確認 一県一千程度の城が確認
村の城
1村1城、2村1城 どんな山奥の十戸二十戸の村にも戦国時代の領主がいた
しかし、後に改修を受けている
→ 注目は横地城(菊川市)戦国時代初期
今川・徳川の抗争と武田信玄の遠江侵攻
元亀3年(1572)の武田信玄による遠江・三河侵攻戦は信濃・遠江間の街道を確保
することが目的だった = 信濃からの増大な補給ルート
→ 城の改修
光明城、中尾生城、高根城
家康は合戦を想定して
犬居城、社山城(豊岡村)、真田山城(森町)改修
↓
天正3年(1575)長篠合戦で破れた武田勝頼はついに二俣城放棄
高天神城(掛川市)の攻防戦
小笠原長忠 1560年 今川方から徳川方に
1571年 信玄に包囲されるも信玄退去
1574年 勝頼により攻められる→落城
1581年 家康による奪還戦
曲輪の急斜面
~ 最も敵を寄せ付けないのは土塁でも堀切でもなく切崖
最近の発掘調査から
高根城(天竜区) 16世紀前中 奥山氏が最初に造った後、武田氏に移った
諏訪原城(島田市) 丸馬出は武田流の築城 武田→家康
<イベントのお知らせ>
①「いちゆうのヒトin浜松vol.7」
浜松市出身の女性講談師 田辺一邑さんの独演会が 今夏も浜松で行われます
お時間があればぜひご来場ください
前座は田辺いちかさん ゲストは三遊亭万橘さんです
日時:8月2日(日)14:00~
場所:浜松市地域情報センターホール
料金:前売り2500円 当日2700円
問い合わせ:ケイ企画 河村(電話053-438-1863)
②七人の女性モデラー展 開催中
期間:5月23日(土)〜7月26日(日)
右衛門、オオゴシトモエ、高林律子、橋上寿子、ぴあにしも、山城守子、横山千重美
会場:浜松ジオラマファクトリー ザザシティ浜松中央館3階 (053)489-3725
入場料:大人500円 中高校生200円 小学生100円 未就学児童:無料
ご入場時間:AM10:00〜PM6:00(最終入場時間 PM5:30)
休館:火・水曜日(但し祝日は営業)
おはようございます。まいど訪問おおきにです。
三方が原の戦いは講談の修羅場読みの基本演目としてありますので、一巴さんにお聞きしたらいかがでしょう。
by オカジュン765 (2015-07-13 06:25)
オカジュン765さん ありがとうございます
そう言ったわけでしょうか 初めて聞かせてもらったのが三方原の戦いでした
by ハマコウ (2015-07-13 19:47)