「教師 大村はま96歳の仕事」大村はま 小学館 2003年 ⑤(最終) [読書記録 教育]
今回は 12月30日に続いて 国語科の実践で広く知られる 大村はまさんの
「教師 大村はま96歳の仕事」の紹介5回目 最終です
出版社の案内には
「『戦後国語教育の最大の失敗は、“教えない”先生が増えたことです』と言い切る、
〈国語の神様〉大村はま。「子どもの個性尊重」の名に隠れて“プロとして教える”
ことがおろそかになってしまったのではないか?
百人の子どもに百種の教材を用意する。そして人と比べられることのない『優劣の
かなた』で真の力を身につけさせることを目ざして、ひたすら実践を磨いた人の言
葉は鮮烈である。国語教師を52年勤め、96歳の今も新しい教材を作っている大村
はまが、この1年間、渾身で世に訴えた発言(講演、インタビュー)を集成。」
とあります
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「先生たちが教えることを遠慮するようになった」
・「(グループ学習に際しては)自由に組むのではなくいろんな意味の配慮をしながら
先生が指導すべき大切なもの」
・「私は自分の学校の図書館の本は一冊残らず読んでありました」
- そういうことができるようになりたい
・「話し合いこそ戦後民主主義の基盤」
<浜松ジオラマファクトリー 再オープン!>
浜松ジオラマファクトリーがおよそ1か月ぶりに再開館しました
同じザザシティ内ですが中央館から西館へと移りました
お間違いないようお願いします
山田卓司さんの作品を味わえます
お近くにお寄りの時は ぜひ
☆「教師 大村はま96歳の仕事」大村はま 小学館 2003年 ⑤(最終)
◇講演 「教材をつくる授業をつくる」 2002年12月6日 第5回朝日NIE講座
○能力別グループ学習で新聞を作る
優秀なグループをいじめて弱いグループに手助け
∥
能力別グループの指導のために新聞に近付いた
○何のためにグループにするのか
戦後の失敗
= 1 先生たちが教えることを遠慮するようになった
2 グループ指導が行われた
指導をせずに
3 話し合い指導
やりっぱなし
討議を教えていない
○目的に合わせたグループ編成
4人 ABCDと席を決める Aには必ず司会者
∥
座席表を配った
4人の内1人がその日の当番
グループ指導は子どもを理解し教材を理解したところにある
自由に組むのではなくいろんな意味の配慮をしながら先生が指導すべき大切な
もの
= 教師の腕のふるいどころ
○話し合いこそ戦後民主主義の基盤
○話し言葉を勉強する
西尾実 「話し言葉の会」
○話し合いは生きた言葉で指導する
お芝居でなくその人になりこの人になり言い方まで気を付けながら鍛える
○教えることは手を引くこと
○よく読むなんて読み方はない
「本が呼びかけてくる」
○手引きによって子どもの心を耕す
勉強っぽくなく
○何をどう書いたかという先生への手紙
P185 作文に添えて
○楽しく本を探させる手引き
教師が子どもを教材を知っていたか
○書きたいものと心にもたせる手引き
○私の生まれた日
私は自分の学校の図書館の本は一冊残らず読んでありました
|
全員の誕生日を調べて何もない日はないか?
○表現比べ
新聞と比べて - 花火大会
○私の構想する日本語教室
「教師 大村はま96歳の仕事」の紹介5回目 最終です
出版社の案内には
「『戦後国語教育の最大の失敗は、“教えない”先生が増えたことです』と言い切る、
〈国語の神様〉大村はま。「子どもの個性尊重」の名に隠れて“プロとして教える”
ことがおろそかになってしまったのではないか?
百人の子どもに百種の教材を用意する。そして人と比べられることのない『優劣の
かなた』で真の力を身につけさせることを目ざして、ひたすら実践を磨いた人の言
葉は鮮烈である。国語教師を52年勤め、96歳の今も新しい教材を作っている大村
はまが、この1年間、渾身で世に訴えた発言(講演、インタビュー)を集成。」
とあります
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「先生たちが教えることを遠慮するようになった」
・「(グループ学習に際しては)自由に組むのではなくいろんな意味の配慮をしながら
先生が指導すべき大切なもの」
・「私は自分の学校の図書館の本は一冊残らず読んでありました」
- そういうことができるようになりたい
・「話し合いこそ戦後民主主義の基盤」
<浜松ジオラマファクトリー 再オープン!>
浜松ジオラマファクトリーがおよそ1か月ぶりに再開館しました
同じザザシティ内ですが中央館から西館へと移りました
お間違いないようお願いします
山田卓司さんの作品を味わえます
お近くにお寄りの時は ぜひ
☆「教師 大村はま96歳の仕事」大村はま 小学館 2003年 ⑤(最終)
◇講演 「教材をつくる授業をつくる」 2002年12月6日 第5回朝日NIE講座
○能力別グループ学習で新聞を作る
優秀なグループをいじめて弱いグループに手助け
∥
能力別グループの指導のために新聞に近付いた
○何のためにグループにするのか
戦後の失敗
= 1 先生たちが教えることを遠慮するようになった
2 グループ指導が行われた
指導をせずに
3 話し合い指導
やりっぱなし
討議を教えていない
○目的に合わせたグループ編成
4人 ABCDと席を決める Aには必ず司会者
∥
座席表を配った
4人の内1人がその日の当番
グループ指導は子どもを理解し教材を理解したところにある
自由に組むのではなくいろんな意味の配慮をしながら先生が指導すべき大切な
もの
= 教師の腕のふるいどころ
○話し合いこそ戦後民主主義の基盤
○話し言葉を勉強する
西尾実 「話し言葉の会」
○話し合いは生きた言葉で指導する
お芝居でなくその人になりこの人になり言い方まで気を付けながら鍛える
○教えることは手を引くこと
○よく読むなんて読み方はない
「本が呼びかけてくる」
○手引きによって子どもの心を耕す
勉強っぽくなく
○何をどう書いたかという先生への手紙
P185 作文に添えて
○楽しく本を探させる手引き
教師が子どもを教材を知っていたか
○書きたいものと心にもたせる手引き
○私の生まれた日
私は自分の学校の図書館の本は一冊残らず読んでありました
|
全員の誕生日を調べて何もない日はないか?
○表現比べ
新聞と比べて - 花火大会
○私の構想する日本語教室
こんばんは。
来年の大河は井伊直虎なんですね。一邑さんの講談も聞きたいです。
おそらく3月の伝承の会に出られると思いますので、東京で聞く事を楽しみにしています。
by 天神堂牛笛 (2016-01-14 21:48)
天神堂牛笛さん ありがとうございます
浜松も直虎の話題が少しずつ聞かれるようになってきました
大阪も真田丸人気で盛り上がってきていますね
こういうときこそ講談 講談の人気も高まってほしいですね
by ハマコウ (2016-01-14 22:12)
ジオラマファクトリーに行きました。
なんだかホッとする気持ちでした。
夜の浜松の街なかは若い方でいつも賑やかだなぁと思っていますが、画一的な雰囲気も感じ、ジオラマファクトリーの個性的な感覚が際立つ思いでした。
by 404 (2016-01-27 16:11)
404 さん ありがとうございます
「…若い方でいつも賑やかだなぁと思っていますが、画一的な雰囲気…」
わたしも同じように感じます
404さんが「個性的な感覚」と表現してくださるジオラマファクトリーは
浜松の「顔立ち」をはっきりさせる場所といえるかもしれないと思いました
被災地での地道な活動 頭が下がります
by ハマコウ (2016-01-27 20:45)