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「バカ親バカ教師にもほどがある」藤原和博・川端裕人 PHP新書 2008年 中 [読書記録 教育]

今回は、9月18日に続いて、藤原和博さん、川端裕人さんの、
「バカ親バカ教師にもほどがある」2回目の紹介です。




出版社の案内には、


「わが子かわいさのあまり無理難題をつきつける『モンスターペアレント』。“いじめなん
 てない”と逆ギレする『モンスターティーチャー』。自分の気持ちだけを優先する大人
 たちの増殖が問題となっている。『先生がうちの子を起こして!』『キモイから担任を替
 えて!』『教師の私にたてつく気か!』…親と学校の壁はますます高くなるばかり。面倒
 な対話がなくても生きられる現代社会、このバラバラ状態は変わらないのか?民間出身
 の公立中学校長として奮闘した著者に、真に子どものためになる子育て・教育改革の道
 を聞く。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「教師はある意味よい意味での人間オタク『子どもオタク』 」


・「教育とは『信頼を創造する行為』」


・「親の言葉は将来ブーメランになって返ってくる」


・「自分の都合を子どもに置き換えるな」


・「情緒障害や軽度発達障害への認識の低さ」



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☆「バカ親バカ教師にもほどがある」藤原和博・川端裕人 PHP新書 2008年 中

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◇バカ親の壁

□ケース9 「教え方になってない!自分に教えさせろ!」


 教師を育てない「減点主義の親たち」


 親 ←→ 「かけ算」で子どもを見ているのが教師


「教師とはこれほど生徒のことを見ているものなのか」
                (藤原氏の第一印象)


教師はある意味よい意味での人間オタク「子どもオタク」





□ケース10 「ちょっと,あの先生ダメだよね!」

 学校に「教壇」があった意味


 親の意識が教師と子どもの信頼を損なっている
教育とは「信頼を創造する行為」


 教育に於ける信頼の重要性とは  
   人が直接伝える作業


 親 → 親の言葉は将来ブーメランになって返ってくる


 小寺やすこさん 
  『担任への不満穏便即決マニュアル』
・親が先生の悪口を吹き込むと子どもは不幸

・先生を潰すと子どもも潰れる


 大人としての「健全な腹黒さ」をもちたい
  




□ケース11 「あの親と同じ学級にするな」 

 自分の都合を子どもに置き換えるな
  




□ケース12 「キモイから担任を替えて!」

 キモイは担任変更の理由になるか


 「いじめはない」と言い張る学校側の心理


 親が大人である必要がないイマドキ親子の会話
  




□ケース13 「子どもの言うことを信じないのか?」

 子ども間のトラブルは「多面的な関係」で割り出す


 情緒障害や軽度発達障害への認識の低さ


 特別支援教育への誤解
   「みんな同じ」が本当にいいのか
  




□ケース14 「今日のうちの子どうでした?」

 親自身の寂しさを紛らわせないための「教育相談」


 PTAのもつ「偉大な役割」


 教師と親との壁を低くするツール メール


 親は自らインサイダーとなれ




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