「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑨ /「数の大常識」秋山仁 ポプラ社 2006年【再掲載 2012.3】 [読書記録 一般]
今回は、4月6日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史」9回目の紹介です。
出版社の案内には、
「日本史の流れをしっかりふまえたうえでもう一度京都を巡ってみたいという願
望をかなえる“読む修学旅行”の本。歴史的舞台となった名所旧跡から、日本
史の実像が浮かびあがる。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「晴明井 ~ 京の庶民が晴明を祭り上げた」
・「神泉苑が朝廷の祈雨道場 → 遊宴の場から呪術の場に」
・「保元(1156)・平治の乱(1159)後の平氏政権は‥
一方では並はずれた贅沢、もう一方では無常観から仏事」
もう一つ、再掲載となりますが、秋山仁さんの
「数の大常識」を載せます。
秋山さんと言えば長い髪とバンダナを想像します。
算数を楽しく教えてくれます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑨
◇藤原氏の盛衰を物語る国風文化と呪術信仰(4)
□神秘の力を求めた庶民[晴明神社]
謎多き最強の陰陽師 安倍晴明をまつる
晴明の実力を示す伝説の数々
晴明を初めに祀ったのは誰か
晴明井 ~ 京の庶民が晴明を祭り上げた
一条戻り橋
□名庭園で行われた国家的呪術[神泉苑]
歴代天皇に愛された遊宴の地
現在は平安時代の1/8
雨乞いの場になったいきさつ
819年 嵯峨天皇 雨乞い手法が初例
854年以降 神泉苑が朝廷の祈雨道場
遊宴の場から呪術の場に
怨霊会
祟りをする怨霊を慰めて鎮める法令や祭礼
↓
◎疫病流行の時にも聞くようになった
下怨霊神社
◇院政から平氏政権へ続く貴族文化の繁栄
□貴族の時代から武士の時代へ
貴族政治はなぜ崩壊したのか
過渡期の政権 … 院政と平氏政権
院庁 清和源氏と桓武平氏を自派に取り込む
|
地方では国司支配(別名制)
保元(1156)・平治の乱(1159)後、平氏政権
一方では並はずれた贅沢、もう一方では無常観から仏事
院政の始まりと武士の台頭
1066年 皇女を母とする後三条天皇が即位
摂関家の横暴がつくる地方政治の乱れを憂えた天皇は、これ
以降、家格にとらわれない人材登用
国政改革
↓
次の白河天皇
摂関政治を有名無実化する院政
白河天皇が、幼少の堀河天皇に譲位し、自ら上皇となって
院庁を開き、天皇の後見の立場で政治を行う
院政 … 父の政治 ←→ 摂関家 … 母の政治
→ ものごとを力づくで解決する強引なもの
∥
◎ 院庁 → 社会問題に正面から当たる
知行国制 → 地方政治の把握
国司に別名制
↑↓
武家の政争が頻発
真似
平氏と後白河法皇との対立のきっかけに、足かけ6年
(1180~1185)にわたる源平争乱(治承・寿永の乱)が起こり、
政権は鎌倉幕府に移る
貴族文化の庶民への浸透
後白河法皇「梁塵秘抄」
「今昔物語集」
田楽、軍記物語・戦記物語、絵巻物
聖 … 民間布教育
浄土教流行の背景
来世への救い
栄華に酔った院と平氏
白河法皇-鳥羽法皇-後白河法皇 3代 100年間
院の御所に北面の武士
権力強化し、人事を思いのままに
天台声明の地
☆「数の大常識」秋山仁 ポプラ社 2006年【再掲載 2012.3】
<出版社の案内>
校や日常生活などで、身近にある「数」。基礎から知識の幅を広げる内容
まで、おもしろくて不思議な「数」の世界を徹底解剖。
小学校3、4年生向き。
◇数のひみつ
数は1から始まった
数を表す3つの方法
① 小石を使って表す
② 言葉で表す
③ 数字で表す
数の始まりは記録する必要から
→ シュメール人のくさび形文字
いろいろな数字の始まり
・エジプトⅠⅡ
・ギリシアαβ
たし算引き算の考えを取り入れたローマ数字
・五つごと 10Ⅹ 50L 100C
古代インドで生まれたアラビア数字
0の広まり
0の発見
1500年前の古代インド人
→ 十進法
不思議な0
位取り00から無を表す数の0へ
基準としての0
十進法の起こりは…
・手足が十本
・マヤは二十進法
身の回りのいろいろな数の数え方
・時間は六十進法 4000年前バビロニア人
1年360日-円を360にわる
360を6でわると60
箱詰めに便利な十二進法
直方体の物の箱詰め
倍数と約数の話
・約数が多い数は便利だと思われている
12は1 2 3 4 6 12
1とその数でしか割れない数「素数」 2 3 5 7 11…
・1は素数ではない = すべての素数は2と1以外の奇数の中にある
「エラトステネスのふるい」
→100までの素数は25個
公平に分けることから生まれた分数
・古代エジプト
一個の物を何人かで分けるときに公平に
小数はどのようにして生まれたの?
・ベルギーのシモン・ステピン(1548-1620)
軍隊の会計係 商人から借りたお金の利子の計算
→ 十進法による小数の書き表し方
・イギリスのジョン・ネイピアが小数点
「大人のための修学旅行 京都の歴史」9回目の紹介です。
出版社の案内には、
「日本史の流れをしっかりふまえたうえでもう一度京都を巡ってみたいという願
望をかなえる“読む修学旅行”の本。歴史的舞台となった名所旧跡から、日本
史の実像が浮かびあがる。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「晴明井 ~ 京の庶民が晴明を祭り上げた」
・「神泉苑が朝廷の祈雨道場 → 遊宴の場から呪術の場に」
・「保元(1156)・平治の乱(1159)後の平氏政権は‥
一方では並はずれた贅沢、もう一方では無常観から仏事」
もう一つ、再掲載となりますが、秋山仁さんの
「数の大常識」を載せます。
秋山さんと言えば長い髪とバンダナを想像します。
算数を楽しく教えてくれます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑨
◇藤原氏の盛衰を物語る国風文化と呪術信仰(4)
□神秘の力を求めた庶民[晴明神社]
謎多き最強の陰陽師 安倍晴明をまつる
晴明の実力を示す伝説の数々
晴明を初めに祀ったのは誰か
晴明井 ~ 京の庶民が晴明を祭り上げた
一条戻り橋
□名庭園で行われた国家的呪術[神泉苑]
歴代天皇に愛された遊宴の地
現在は平安時代の1/8
雨乞いの場になったいきさつ
819年 嵯峨天皇 雨乞い手法が初例
854年以降 神泉苑が朝廷の祈雨道場
遊宴の場から呪術の場に
怨霊会
祟りをする怨霊を慰めて鎮める法令や祭礼
↓
◎疫病流行の時にも聞くようになった
下怨霊神社
◇院政から平氏政権へ続く貴族文化の繁栄
□貴族の時代から武士の時代へ
貴族政治はなぜ崩壊したのか
過渡期の政権 … 院政と平氏政権
院庁 清和源氏と桓武平氏を自派に取り込む
|
地方では国司支配(別名制)
保元(1156)・平治の乱(1159)後、平氏政権
一方では並はずれた贅沢、もう一方では無常観から仏事
院政の始まりと武士の台頭
1066年 皇女を母とする後三条天皇が即位
摂関家の横暴がつくる地方政治の乱れを憂えた天皇は、これ
以降、家格にとらわれない人材登用
国政改革
↓
次の白河天皇
摂関政治を有名無実化する院政
白河天皇が、幼少の堀河天皇に譲位し、自ら上皇となって
院庁を開き、天皇の後見の立場で政治を行う
院政 … 父の政治 ←→ 摂関家 … 母の政治
→ ものごとを力づくで解決する強引なもの
∥
◎ 院庁 → 社会問題に正面から当たる
知行国制 → 地方政治の把握
国司に別名制
↑↓
武家の政争が頻発
真似
平氏と後白河法皇との対立のきっかけに、足かけ6年
(1180~1185)にわたる源平争乱(治承・寿永の乱)が起こり、
政権は鎌倉幕府に移る
貴族文化の庶民への浸透
後白河法皇「梁塵秘抄」
「今昔物語集」
田楽、軍記物語・戦記物語、絵巻物
聖 … 民間布教育
浄土教流行の背景
来世への救い
栄華に酔った院と平氏
白河法皇-鳥羽法皇-後白河法皇 3代 100年間
院の御所に北面の武士
権力強化し、人事を思いのままに
天台声明の地
☆「数の大常識」秋山仁 ポプラ社 2006年【再掲載 2012.3】
<出版社の案内>
校や日常生活などで、身近にある「数」。基礎から知識の幅を広げる内容
まで、おもしろくて不思議な「数」の世界を徹底解剖。
小学校3、4年生向き。
◇数のひみつ
数は1から始まった
数を表す3つの方法
① 小石を使って表す
② 言葉で表す
③ 数字で表す
数の始まりは記録する必要から
→ シュメール人のくさび形文字
いろいろな数字の始まり
・エジプトⅠⅡ
・ギリシアαβ
たし算引き算の考えを取り入れたローマ数字
・五つごと 10Ⅹ 50L 100C
古代インドで生まれたアラビア数字
0の広まり
0の発見
1500年前の古代インド人
→ 十進法
不思議な0
位取り00から無を表す数の0へ
基準としての0
十進法の起こりは…
・手足が十本
・マヤは二十進法
身の回りのいろいろな数の数え方
・時間は六十進法 4000年前バビロニア人
1年360日-円を360にわる
360を6でわると60
箱詰めに便利な十二進法
直方体の物の箱詰め
倍数と約数の話
・約数が多い数は便利だと思われている
12は1 2 3 4 6 12
1とその数でしか割れない数「素数」 2 3 5 7 11…
・1は素数ではない = すべての素数は2と1以外の奇数の中にある
「エラトステネスのふるい」
→100までの素数は25個
公平に分けることから生まれた分数
・古代エジプト
一個の物を何人かで分けるときに公平に
小数はどのようにして生まれたの?
・ベルギーのシモン・ステピン(1548-1620)
軍隊の会計係 商人から借りたお金の利子の計算
→ 十進法による小数の書き表し方
・イギリスのジョン・ネイピアが小数点
「大人のための修学旅行 京都の歴史」、
確かに中学の時の京都・奈良への修学旅行は、
友達とのお喋りがメインで、
古都の良さなど、
全然理解できていなかったです^^;
それはそれで楽しい思い出ですが、
年を重ねた今、
こういった本を片手に、京都を巡ってみたいです。
by 青山実花 (2022-04-09 10:22)
数の話ですが、
自然数、整数と小数、実数と虚数と複素数、有理数と無理数、素数、、、、
とかいっぱいあって、日常生活では数の一部しか使っていなくて、
もったいないなあ、と、漠然と思ったことがあります。
電気屋なので、学生の頃は複素数を扱うことが多かったのに、社会へ出たら、複素数もラプラス変換も不要になってしまいました。
by とし@黒猫 (2022-04-09 11:57)
青山実花さん ありがとうございます。
わたとも同じです。のんびりと楽しめる時期がそう遠くないうちに来ることを願います。
by ハマコウ (2022-04-09 20:42)
とし@黒猫さん ありがとうございます。
わたしは理系が得意ではないのですが、
この本くらいの内容だと楽しく学ぶことができました。
by ハマコウ (2022-04-09 20:43)