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「もう怒らない」小池龍之介 幻冬舎文庫 2012年 ①(前半) /「子供たちに外遊びを」 藤森徹氏 [読書記録 一般]

今回は、小池龍之介さんの
「もう怒らない」の紹介 1回目です。


若い頃に比べるとわたしも我慢強くなったのではないかと思います。
いや、怒っていることをはっきり表すべきだったと反省することも‥。


出版社の案内には、


「ムカつく、妬む、悔む、悲しい、虚しい…仏道では、これら負の感情を、
 すべて『怒り』と考える。怒ると心は乱れ、能力は曇り、体内を有害物
 質がかけめぐり、それが他人にも伝染する。あらゆる不幸の元凶である
 『怒り』を、どうしたら手放せるのか?ブッダの教えをやさしくひもと
 き、怒りの毒にまみれた毎日を清々しい日々に変える仏道入門。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「願いは満たされた瞬間むなしくなる」


・「何も考えずただやるだけが一番つかれない」


・「一口食べる毎に箸を置いてみる
今やっていることに没頭することで自分を忘れる」


・「怒りは嫌なことを一瞬忘れさせる
   怒ると力がみなぎり元気になるという錯覚」



もう一つ、再掲載となりますが、大先輩 藤森徹さんの
「子供たちに外遊びを」を載せます。
藤森さんからいただいた文書資料からのものです。
子どもたちとした外遊びを懐かしく思い出します。
馬乗りを一緒によくやったものでした。今だっら‥。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「もう怒らない」小池龍之介 幻冬舎文庫 2012年 ①(前半)

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◇欲望はストレスの素
  
「欲望」が人を元気にするという錯覚
   -「手に入っていない苦しい」という錯覚


 願いは満たされた瞬間むなしくなる


 何も考えずただやるだけが一番つかれない


「自分に御褒美をあげる」は逆効果
   → ただやる 
     空の状態で
  

「環境保護」は偽善的でも意義がある
  

 食べ過ぎたくないのに食べ過ぎてしまう心理
   ストレスは食欲に転化しやすい


 なぜテレビを見ながら食べるのはよくないのか
今やっていることから意識が逃げてしまうというデメリット
  

 一口食べる毎に箸を置いてみる
今やっていることに没頭することで自分を忘れる
  

「自分語り」は会話のバランスを損なう
  

「聞き上手」という名の「聞く振り詐欺師」
  

「善い心」はマニュアル本より役立つ
  

 批判の正体は自分の意見の押しつけ
  

「正しいことが好き」は病気
  

 分かってもらいたがるから分かり合えない



◇怒りは体を痛みつける    

 怒ると不快物質が分泌される 
   怒り = 押しやろうという斥力エネルギー


 むかつきの原因は「不当に扱われた」と感じること


 怒りは嫌なことを一瞬忘れさせる
   怒ると力がみなぎり元気になるという錯覚


 幸せになりたいと願いながら正反対のことをする人たち
×ムッ  使えば使うほど増幅する怒りのエネルギー


 淡く美しい日本的情緒も怒りの仲間、感情に陥るたび怒りエネルギー増幅
     怒り 外に向かう  怒りっぽく
内にこもる  不安、自分を責める


 日常の小さな不平不満が種火になる
  

 脳内ストーリーを書き換えれば怒りを減らせる
  

 抑圧でも発散でもない怒りの鎮め方
   ① ムッとならないように自分の心を見張る  
② 怒りの中身をかぎ括弧に入れ、〈  〉と思っていると唱える


 自分の煩悩は好き、他人の煩悩は大嫌い


 他人の怒りから身を守る方法



◇迷いは能力を曇らせる

 心は「普通」や「ありきたり」が大嫌い
   煩悩 ~ 迷い、怒り、欲


 歩行を意識して自己コントロール力を高める
  

 本当の集中は「好き」を超えた瞬間に訪れる
  

 物事が退屈なのは、きちんと観察しないから







☆「子供たちに外遊びを」  藤森徹氏

 子供たちに遊びを教えたいなあ。


 学級担任の時、子供たちと一緒に、次の遊びをしました。
   巴鬼、宝踏み、田鬼(くつ取り)、S字鬼、一歩三歩、馬乗り、ゴ
   ムとび、童歌で縄跳び、童歌でまりつき、縄跳び(長縄1本、2本)
   竹馬など


 巴鬼は、子供たちに人気があったなあ。

 
 遊び方です。 
 
  
 リボンテープを赤・緑・黄の三色を使用します。肩から斜めに掛けるた
すきを作ります。

     
 学級36人の場合、赤いたすき12、線たすき12、最たすき12作ります。
  

 36人を紅白2組に分けます(紅白帽子を使用)。用意したたすきを、赤
緑黄のそれぞれを2つに分け体に付けます。


 これで準備完了。
     
   
 約束は、赤は相手チームの緑を掴ますことができるが、相手チームの
黄には弱く捕まえられてしまいます。


 各色に次のような力関係があります
    
  ・ 赤は、相手チームの緑に強く黄に弱い
    
  ・ 緑は、相手チームの黄に強く赤に弱い
    
  ・ 黄は、相手チームの赤に強く緑に弱い
     
   
 この約束事をもとに、相手チームの人をいかに沢山つかますか(遠州
弁=つかまえるかの意味)という遊びです。

 足の遅い子が早い子を追いかけることができる楽しい遊びです。

 

 宝踏みも人気があったなあ。

 この遊びは肉弾戦があったからかなあ。

 早朝から遊んで骨折者も出てしまった。

 今は思い出です。


  
 縄跳びも良くしたなあ。

 単縄で前後に子供たちを入れて何人跳べるか挑戦したっけ。

 前3人後ろ2人の5人が最高記録だったかなあ。

  

 竹馬は竹で作ったもんなあ。

 それで毎日楽しく遊んでいたら予想もしてなかった親からのクレー
ム電話「竹馬を買わせるのか。」が校長に入り、中止にしたのも、今は
思い出です。

 そのときに、竹馬が売られていることを知りました。竹馬は作って
遊ぶものだと考えていた私の未熟さを反省しました。



 作って遊ぶ時代でした。

 竹とんぼも、水鉄砲も、凧も、独楽の紐も、バットも、ボールも、
戸車スケートも、自分で作って遊びました。


 楽しい時代でした。

 
 外遊びの楽しさを伝承したいなあ。

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coco030705

こんばんは。
小池龍之介さん、以前割と読んでいたのですが、突然執筆をストップされませんでしたか?それ以降読んでいません。もしまた再開されていたとしたら、呼んでみたいです。
by coco030705 (2022-07-25 21:07) 

ハマコウ

coco030705 さん ありがとうございます。

そうなのですね。そういえば本屋さんで新著を見ないようになりました。再開されてほしいです。
by ハマコウ (2022-07-26 04:55) 

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