キーワード 読書について46-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (7) /「魂は千の風になりますか」ひろさちや 幻冬舎 2008年 ③(最終)【再掲載 2014.3】 [読書記録 教育]
今回は、8月27日に続いて、
「キーワード 読書について」46回目、
西本鶏介さんの「児童文学の世界」7回目の紹介です。
出版社の案内には、
「代表的な児童文学作品200点の案内を中心に、児童文学論、児童文学の歴
史、選び方・与え方、基本用語の解説、そして創作入門まで、児童文学に関
する基本的事項をわかりやすく編集した画期的な入門講座。学生、先生、図
書館員などに必携、必読の本。読んで楽しく、すぐ役にたつ新しい感覚のガ
イドブックです。」
とあります。
わたしが好きな時代の児童文学、大好きな作者の名前がたくさん載っています。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『片耳の大シカ』 椋鳩十
人間との関わりの中で動物をとらえる
自然や動物たちへの畏敬の念」
・「『目をさませトラゴロウ』 小沢正
人間精神の不思議な情動」
・「『ベロ出しチョンマ』 斉藤隆介
革命的ロマンチシズムを敢えて民話的世界で語った」
もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「魂は千の風になりますか」③を載せます。
ひろさんの独自の視点に惹かれます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について46-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (7)
◇庶民たちの伝記
「備後の節句」 今西祐行
「ちゃんめら平次郎」 筒井敬介
「千本松原」 岸武雄
◇怒濤の歴史
「ともしびをかかげて」 ローズマリー・サトクリフ
「炎のように鳥のように」皆川博子
◇少し昔の少年時代
「小さい心の旅」 関英雄
「春の目玉」 福田清人
◇少女たちの季節
「十三歳の夏」 乙骨淑子
◇心さまよう思春期
「砂」 ウィリアム・メイン
◇心の成長を描く
「雨の動物園」 舟崎克彦
「赤毛のポチ」 山中恒
「鬼を飼うゴロ」北畠八穂
◇野に生きるものの賛歌
「片耳の大シカ」 椋鳩十
人間との関わりの中で動物をとらえる
自然や動物たちへの畏敬の念
◇動物の幼年童話
「目をさませトラゴロウ」 小沢正
人間精神の不思議な情動
「ながいながいペンギンの話」 いぬいとみこ
◇終われゆく動物たち
「帰らぬ大ワシ」 遠藤公子
コウモリ研究第一人者
「マヤの一生」 椋鳩十
◇ロマンの地平が広がる
「ウォーターシップダウンのうさぎたち」 リチャード・アダムス
「ひげよさらば」 上野瞭
◇創作民話の世界
「ベロ出しチョンマ」 斉藤隆介
革命的ロマンチシズムを敢えて民話的世界で語った
「地べたっこさま」 さねとうあきら
「龍の子太郎」 松谷みよ子
☆「魂は千の風になりますか」ひろさちや 幻冬舎 2008年 ③(最終)【再掲載 2014.3】
◇生きながら一度死ぬ
□死ぬまでに煩悩の炎を消しておく
苦しみのこの世を厭い,浄土を求める
「厭離穢土,欣求浄土」
死 = 「涅槃」
火の消えた状態(ニルヴァーナ)
人間に108の煩悩
貪瞋痴(とんしんち) = 三毒
貪り,怒り,愚か
◎<まかせる>
□命に優劣はなく,あなたのものでもない
全ての命は仏さまのものである
一切衆生悉皆仏性
それぞれの命に宿る仏性の施しによってお互いに生かされている
□自殺してしまったら悔やんではいけない
BA型の論理
ビフォアアフタ型
□「求める心」が苦しみを産み出す
□人間はAB型の論理で行動しがち…
アフタの結果を求めてビフォアの行動に走る
□子どもは「仏さまからの預かりもの」だと思って育てる
親が子どもに欲をもってしまうのは,子どもを自分のものと思っている
から
∥
教育
今は産業界からの要求によって,教育そのものがおかしくなっている
∥
◎ 産業界はいつも会社の役に立つ人間がほしい
→ その要求に応えるための教育になってしまっている
□敵のおかげで元気になれる
働き蟻の中でまじめに働いているのは2割
あるがままを肯定するのがよい
◎苦しいときは「まあしょうがない」と思う
苦しみはたくさんの原因が集まった結果
エレベーター内で
→ みんな引き金しか考えない「ラスト・ストロー」
□「仏さまのものさし」を使って,この世で浄土を生きる
いじめ
~ 虐められている子をかばえばいい
電車内での言いがかり
→ 降りるときに非常ベルを押せばいい
□宗教者たる者,選挙では野党に投票しろ
= 多数派にならない
□人生に意味はない もっと不真面目に生きなさい
今のままでよい
□がんばるな 無理せず そのまんま
がんばれ
→ ◎テイク・イット・イージー
◇エピローグ
コップ一杯の水
→ 一週間経つと消えてしまう
↑
「水はなくなってしまったの?」
= H20分子が宇宙に還っていっただけ
死んだ人
◎ 生き物は死ねば分子となり宇宙に還っていく
死んだ人は分子になって宇宙に拡散している
死んだら肉体から解き放たれる
→ 宇宙にとけ込む
「キーワード 読書について」46回目、
西本鶏介さんの「児童文学の世界」7回目の紹介です。
出版社の案内には、
「代表的な児童文学作品200点の案内を中心に、児童文学論、児童文学の歴
史、選び方・与え方、基本用語の解説、そして創作入門まで、児童文学に関
する基本的事項をわかりやすく編集した画期的な入門講座。学生、先生、図
書館員などに必携、必読の本。読んで楽しく、すぐ役にたつ新しい感覚のガ
イドブックです。」
とあります。
わたしが好きな時代の児童文学、大好きな作者の名前がたくさん載っています。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『片耳の大シカ』 椋鳩十
人間との関わりの中で動物をとらえる
自然や動物たちへの畏敬の念」
・「『目をさませトラゴロウ』 小沢正
人間精神の不思議な情動」
・「『ベロ出しチョンマ』 斉藤隆介
革命的ロマンチシズムを敢えて民話的世界で語った」
もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「魂は千の風になりますか」③を載せます。
ひろさんの独自の視点に惹かれます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について46-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (7)
◇庶民たちの伝記
「備後の節句」 今西祐行
「ちゃんめら平次郎」 筒井敬介
「千本松原」 岸武雄
◇怒濤の歴史
「ともしびをかかげて」 ローズマリー・サトクリフ
「炎のように鳥のように」皆川博子
◇少し昔の少年時代
「小さい心の旅」 関英雄
「春の目玉」 福田清人
◇少女たちの季節
「十三歳の夏」 乙骨淑子
◇心さまよう思春期
「砂」 ウィリアム・メイン
◇心の成長を描く
「雨の動物園」 舟崎克彦
「赤毛のポチ」 山中恒
「鬼を飼うゴロ」北畠八穂
◇野に生きるものの賛歌
「片耳の大シカ」 椋鳩十
人間との関わりの中で動物をとらえる
自然や動物たちへの畏敬の念
◇動物の幼年童話
「目をさませトラゴロウ」 小沢正
人間精神の不思議な情動
「ながいながいペンギンの話」 いぬいとみこ
◇終われゆく動物たち
「帰らぬ大ワシ」 遠藤公子
コウモリ研究第一人者
「マヤの一生」 椋鳩十
◇ロマンの地平が広がる
「ウォーターシップダウンのうさぎたち」 リチャード・アダムス
「ひげよさらば」 上野瞭
◇創作民話の世界
「ベロ出しチョンマ」 斉藤隆介
革命的ロマンチシズムを敢えて民話的世界で語った
「地べたっこさま」 さねとうあきら
「龍の子太郎」 松谷みよ子
☆「魂は千の風になりますか」ひろさちや 幻冬舎 2008年 ③(最終)【再掲載 2014.3】
◇生きながら一度死ぬ
□死ぬまでに煩悩の炎を消しておく
苦しみのこの世を厭い,浄土を求める
「厭離穢土,欣求浄土」
死 = 「涅槃」
火の消えた状態(ニルヴァーナ)
人間に108の煩悩
貪瞋痴(とんしんち) = 三毒
貪り,怒り,愚か
◎<まかせる>
□命に優劣はなく,あなたのものでもない
全ての命は仏さまのものである
一切衆生悉皆仏性
それぞれの命に宿る仏性の施しによってお互いに生かされている
□自殺してしまったら悔やんではいけない
BA型の論理
ビフォアアフタ型
□「求める心」が苦しみを産み出す
□人間はAB型の論理で行動しがち…
アフタの結果を求めてビフォアの行動に走る
□子どもは「仏さまからの預かりもの」だと思って育てる
親が子どもに欲をもってしまうのは,子どもを自分のものと思っている
から
∥
教育
今は産業界からの要求によって,教育そのものがおかしくなっている
∥
◎ 産業界はいつも会社の役に立つ人間がほしい
→ その要求に応えるための教育になってしまっている
□敵のおかげで元気になれる
働き蟻の中でまじめに働いているのは2割
あるがままを肯定するのがよい
◎苦しいときは「まあしょうがない」と思う
苦しみはたくさんの原因が集まった結果
エレベーター内で
→ みんな引き金しか考えない「ラスト・ストロー」
□「仏さまのものさし」を使って,この世で浄土を生きる
いじめ
~ 虐められている子をかばえばいい
電車内での言いがかり
→ 降りるときに非常ベルを押せばいい
□宗教者たる者,選挙では野党に投票しろ
= 多数派にならない
□人生に意味はない もっと不真面目に生きなさい
今のままでよい
□がんばるな 無理せず そのまんま
がんばれ
→ ◎テイク・イット・イージー
◇エピローグ
コップ一杯の水
→ 一週間経つと消えてしまう
↑
「水はなくなってしまったの?」
= H20分子が宇宙に還っていっただけ
死んだ人
◎ 生き物は死ねば分子となり宇宙に還っていく
死んだ人は分子になって宇宙に拡散している
死んだら肉体から解き放たれる
→ 宇宙にとけ込む
1.児童文学の世界で紹介されている本は記憶にありません(>_<) ひょっとしたら中身の一部は聞いたことが有るかも!?(^_^;)
2.死んだ人は分子になって宇宙に拡散....とは良いですね(^_^)v そのうち、宇宙に散骨するビジネスが起こるか!?(^_^;)
by yokomi (2023-09-05 11:08)
ハマコウさん
>◎ 生き物は死ねば分子となり宇宙に還っていく
死んだ人は分子になって宇宙に拡散している
死んだら肉体から解き放たれる
→ 宇宙にとけ込む
小生は人生で一度交通事故に遭い数時間意識不明になった事があります。その時に寝ている時は違う感覚を体験できました。暑くも無く寒くもなく、常に脳裏にある何かしらの雑用の事などなど、一切のそういう感覚がなく言うなれば「無」を体験できました。
そんな体験がありハマコウさんが拾って下さっていた上の言葉を読むと「たぶんそれだ」と思った次第です。
肉体は不快なことのほうが多いのかもしれませんね。「無」を体験した後はそんなことを思うものです。長文失礼いたしました。
by もぐらのもぐ (2023-09-05 15:33)
yokomiさん ありがとうございます。
死んでからのことは分かりませんが、
宇宙に拡散、あるかもしれないとわたしは感じました。
児童文学、山中恒さんや斎藤隆介さんの作品を楽しみました。
by ハマコウ (2023-09-05 21:34)
もぐらのもぐさん ありがとうございます。
不思議な素の感覚というようなものを実体験されたのですね。
「宇宙に溶け込む」何となくそうかもしれないと思う表現ですね。
年齢を重ねて、死のことを思うことが増えています。
by ハマコウ (2023-09-05 21:39)