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「危ない間取り」横山彰人 新潮社 2004年 ②(後半) /「文章力が面白いほど身につく本」樋口裕一 中経出版 2007年 【再掲載 2014.3】 [読書記録 一般]

今回は、10月3日に続いて横山彰人さんの
「危ない間取り」2回目(後半)の紹介です。


出版社の紹介には

「団欒なき寂しいリビングルーム、子ども部屋へ篭もったままのわが子、会話
 のない夫婦。最後に家族全員で笑い合ったのは、いつだっただろう―どれか
 一つでも身に覚えのある方は、ぜひご一読ください。冷え切った家族関係は、
 実は画一的な間取りから生まれるのですから。購入を考えている方もそうで
 ない方も、目からウロコの画期的な住宅論。」

とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「子ども部屋は親のもの。いずれ独立していく子ども」


・「問題を生んだ子ども部屋に共通しているもの」


・「夫婦軸がはっきりしていることが大切」


・「住まいを支配する限りなき「子ども化」は、子どもが学ぶべき大人の世界
や社会性を住まいの中から失わせる結果になっているように思います。」



もう一つ、再掲載になりますが、樋口裕一さんの
「文章力が面白いほど身に付く本」を載せます。


昨日は町の宵祭りでした。
10時から21時まで。
小中学生、高校生も大勢参加してくれ賑やかな1日でした。
春の浜松祭りの時より参加人数が増えました。
歩数は思っていたよりは少なく、およそ16000歩。
今日は本祭り。楽しみます。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆「危ない間取り」横山彰人 新潮社 2004年 ②(後半)

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◇子ども部屋こそ親の知らない子どもを育てる

□壊れた子どもを作る部屋
子ども部屋は親のもの 
    ~ いずれ独立していく


□問題を生んだ子ども部屋に共通しているもの
  凶悪事件を起こした少年の部屋の共通点
    ① 玄関から親の顔を見ずに出入りが可能  
   階段付近に洗面所、トイレ、浴室があるから子どもの姿が見
       えない
    ② 子ども部屋に外から直接出入りが可能 
 より大胆に
    ③ 子どもの部屋が親の寝室から離れている 
  気配がわからない
 ④ リビングが子ども部屋から離れている
 ⑤ 地域社会とのつながりを自ら絶っている

   ※ 子どもは外部との接触を拒み、自分の部屋に引きこもり状態
 
  幼児期の親子関係に問題はなかったか
  父親の存在感の欠如  
      親の豊かな愛情にかえての物や金
  母親の負担
※ 夫婦軸がはっきりしていることが大切
 

□学校と子ども部屋で親が知らない子どもになる
   プライバシーと勝手気ままは別 
 

□一人で食べる子ども
個食
    = 孤食 が増える
   食事の存在感の希薄さ
    = 団らんの場の求心力の希薄さ
 

□子ども部屋を与えるときは絶好の教育機会 - いつどんな形で  
   ルール決めから  
子ども部屋こそ各成長段階でリフォームして柔軟に
   ドア < 引き戸 吊り戸
 

□住まいを侵す「子ども化」  
かつての部屋割り   お年寄り > 親 > 子ども
      逆転      お年寄り < 親 < 子ども
 ◎ 住まいを支配する限りなき「子ども化」は、子どもが学ぶべき大人の世
  界や社会性を住まいの中から失わせる結果になっているように思います。
 

□乳幼児にとっては家が環境のすべて
乳幼児期に最も大切なポイント(澤口俊之)
・母親と愛情たっぷりの密接な関係をもつこと
    ・豊かな言語環境
    ・はいはいが十分できる環境
   本物の材料  
 

□子どもにふさわしい部屋
ひな形などない



お年寄りを間取りが殺す
  独房と化したお年寄りの部屋
  団らんの場には入れないお年寄り
  後悔を残す二世帯住宅
  寿命は住環境次第
  自宅では介護できない家ばかり
  ひきこもれないお年寄りの部屋
    中庭を見られる
      - 外の刺激を受けることができる



◇夫婦の時間の過ごし方
  夫婦の寝室を住まいの基軸に
  主婦にだって個室が必要
  夫婦の部屋の考え方






☆「文章力が面白いほど身につく本」樋口裕一 中経出版 2007年 【再掲載 2014.3】

[出版社の案内]
「イエス」「ノー」をはっきりさせる、「3WHAT」で情報を整理する、
「3W1H」でオリジナルの視点を練る、「たしかに~、しかし…」を使
う…など、このテクニックを身につければ、誰でも心を揺さぶる文章が書
ける。

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1 文章にどんどん演出をしよう
   多少の省略・誇張は当たり前
      -「見せたい自分」
   都合の悪いところは隠し、アピールは大げさに


2 イエス・ノーをハッキリさせて書く
  分かりやすくするには二項対立を明確にする
  7割イエスなら,3割のノーを捨てる


3「3WHAT」で情報を整理する 
  「3WHAT」で頭を整理
    ① それは何についてか(定義)
    ② 何が起きているのか(現象)
   ③ その結果何が起こるのか(結果)
イエス・ノー両方の立場から整理する


4「3W1H」でオリジナルの視点を練る 
  「3WHAT」の後は3W1Hで決める
  Why - 理由 
     Where - 地理的状況 
     When  - 歴史的状況 
     How   - 対策


5 型を用いれば文章が楽に書ける
 200字前後なら2部構成


6 問題提起はイエス・ノーで答えられる形で
 イエス・ノーで答えられる形に転換する
  書き出し型 
      ① 疑問文で始める    
      ② 客観的事実から始める
  ③ 定義・分類から始める 
      ④ 結論から始める


7 意見提示は「確かに… ,しかし,… 」を使う
 視野の広さを示し論的を封じる効果がある


8 展開は「型」を用いてすっきりまとめる
    3W1Hのメモで論拠を補強
  4部構成で考える習慣を付ける
「~である」
      「確かに~」
      「しかし,~」
      「なぜなら~」
      「従って~」


9 「である」と「です・ます」を区別して使う
  1センテンスは60文字が目安


10 個条書きで読みやすさを演出する
  ビジネス文書は箇条書きが基本


11 書き終えたら「推敲」する習慣を付ける
   「誤字脱字は致命的」の危機感を持つ
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