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「発達障害を乗りこえる」竹内吉和 幻冬舎ルネッサンス新書 2014年 ⑨(最終) /「エリート×アウトロー世直し対談」堀田力・玄秀盛 集英社新書 2012年 ②【再掲載 2014.6】 [読書記録 教育]

今回は、10月13日に続いて、竹内吉和さんの
「発達障害を乗りこえる」の紹介9回目 最終です。



出版社の紹介には


「発達障害は本人も周囲も気付きにくい『病い』です。特に成人の場合、未診
 断のまま思春期、社会生活を過ごしたため深刻な状態に至ってしまったケー
 スが後を絶ちません。『会社での人間関係がうまくいかない』などの悩みを
 抱えているにもかかわらず、見過ごされてきたのです。社会の在り方や教育、
 いじめ、差別をどうすべきか。1000人以上の支援に携わった著者だから書け
 た新提言!」

 
とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「中途半端な優しさが一番の罪」


・「自閉症スペクトラム障害の特性 『1か0か』」


・「両親に子供の24時間監視を強いない社会へ」


・「『合理的配慮』とは。障害者が他の者との平等を基礎としてすべての人権
および基本的自由を享有し、または行使することを確保するための必要か
つ適当な変更、および調整であって、特定の場合において必要とされるも
 のであり、かつ、均衡を失したまたは過度の負担を課されないものをいう。
端的に言えば『論理的で効率的に行われる心遣い』のこと」





もう一つ、再掲載になりますが、堀田力さん、玄秀盛さんの
「エリート×アウトロー世直し対談」②を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「発達障害を乗りこえる」竹内吉和 幻冬舎ルネッサンス新書 2014年 ⑨(最終)

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◇発達障害における恋愛の重要性
□恋愛が発達障害に与える影響
◎ 他人とのコミュニケーションを取る経験を積み重ねていくことでその
   症状は徐々に和らいでゆくのではないか
          |
    恋愛こそが他者とのコミュニケーションを認識し、その能力を飛躍的
   に高める可能性をもっている  

  思い出になったとき自分の糧となるのか
~ その経験で自分のことを自分で愛せるかどうか
 

□自閉症スペクトラムを抱えた男の子の恋


□中途半端な優しさが一番の罪
 

□メイドカフェでソーシャルトレーニング
わかりやすい環境や提示の仕方 = 構造化
 

□好きと愛してるの境目の見極め
   自閉症スペクトラム障害の特性「1か0か」


□バーチャルな恋愛の危険
 

□性にかかわる社会問題 
スキルとして



◇誰もが未来をつかめる社会へ
□両親に子供の24時間監視を強いない社会へ


□誰もが持つよりよい環境で暮らすための権利
「障害者権利条約」
→ 合理的配慮は

  「合理的配慮」
障害者が他の者との平等を基礎としてすべての人権および基本的
    自由を享有し、または行使することを確保するための必要かつ適当
    な変更、および調整であって、特定の場合において必要とされるも
    のであり、かつ、均衡を失したまたは過度の負担を課されないもの
    をいう

◎ 発達障害を乗り越えるための5つのキーワード
     「合理的配慮」
     「意思疎通」
     「言語」
     「生涯に基づく差別」
     「ユニバーサルデザイン」
 

□要求を受け容れることが良い環境を作るとは限らない           
合理的配慮
     ~ 論理的で効率的に行われる心遣い

    要求を受け容れるのではなく、要求を事前に察知し話し合う。そうす
   ることで、きっと子供たちにとって素晴らしい環境が整えられる。これ
   こそ「合理的配慮」といえる。


□障害に応じて必要な支援とは
   ◎文科省HP
     「中教審初等中等教育分科会特別支援教育の在り方に関する特別
      委員会」 
№3図 検討委員配付資料
別紙2 「合理的配慮」に例
       ※P273~276 
 

□最高の支援は誰にとっても心地よい
発達障害者への対応はすべての人たちにも大事な配慮になる


□高いレベルで相手を思いやる
レベルの高い支援
支援のレベル
       = 支援される人の気持ち 
         × 支援する人の気持ち


□21世紀型の新しい障害観


□障害をプラスに変えるための取り組み
IFC国際生活機能余数
     - 世界基準(厚労省HP)


◇竹内吉和
昭和34年広島県生 
    広島大学総合科学部、法学部卒 広島修道大学法研究科修了
広島市立大学博士課程満期退学
特別支援教育士スーパーバイザー
 特別支援教育専門家チーム委員

 竹内発達支援コーポレーション代表 








☆「エリート×アウトロー世直し対談」堀田力・玄秀盛 集英社新書 2012年 ②【再掲載 2014.6】

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◇人を助ける遺伝子
  「人のために何かしたい」というDNA
  傾聴ボランティアはしんどいけれど
  他のスタッフがフォローする
     = みんなが荷物を背負い込む

◎「所詮人ごとやから当事者になったらだめ」
     お互いの体温でぬくもりを伝えよう

  いじめの被害者や引きこもりの人にこそボランティアを!
  親がボランティアをすると子どもを救う学びになる
     - ボランティアをやっている人の子に悪い子はいない  

× 他人を品定めする 
      学歴偏重 拝金主義の親
        → その子は競争社会の奴隷に 

  人助けのスイッチ(神戸の震災で)
  神戸・真野町
      会社も嫁さんの実家も
    風呂 紙おむつ 粉ミルク
     - マル暴にもスイッチ

  震災が教えたボランティアの力 
  まずは飲むもの食べるもの → トイレ

  行政に向かって意見を言おう

  震災は人間の英知を試す

  被災地で「駆け込み寺」
  2012.7.7 パチンコ 窃盗 強盗(他県ナンバー)

  きれい事ではすまされない現実
  DVの問題
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