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「基礎学習時間」(富山市立五福小学校)-『基礎学力はこうしてつける』 杉田久信 フォーラムA 2003年 /「頭のいい人がしている整理・ファイリング術」桃山透 ばる出版 2007年 ②(後半)【再掲載 2014.2】 [読書記録 教育]

今回は、杉田久信さんの
「基礎学習時間」(『基礎学力はこうしてつける』より)を紹介します。



『基礎学力はこうしてつける』の出版社の案内には


「基礎学力の徹底を掲げる、小学校校長である著者が、『わかる』より『でき
る』を優先した基礎学力を鍛える指導方針、実践例を紹介する。100マス計
 算・音読(暗唱)により学習への構えが確立される」


とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「しっかり確認する。読ませる。見せ合う。指さし。教師に見せる」


・「褒め言葉の種類を増やし,力強く短く褒める。事実を褒める。子どものに
名前を言って褒める」





もう一つ、再掲載になりますが、ぱる出版さんの
「頭のいい人がしている整理・ファイリング術」②を載せます。







☆「基礎学習時間」(富山市立五福小学校)-『基礎学力はこうしてつける』 杉田久信 フォーラムA 2003年

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□3点 
 (1)明確な指示をする
     ① 一時に一事 
     ② 30秒以内の短い指示,しっかり確認する 

(2)しっかり確認する
     読ませる,見せ合う,指さし,教師に見せる 

 (3)褒める・励ます・フォローする
① 褒め言葉の種類を増やし,力強く短く褒める
② 事実を褒める
③ 子どものに名前を言って褒める
 


□読み書き指導マニュアル
 (1)音読指導法  
     短時間にテンポ良く
① 追い込み 
         ・ 教師の後を続けて読む
・ 一人ないし数人の子どもの後に続けて読む
② 交代読み 
         ・ 教師と子ども全員で一文ずつ交代で読む
・ グループで一文ずつ交代で読む
・ 二人一組で交代して読む
③ 全員一斉読み  
         ・ 全員一緒に声をそろえて
④ 一人読み 
         ・ 一人で全文を読む
・ 一人ずつ交代で一文を読む
⑤ 音読の速さを変える
・ ゆっくりから速く,音読速度を変えて読む
・ 一音の発音の長さを変えて読む
(短く区切って,長く区切って など)
⑥ 音読の声の大きさを変える
・ 口を動かさず目で読む
・ 口をしっかり動かし,声を出さずに読む
・ 口をしっかり動かし微音で読む
・ 大きな声で読む
⑦ 学習形態 
         ・ 教師と子ども 上下横いろいろな方向で
・ 二人で向き合って読む
・ グループ同士向き合って読む(男女,生活班,列)
 


□評価 
  ① 教師  観点別に上手だった子を紹介する…良い点で
・ 教科書をちゃんと持ってできたか?
・ 姿勢良く音読できたか?
・ 口をしっかり開けて読むことができたか?
・ はっきりとした発音で読めたか?
・ 意味が分かるように正しく読めたか?
・ 大きな声で読めたか?
・ よどみなくすらすら読めたか?


<上学年・実践例>
(1)音読指導法
2分  一文追い読み 
      ・ 今日は「○○○○」を読みます。題名の下に鉛筆で○○と○
       を十個書きなさい。先生が読みますからついてきなさい。
(各子どもを褒める)

2分  一人読み 
      ・ 今読んだ所を起立して読みなさい。終わったらすわりなさい。
・ これで何回読みましたか。2回ですね。2個○を塗りましょ            う。

 2分  ペア一文交代
      ・ 終わったら起立して隣の人と一文交代で読み,最後まで行っ
       たらもう一度始めに戻って順番を変えてまた読もう。
・ 早く終わった人は○を一個塗りもう一回読みましょう。
 

 2分  グループ内一文交代読み
・ 今度はグループになって一文交代で世見合いで読みなさい。
       ときどき間違っている人もいるかも識らないので,よく聞き 
       なさい。

3分  クラス全員  
      ・ 次は一番前の人から一文ずつ読みます。次の人は立って待っ
       ていきましょう。
<読み違いはもう一度読ませる>

 2分  追い込み連続
      ・ 一人はだいぶ上手になってきたので今度は間違わずにすら
       すら読む練習をします。先生が読みますから付いてきなさい。
  一文交代連続 
     ・ 今度は先生と交互に読み合いましょう。先生が読んでから,み
      んなが読むのですよ。

 2分  ペア    
     ・ 見合い,比べ合い 隣の人と



(2)漢字指導法
① 指書き   
      ・ 机の上に指で大きく画数を唱えながら
② なぞり書き
      ・ 鉛筆で丁寧になぞる
① 写し書き  
      ・手本の字を見て丁寧に書く
④手本を隠して一人書き フラッシュカード式


(3)視写の指導法
① 追い読み  
       ・ 視写する文を読む
② 視写    
       ・ 字の形,姿勢に気をつけて丁寧に書く
③ 確かめ   
       ・ 手本を見ながら正しく書けたか見直す


□評価 
  ① 教師 
      ・ 手本のような字で書けた ・間違いなく書けた
・ 字がマスからはみ出していない
② 自己評価 
      ※ チェック表を利用して自己採点

      ※『基礎学力はこうしてつける』
         杉田久信(富山市立五福小学校長)フォーラムA より







☆「頭のいい人がしている整理・ファイリング術」桃山透 ばる出版 2007年 ②(後半)【再掲載 2014.2】

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◇共有するファイルの管理の仕方
 共有ファイルは社内ルールに従う
    手元の共有ファイルの管理場所、管理リスト、店の情報メニューの
   ファイリング


◇パソコンのファイリング術
  パソコンにもファイリングは欠かせない
    ポイント 
      ① データとフォルダ整理 
      ② 情報見極める目 
      ③ メール活用法
ファイリングの基本はフォルダの入れ子
デスクトップは大分類のフォルダだけ
データを整理しシンプル化する  
    要・不要で迷ったら
      → 圧縮
フォルダの管理 
    ① 案件別 
    ② 時間軸
保留データは「保留」フォルダに入れる
ソフトのファイルはマイドキュメントに 
     画面外にフォルダをドラッグ
「メモ帳」は覚書を残すのに最適

  ◎ USBメモリを使いこなす


◇パソコンのファイリング術 環境編
  パソコンは便利に設定して初めて役立つ
  ポイント 
      ① データ整理ファイリングバックアップ 
      ② 動作早くし環境設定
③ フリーソフト活用
バックアップはパソコン以外にする
起動時間の短縮 
動作を速くする最適化 
    フリーソフトの活用法 ①付箋  ②WeBox


◇仕事差が付くファイリング術
 ファイリングが仕事の流れを作る
ファイリングに色 
    ① カラークリアホルダー 赤=急ぎ 青=重要 
 ② カラーラベル
クリアホルダーで書類を細分化しすぎない 
    クリアファイル用インデックス
使用したファイルはボックス手前に
仕事進行と共にファイルのスリム化を
領収書ファイリング
    → ソフトクリアケースに
切り抜きのファイリング術
  ① 情報収集  
        切り抜き→クリアホルダーに→クリアブックに
   ② プロジェクトペーパー 
ワンペーパーナイフ + テープのり<台紙に>

③ 図書館利用法

 忘れ物防止のファイリング術
定期入れに付箋,パソコンにメール
ファイリングは日々改善

◇桃山透 1968 大阪府生 フリーライター

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