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大西忠治さんはこんなことを ⑥ ー「発問上達法」大西忠治 民衆社 ③ [読書記録 教育]

今回は、わたしの教育ノートから、2月12日に続いて
キーワード「大西忠治さんはこんなことを」6回目
「発問上達法」3回目の紹介です。



出版が古いためか、出版社の案内を見つけることができませんでした。



「発問」をただ尋ねているだけと思っている方も多いのですが、
なかなか奥が深いものです。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「一指示一行動」
- 一つの行動に対して指示は一つだけ、そうしないと頭に入らない子もいるから
 と、言われます。


・「『発問』から『指導言』へ
指導言 = 授業において教師の子どもに向かって発する言葉」


・「子どもの思考に働きかける『発問』,行動に働きかける『指示』」


・「説明型教師  発問型教師  指示型教師」
- どれが強いかと問われれば、わたしは指示型でしょうか。





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☆大西忠治さんはこんなことを ⑥ ー「発問上達法」大西忠治 民衆社 ③

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◇指示

□指示のセオリー①   なぜ「一指示一行動」なのか

 一指示一行動


 多指示行動


 指示プラント自己分析を




□指示のセオリー②   「一指示一行動」は「多指示行動」への前段階 

 現実には純粋な一指示一行動はむしろ少ない




□指示の訓練法  こうすれば指示が上達する

 多指示行動において,それが優れた「指示」である条件



 子どもの行動の筋道を正確に示していること
行動の順序,指示の順序と指示がいくつあるか明確さ







◇指導言

□「発問」「説明」「指示」の関係をつかめ①
  
 「発問」から「指導言」へ
 

 指導言 = 授業において教師の子どもに向かって発する言葉

      発問は「指導言」の中の教育的な「問いかけ」の意味



 ①「発問」 問いを発すること 中間
指導言   ②「説明」 説き明かすこと   最も教材に密着
③「指示」 指し示すこと 生徒に密着



 子どもの思考に働きかける「発問」,行動に働きかける「指示」
説明はその中間


 「説明」は「教材」に,「指示」は子どもに密着する




□教材内容と子どもの状態に応じて「指導言」を選び取る力を

 教材研究の得意な先生       

   → 「説明」が多くなる傾向 説明型教師


 子どもに考えさせるのが得意な先生
   
    → 「発問」が多くなる傾向 発問型教師


 子どもを動かすのが得意な教師   

   → 「指示」が多くなる傾向 指示型教師

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