「全人的医療の知恵」永田勝太郎 海竜社 1997年 [読書記録 一般]
今回は 永田勝太郎さんの「全人的医療の知恵」を紹介します
永田勝太郎さんは心療内科医
何年前でしょうか
NHKラジオ深夜便「こころの時代」に登場され
放送を聞いていて 心を動かされ 涙を流してしまいました
放送で聞いた 『夜と霧』で知られるフランクルさんの夫人から言葉
「あなたが人生に絶望しても人生はあなたに絶望しない」
はいつも頭の片隅にあります
出演当時は浜松医大にお勤めでした
本ブログでも何回か永田勝太郎さんについて紹介してきましたが
(上記放送内容も含め http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2011-08-06)
今日でも毎日のように永田さんの名前が検索ワードに載っています
全人的医療の大切さを強く思います
昨日 胃カメラ検査を受けただけに
健康のありがたさを感じます
要約では分かりづらいのですが 大変参考になる本でした
昨日は わが家から沿う遠くない 浜松市・新橋虚空蔵尊の大祭(本日まで)
昨年までは2月13日と決まっていたのですが
今年より第2土・日曜日となったようです
妻と二人夜参拝に行きました
露天も出て賑やかでした
母は昼間お世話になっているデイサービスで出掛けたようですが
子どもたち二人は誘っても…
子どもたちも大きくなったものです
☆「全人的医療の知恵」永田勝太郎 海竜社 1997年
◇QOL(生命の質)を高める全人的医療
○シゲさんの奇跡はなぜ起きたか
病気になって悔しい → 素直でしたたかに変身
医療における人間の復活 = 元気になってしまった
○患者は病を持った一人の人間である
○血圧はただ下げればよいというものではない
体質・体力により合う薬は異なる
○人間は絶えず身心一如の存在である
= 患者を全人的に理解し全人的に扱う
○QOLを低下させる血行障害 結構の滞りは死につながる
血行障害-東洋医学「お血(おけつ)」
血行障害を治す食事の知恵
◇痛みからの解放に挑戦する
○自分の心や体への気付きを的確に持つ
がんの初期になぜ警告信号の痛みがないのか
→ 自己を抑圧するタイプはがんになりやすい
○痛みは人間としての尊厳性まで失わせる
痛みを受け止めることにより痛みは和らぐ
はり,灸,鎮痛剤,神経ブロック,モルヒネ
○痛みの訴えはコミュニケーションの手段である
がん痛は人間としての苦痛である
末期がんでもQOLを求める方法はある
○患者は百の理屈より一つの即効的鎮痛を待っている
「背中にお地蔵様がいる」
痛みの訴えは生き様そのものである
○困ったことが起こると痛みの中に逃げ込む人
「心因性疼痛」
- 不安が痛みを呼び,辛くなると痛みの中に逃げ込む
○笑いは痛みの治療に効く
緊張感が腹痛を引き起こす
- 笑いはエネルギーをわき上がらせる
○痛みは脳で感じる
究極の痛み-カウザルキア(灼熱痛)
◇人間を歪めるストレスを全人的アプローチで
○突然死の危険が一杯
冠状動脈性格という名の頑張り屋さん
○季節の変わり目の不調は体の警告
思春期の子どもを悩ます起立性低血圧
○全人的アプローチで一週間で立ち直った女子大生
良い休息は良い仕事につながる
◇こころを癒しからだを癒す東洋医学のパワー
○受験の精神的緊張に耐えられなかった中学生
○絶食療法でアトピー性皮膚炎を治す
拒食症から立ち直らせたもの
○なぜカリフォルニアでは東洋医学が普及しているのか
○優しい医療,苦しくない医療,人間的な医療
未病を治す東洋医学のパワー
○心身医学は西洋医学と東洋医学の架け橋
◇死を選択する尊厳ある最期を創造する
○死を選択する権利
医療は誰のため何のために
○QOLを求める死へのプロセス
①絶えず誰かがそばにいること
②ケアの保証を与えること
○定年の日から始まった空白の日々
仕事一途の人生は何を残したのか
何のために生きているのか,何をして生きていくべきか
○痴呆にも死に様を選択する権利がある
◇永田勝太郎
1948年千葉県生
慶應大学経済学部中退 → 福島県立医大 → 千葉大医学部で研修
→1980北九州市立小倉病院
現在(出版当時),浜松医科大学講師(保健管理センター)心療内科
1986 ヒポクラテス賞受賞(ギリシア)
1997 シュバイツァ賞受賞(ポーランド)
永田勝太郎さんは心療内科医
何年前でしょうか
NHKラジオ深夜便「こころの時代」に登場され
放送を聞いていて 心を動かされ 涙を流してしまいました
放送で聞いた 『夜と霧』で知られるフランクルさんの夫人から言葉
「あなたが人生に絶望しても人生はあなたに絶望しない」
はいつも頭の片隅にあります
出演当時は浜松医大にお勤めでした
本ブログでも何回か永田勝太郎さんについて紹介してきましたが
(上記放送内容も含め http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2011-08-06)
今日でも毎日のように永田さんの名前が検索ワードに載っています
全人的医療の大切さを強く思います
昨日 胃カメラ検査を受けただけに
健康のありがたさを感じます
要約では分かりづらいのですが 大変参考になる本でした
昨日は わが家から沿う遠くない 浜松市・新橋虚空蔵尊の大祭(本日まで)
昨年までは2月13日と決まっていたのですが
今年より第2土・日曜日となったようです
妻と二人夜参拝に行きました
露天も出て賑やかでした
母は昼間お世話になっているデイサービスで出掛けたようですが
子どもたち二人は誘っても…
子どもたちも大きくなったものです
☆「全人的医療の知恵」永田勝太郎 海竜社 1997年
◇QOL(生命の質)を高める全人的医療
○シゲさんの奇跡はなぜ起きたか
病気になって悔しい → 素直でしたたかに変身
医療における人間の復活 = 元気になってしまった
○患者は病を持った一人の人間である
○血圧はただ下げればよいというものではない
体質・体力により合う薬は異なる
○人間は絶えず身心一如の存在である
= 患者を全人的に理解し全人的に扱う
○QOLを低下させる血行障害 結構の滞りは死につながる
血行障害-東洋医学「お血(おけつ)」
血行障害を治す食事の知恵
◇痛みからの解放に挑戦する
○自分の心や体への気付きを的確に持つ
がんの初期になぜ警告信号の痛みがないのか
→ 自己を抑圧するタイプはがんになりやすい
○痛みは人間としての尊厳性まで失わせる
痛みを受け止めることにより痛みは和らぐ
はり,灸,鎮痛剤,神経ブロック,モルヒネ
○痛みの訴えはコミュニケーションの手段である
がん痛は人間としての苦痛である
末期がんでもQOLを求める方法はある
○患者は百の理屈より一つの即効的鎮痛を待っている
「背中にお地蔵様がいる」
痛みの訴えは生き様そのものである
○困ったことが起こると痛みの中に逃げ込む人
「心因性疼痛」
- 不安が痛みを呼び,辛くなると痛みの中に逃げ込む
○笑いは痛みの治療に効く
緊張感が腹痛を引き起こす
- 笑いはエネルギーをわき上がらせる
○痛みは脳で感じる
究極の痛み-カウザルキア(灼熱痛)
◇人間を歪めるストレスを全人的アプローチで
○突然死の危険が一杯
冠状動脈性格という名の頑張り屋さん
○季節の変わり目の不調は体の警告
思春期の子どもを悩ます起立性低血圧
○全人的アプローチで一週間で立ち直った女子大生
良い休息は良い仕事につながる
◇こころを癒しからだを癒す東洋医学のパワー
○受験の精神的緊張に耐えられなかった中学生
○絶食療法でアトピー性皮膚炎を治す
拒食症から立ち直らせたもの
○なぜカリフォルニアでは東洋医学が普及しているのか
○優しい医療,苦しくない医療,人間的な医療
未病を治す東洋医学のパワー
○心身医学は西洋医学と東洋医学の架け橋
◇死を選択する尊厳ある最期を創造する
○死を選択する権利
医療は誰のため何のために
○QOLを求める死へのプロセス
①絶えず誰かがそばにいること
②ケアの保証を与えること
○定年の日から始まった空白の日々
仕事一途の人生は何を残したのか
何のために生きているのか,何をして生きていくべきか
○痴呆にも死に様を選択する権利がある
◇永田勝太郎
1948年千葉県生
慶應大学経済学部中退 → 福島県立医大 → 千葉大医学部で研修
→1980北九州市立小倉病院
現在(出版当時),浜松医科大学講師(保健管理センター)心療内科
1986 ヒポクラテス賞受賞(ギリシア)
1997 シュバイツァ賞受賞(ポーランド)
血圧はただ下げればよいというものではない
その通り!私の母は血圧が高いと言って薬をもらいましたが調子が悪くなり、やめた途端に元気になりましたよ。
通り一遍の治療はダメということですよね。
by おれんじわに (2013-02-10 16:31)
おれんじわに さん ありがとうございます
血圧が高くなっているわたしとしては考えどころですね
薬が合わないのかもしれませんし
また相談してきます
by ハマコウ (2013-02-10 16:40)