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(1)「生物学個人授業」岡田節人・南伸坊 新潮社 1996年 ③(最終)2)「感動を教えてくれた国語教科書」 萩野貞樹 徳間書店 2002年【再掲載】 [読書記録 一般]

今回は 7月28日に続いて 岡田節人さん 南伸坊さんの
「生物学個人授業」の紹介 3回目です


出版社の案内には

「『体細胞と生殖細胞の違いは?』『そもそもDNAって?』…生物学者・岡田先生と生
 徒のシンボーさんが、奔放かつ自由に謎に迫る。」

「知りたいことは何でも聞くゾ。好奇心全開の生徒と科学を日常の言葉で語る先生と
 の迫真のライブ。生きものの科学はこんなに面白い!基礎から最先端まで、この一
 冊で免許皆伝。」

と あります


もう一つ 再掲載となりますが 荻野貞樹さんの
「感動を教えてくれた国語教科書」を紹介します



今日は 田辺一邑さんの独演会に出かけます
楽しみにしています




※いよいよ本日!講談師・田辺一邑さん 浜松で独演会
日時  :8月3日(日)午後2時開演
場所  :浜松市地域情報センターホール
料金  :前売り2500円 当日2700円
ゲスト :のだゆき(音楽パフォーマンス)
一邑さんの演目:「英一蝶浅妻船」「レビューの王様・白井鐵造」

チケットはアクトシティ浜松のプレイガイドで販売中です
お問い合せは 053-438-1863(ケイ企画 河村さん)まで
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※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
 ものづくりの街 浜松
 行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
 詳しいことはホームページをご覧になってください
 ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
浜松ジオラマファクトリー









(1)「生物学個人授業」岡田節人・南伸坊 新潮社 1996年 ③(最終)

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◇ホメオボックスって何だ

 DNAの塩基配列 - ホメオボックス


 1894 ベーツソン  「ホメオーシス」造語
ある決まった場所に当然別の場所にあるはずの器官ができてしまう


 ホメオティック・シーン 
   相同異質形成遺伝子

巨視的形態統括者
「ハエの頭をつくる遺伝子は蛙の中にいると蛙の頭をつくる」





◇多様性と言うこと
  
 地球上の生物 約5000万種以上


<先生の一言>
昆虫採集を自然破壊の主犯のように言う風潮に対して大いに憤慨している
~ 生物多様性の魅力





◇八千万種ってどれくらい

 「アバウト」な生物学





◇種類を分けると言うこと

 生物 8000万種類   名前のあるのは約200万


 交尾器の特徴





◇絶滅と進化

シヴリ(エール大学)
1700の鳥で調べた DNA
スピーシズ(種) → ジーナス(属) → トライブ(族) → ファミリー(科)

貴重度をインデックスにした → 朱鷺は低い=情緒の問題


 生物は使わなくなった不必要のDNAを捨てずにたくさん持っているらしい





◇まとめ
 アラン
 「私は遊戯の続きであるようなおもしろい授業をあまり信頼しない」

 「『ひとりでに興味の湧くような』ということのいけない点は、人がそれに
   興味を抱くのに骨を折らぬと言うことにあり、意志によってそれに興味を
  抱くことを学ばせないと言うことにある」


 カドヘリン 細胞と細胞をつなぐもの


 発生 ←→ 分化


 生物8000万種類の多様性 
もとはたった一つの単細胞のバイキンみたいな原核生生物から始まっている



DNAを核にとじこめる真核生物が出て、このDNAのホメオティック遺伝子や
 カドヘソン遺伝子が車の両輪になることで多細胞の多様性をもった生物の進化が始
 まった
①原核生物
②原生生物 ┐
③菌類 │
④植物 ├ 真核生物  
⑤動物 ┘







(2)「感動を教えてくれた国語教科書」 萩野貞樹 徳間書店 2002年【再掲載】

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☆明治期の検定教科書(明治19~明治36年)

◇蝶々(一年生)
 てふてふてふてふ、

 なのはにとまれ。

 なのはにあいたら、

 さくらにとまれ。

 さくらのはなの、

 さかゆるみよに、

 とまれよ あそべ、

 あそべよ とまれ。





◇高橋東岡の妻(巻八・三年生後半)

 高橋東岡は、まづしく、大阪に住みし頃より天文学に志し、毎夜、屋根に出でて、
天文をしらべけり。つまも夫の心をくみて、まづしき中にも、よく、斯の志を助けた。

 東岡が家に、柿の大木ありて、秋毎に、よく実りぬ。夫婦は、それを売りてくらし
向きの助けとせり。或年の秋、近所のわる者ども、毎夜のように、しのび入りて、柿
をぬすみぬ。東岡、これをこらさんとて、毎夜、天文をしらぶるかたはら、音すれば、
庭に降り立ちて、おひしなどし、その心おちつかざりき。


 或日、外よりかへりて見るに、意外にも、柿の木は、根もとより、きりたふしてあ
り。東岡驚き、ちまなこになりて、妻をよび、わけを問へば、妻は、しづかに、

「柿は、私がきらせたるなり。なまなかに、此の木あるが為め、御心ちりて、学問の
 じゃまとなる。それゆゑわざと、きらせたり。」

といふ。

 東岡げにも、と感じて、これより、家事は、すべて、妻にまかせ、おのれは、一心
ふらんに、天文学を修めければ、つひに、ひいでたる学者となりけり。
 

 ※ 江戸後期の天文学者、高橋至時の逸話である。至時は通称作左衛門、号は東岡。
  幕府の天文方となって「寛政暦」を完成させた。暦学者・高橋景保の父。




◇楠木正行(巻七・四年生前半)

 父のゆいごん、母君の教へを守り、かりそめの遊びにだにも、朝敵を亡ぼすまねび
に、余念なし。

 みかどの為めに賊兵をおひしりぞけしも幾度ぞ。中にも、山名、細川が、一万余騎
を、一戦に、破りし武略めざましや。

 尊氏、再び、兵を起こし、師直兄弟六萬騎、つなみのやうにぞ、寄せにける。


 その時、正行思ふよう、此のたびこそは、大事なれ、我がかうべをば取らるゝか、
師直がかうべうち取るか、そのいつれかと、参内し、しづかに暇たまはりつ。一族、
郎等 四百余騎、四条畷にはせ向ふ。

 程なく、敵も寄せ来れば、どつとあげたるときの声、矢さけびの音、土けぶり、山
なりひゞき、谷ふるふ。忠義にこったるほこさきに、群がりきそふ六万騎、きり立て
られて、さっと引く。されども、身方は小勢なり、敵の遠矢にい立てられ、残りすく
なになりければ、はやこれまでと、一同に、腹かききってぞうせにける。


 年は、やうやう、二十三、忠臣孝子のかゞみぞと、をしまぬ人こそ無かりけれ。

 ※ 楠木正成の子正行、四条畷の合戦での最期の物語。正行は孝子・
  忠臣の鑑であり、また若くして戦死した勇将でもあった。
  『太平記・巻二十六』のこの物語は、その後の国定教科書にも取り上げられた。





◇世界萬国(巻八・四年生後半)

 此の大世界の国々を、

 わかてば、凡そ、五大洲、

 亜細亜、阿弗利加、欧羅巴、

 南北亜米利加、オシアニヤ。

 みくには、亜細亜の筆はじめ、

 南は、暑き印度国、
 北は、雪積むサイビリヤ、
 支那朝鮮を、中にして、

 西に、ペルシャヤ、小亜細亜

 さて、西洋は、欧羅巴。

 みくにに、早く知られしは、

 和蘭国よ、蘭萄牙。

 亜細亜に近きは、土耳古にて、

 東は、露西亜、南方は、

 ギリシア、伊太利、西班牙。

 さて、中央は、濁逸国、

 オーストリヤの帝国に、

 隣る仏蘭西、共和国。

 英吉利国は、島国よ。

 又、北海は、デンマルク、

 スヰデン国や、ノルウェー、

 その外、スヰツル、ベルジヤム。

 亜弗利加洲の大方は、

 くろんぼの住む土地ぞかし。

 挨及国は、国古く、

サハラは、沙ばら、何千里。

 欧羅巴より、船出して、

 西へと行けば、亜米利加洲。

 北亜米利加の大半は、

 合衆国よ。此の国は、

 共和政治の模範なり。

 さて、銀の国メキシコを、

 過ぎて、南の亜米利加に、

 まづ、名高きは、エクワドル、

 チリ、ブラジルや、ペルー国。

 米利加の西、日本の

 南にひろがるオシヤニヤ。

 オーストレリヤの大島は、

 英吉利国の領地なり。

 其の外、ハワイ、フィリッピン、

 こゝやかしこに、欧米の

 領地殖民数多し。

 かく数多き国々が、

 互ひに競ふ勝敗の、

 其の源は、国人が

 心々ぞ、子どもらよ、

 国を思はゞ、我が身修めよ。


 ※ これは、四年生用の教科書に掲載されたもの。このころの教科書は、世界を
  概観するような内容のものが大変人気があった。 
  
  ・口調がよくおぼえやすくなっていて、しっかり記憶にとどまるよう工夫されて
   いる。
   
   この「世界萬国」も、新国家草創のころの、世界に目を向けくてはならぬと
  いう意気込みの表現と言っていい。

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