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「日本子育て物語-育児の社会史」 上笙一郎 筑摩書房 1991年 ⑥ [読書記録 教育]

「読み書き算より大切なもの 『体力』と『勇気』と『武術』」




今回は 2月14日に続いて 上笙一郎さんの
「日本子育て物語-育児の社会史」6回目の紹介です


今日は古代の学校についてです



出版社の案内には

「原始時代から現代まで―子どもの歴史と子育ての歩みを、豊かな資料を引きつつ興味深
 く語り、日本人の育児の知恵と子どもへの深い思いを明らかにする。 」

とあります




今回紹介分「封建時代前期」から強く印象に残った言葉は…

・「武士 ~ 仏教寺院へ子供を預けた 識字教育
登山してまで学ぶ」

・「前期封建時代には文字を読み書きできない武士が大勢いた」






「読み書きより大切なものがある」

勉強より大切なものはたくさんありますね

特別支援教育で学ぶことは大変大きいと感じます




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☆「日本子育て物語-育児の社会史」 上笙一郎 筑摩書房 1991年 ⑥ 

1.JPG

≪封建時代前期≫
 
◇足利学校有りといえども

□戦乱に明け戦乱に暮れた時代 

 鎌倉~戦国 400年間




□村校,人の学ぶなし 

 金沢文庫 北条実時 図書館
              
 足利学校 足利市 上杉憲実




□登山した子供たちの生活

 武士 ~ 仏教寺院へ子供を預けた 識字教育

 登山してまで学ぶ




□読み書きすらままならぬ武将たち

 「いろは歌」「五十音図」 仮名

 「実語教」「童子教」 漢字

 「往来もの」書簡・手本集



 前期封建時代には文字を読み書きできない武士が大勢いた

 





◇体力と勇気と武術と - 武士の命がけの学習
    
□読み書き算より大切なもの

 「体力」と「勇気」と「武術」




□「保元物語」に見る四人の傳役(モリヤク)

 傳役(もりやく) 
  - 実の親子と同じ愛情で「武将層」

  「家臣・郷士」層は実の父が産みの子を直に指導




□「いくさ物語」を聞かせることから

 ①いくさ物語 

 ②技術の練習 

 ③臨戦・実践




□教養ある武将 家訓を書き残す

 北条重時 「六波羅殿家訓」 生活の本音=武術

 朝倉敏景 「朝倉英林家訓」



後期 倫理の建前 文道


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