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「風狂という生き方」ひろさちや 佼成出版社 2008年 ①(前半)  / 有田和正さんはこんなことを ③【再掲載 2012.4】 [読書記録 宗教]

今回は、ひろさちやさんの
「風狂という生き方」1回目(前半)の紹介です。

ひろさちやさんの宗教についての本がわたしは好きです。
わかりやすく、気を楽にさせてくれました。

出版社の著者紹介には

「宗教評論家。1936年大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大
 学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。1965年から85年まで気
 象大学校教授をつとめる。退職後「宗教文化研究所」を設立し、本格的に
 評論活動に入る。自ら「仏教原理主義者」を名乗り、膨大で難解な仏教思
 想を逆説やユーモアを駆使してやさしく説く語り口は、年齢・性別を超え
 て好評を博している」
 
とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「社奴でも社畜ではなく、徹底して自由人であれ」


・「人生とは一回限りではない。御浄土に持って行けるのは『この世の中で
の美しい思い出( = 苦しんで辛くて涙を流したこと)』のみ」


・「請求書の祈りはしないで領収書の祈りを!
『ありがとうございました』と」


・「学校教育も企業型資本主義の教育(勝った者が幸せになれる。負けた者
は幸せになる権利がない = 競争原理)にゆがめられている。今の日本
は仏さまから見ればおかしな社会」


・「自分のものさしで測るな」





もう一つ、再掲載になりますが、
「有田和正さんはこんなことを」③を載せます。








<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
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☆「風狂という生き方」ひろさちや 佼成出版社 2008年 ①(前半)

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◇まえがき  

 風狂 - 一休禅師  

 聖徳太子
  「世間虚仮・唯物是真」


1 「今,ここでわたしが生きている」
 
   即今・当処・自己 
     「今ここでわたしが生きている」
 
   ◎ 過去を悔やまず,未来を思わず
 
   ◎ しっかりと自分を生きる 
    毎日新しく誕生する  
     → しっかりと自分を



2 人間の本質は「生まれ,苦しみ,そして死ぬ」
 
   困難こそがいい
 
   ◎人は「生まれ,苦しみ,そして死ぬ」(サマセット・モーム『人間の絆』)
 
   人生に値打ちがあるのか?
 
   徹底して自由人であれ
     × 社奴 
     × 社畜
 
   自分らしく生きるとは? 
     人生は無限の中の一コマ
 
   倶会一処(くえいっしょ)
     極楽浄土(真宗) 
     密厳浄土(真言宗) 
     霊山浄土(日蓮宗)
 
   美しい思い出とは? → 人生とは一回限りではない
  御浄土に持って行けるのは「この世の中での美しい思い出」
 美しい思い出 
      = 苦しんで辛くて涙を流したこと



3 人生の価値は「増えも減りもしない」

   欲があるから生きにくい 
    - 小欲知足

   商品価値が下がっていく
◎ 徹底して自由人であれ = 欲望の奴隷となるな
「あらゆる欲望の中には渇愛」がある
2種類の欲望
       ① 自然的な欲望
  ② 奴隷的な欲望 
          無財餓鬼・少財餓鬼・多財餓鬼

   ◎ 請求書の祈りはしない
       → 領収書の祈りを! 「ありがとうございました」と
   
   人生の価値は変わらない  
     ◎ 仏さまのものさし
         10億69と10億7千の違い
     ◎ あるがままに拝み合う



4 物事を因果で見ない 

働くことの意味を見つめ直す

みんなが幸せになれない競争原理 
     日本は企業型の資本主義社会
     
   学校教育も企業型資本主義の教育にゆがめられている  
◎競争原理
     「勝った者が幸せになれる。負けた者は幸せになる権利がない」    ∥
     ◎ 今の日本は仏さまから見ればおかしな社会
   
   まともににるための大きな転換期  

   幸せだから努力できる

   すべては相関関係で決まる 
因縁生起 → 縁起
縁 … 間接原因
    因 … 直接原因                        
 
一つの因があっても,縁によって結果は様々に違ってくる

パレートの法則(アリの法則)
    - 相関関係
   
   ◎ 自分のものさしで測るな 

   仏教の教えは「バスの時刻表」

   この世界はデタラメと知る
     出たら目
仏さまのはからいを受け取る
     デタラメなのがほどけたよ










☆有田和正さんはこんなことを ③【再掲載 2012.4】

[著者紹介-出版社の案内より]
1935年、福岡県生まれ。玉川大学文学部教育学科卒業。1958年に福岡県
の公立小学校の教諭となり、1967~1976年福岡教育大学附属小倉小学校、
1976~1992年筑波大学附属小学校で教壇に立つ。1976年より社会科・生
活科の教科書(教育出版)を執筆。1992~1999年愛知教育大学教授。1999
年に教材・授業開発研究所を立ち上げ代表に。2006~2010年東北福祉大
学子ども科学部教授、2010年からは同特任教授を務めた。2014年逝去。

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◇二つの力
  1 しっかり考える子

  2 書いて書きまくる子


◇笑いのある学級
□どのクラスにも問題はある(適当なところで手を打つ)

 全員の居場所があればよい
   → 「何よりも笑えるクラスを創る」

  ◎ 「形式的な笑いの練習」 + 「笑い話」


□笑いの三機能
  ① 助け合い 

  ② 磨き合い 

  ③ 牽制し合い


□人間関係づくり
  ① おもしろい係をつくる 
      係 = 奉仕
     学級委員 … クリントン・サッチャー  
      修理   … ○○組 
      配達   … クロネコヤマト

  ② どうぞ・ありがとうの精神を
    プリント配布のとき「どうぞ」「ありがとう」
       … 教師も

  ③ 友達のいいところをほめる
    A君が上手な音読をしたとき
     「この列起立。A君の音読のうまいところをほめなさい。」



◇落ちこぼれ観

□子ども 
  1 学年としての知識量が少ない

  2 調べたり読みとったりする学習技能が身に割いていない

  3 学習力・意識欲の差が大きい

  4  学ぶことに喜びを感じている子が少ない


□原因と対策
  1 語彙の貧弱さと対策
    落ちこぼれといわれるような子供は言葉への関心が弱く言語能
     力が低い

     ◎ 言葉への関心を高める
        例 おもしろい短文づくり

  2 学習技能(勉強の仕方)の欠如
    国語事典のひき方
        ※ 引いた言葉に付箋

  3 指導する  
     ・ 意欲を引き出す
   ・ 勉強の仕方を教える
   ・ 見えないものを見えるようにする



◇考える技能
□思い出す技能 
  - 書く  
    字を 
    ストーリー漫画として


□考える = 関係づけること


□はてな 発見力



◇笑い話大会

□笑い話大会をしよう  
  二人ずつ交替で笑い話 
   → 一つずつ準備

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