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キーワード 読書について54-「なりたい 学芸員・司書」Dai-X出版事業部 2003年 (1) /「ほめるな」伊藤進 講談社現代新書 2005年 ②【再掲載 2014.3】 [読書記録 一般]

今回は、11月1日に続いて、
「キーワード 読書について」54回目、
「なりたい 学芸員・司書」の紹介 1回目です。


出版社の案内には、

「図書館・博物館で働きたい人のために、学芸員・図書館司書についての必要
 最小限の知識を効率的に得られ、疑問点を解決できるように解説。資格取得
 後の活用法についても説明する。」

とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「3つの資格  国家資格、公的資格、民間資格」


・「図書館の五原則 ①本は利用するためにある ②本は総ての人のために存
  在する ③すべての本を読者に ④読者の時間を節約せよ ⑤図書館は成
長する組織体である」


・「本を買う(日本83% イギリス30%) 本を借りる(日本15% イギリス64%」






☆キーワード 読書について54-「なりたい 学芸員・司書」Dai-X出版事業部 2003年 (1)
 
1.jpg

◇曜日占い 
土曜日生まれ(註-自分の誕生曜日のみ記録してありました)
○ 基本的には堅実,好奇心旺盛,新しいもの好き,向上力集中力高
○ 自分だけを信じ他人を信じない
○ 頭が良く,霊的な力も持ち,予知能力が働くことさえあるが、常に
    人の気持ちを確認したがり周囲に自分の味方を起きたがる
○ 医師・学者・編集者・映画監督・薬剤師・教師


◇資格  
① 国家資格  
      国家試験 
      飯が食える
② 公的資格  
      所轄官庁が資格認定し,公的性格を持つ民間団体
(商工会議所・社団法人・財団法人)が試験
③ 民間資格  
      民間の任意団体 
      玉石混淆の世界

 
◇図書館
  「図書館の五原則」インド・ランガナタン
① 本は利用するためにある 
        中身の濃い一生に
② 本は総ての人のために存在する
③ すべての本を読者に
④ 読者の時間を節約せよ
⑤ 図書館は成長する組織体である
利用者増 

図書館を利用する権利 憲法25条 生存権文化的面
  図書館学の祖
    ランガナタン(1892~1972)
インド・マドラス大学 図書館長
イギリス研修で驚く
       → 「みんなに本を」理念
状況 
    1999年 65026点の新刊本(一日178点)
数 1999年 書籍   13億6831万冊
売れた本 7億9186万冊(国民一人 6冊)
雑誌 35億3700万冊(国民一人29冊)

買う    借りる
日本 83% 15%
イギリス 30% 64%

 
◇図書館サービス
直接行うサービス
① カウンター業務
② レファレンスサービス 
       「参考文献・本などの参照」
③ 視聴覚サービス
④ 児童サービス 
        ⅰお話会 
        ⅱブックトーク(テーマ) 
        ⅲコミュニケーション
ⅳイベント 
        ⅴヤングアダルトサービス
⑤ 障害者サービス
⑥ その他 
        ⅰリクエストサービス 
        ⅱコピーサービス
        ⅲ集会行事


 





☆「ほめるな」伊藤進 講談社現代新書 2005年 ②【再掲載 2014.3】

1.jpg

◇「褒める教育」はアモーレ,情熱を壊してしまう
 生きることの質を左右するもの
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)
   = 生の質
 生きることひのものに目を向ける
     活動そのもののプロセスに喜びを感じられるか 

 よろこびを感じられるかが鍵
何をするかも大事だがそれらをどのようにするかも大事

 遊びの復権を
 遊び 
   = 遊びそのものを目的にした「自己目的的活動」
協力,協議,対立,衝突,駆け引き,競争,裏切り,和解
  ~ 人間関係の様々な局面

コミュニケーション・スキル 対人スキル
自由な遊びを通してしか身に付けられないものがある

 アモーレ情熱 対 ギリチョコ情熱
モチベーション「内発的動機付け」と「外発的動機付け」
(アモーレ情熱) 活動の結果 報酬(手段・道具)

 混在する二つの情熱 
活動へのモチベーション
   = (アモーレ情熱) + (ギリチョコ情熱)

 報酬が及ぼす影響
 

 ◎ 褒美はアモーレ情熱をギリチョコ情熱化させる
 
 ◎ アモーレ情熱を育むのが教育のつとめ


◇心から褒めることまで否定しているのではない
 ある教師の一言 

「批判精神があっていい」

 自然に褒める 対 意図的に褒める

 自然に褒める場合は弊害はないのか

「褒める教育」のもう一つの弊害


◇「褒める教育」の犠牲者たち
 実際の効果は?

 指示されないと行動できない人たち

「いいところを見付けていってくれれば」 
  → 見せかけの意欲

 損をするのは誰か

絵を描く意味を見失う

乱造される薄っぺらな自信 
   奇妙な自信-謙虚さがまるで見られない
   底の浅い自己肯定  

 親たちまでが褒めてもらいたがる
「日本の子育てはまるで換金作物の栽培みたいだ」
    子どもは品評会用農作物?
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コメント 2

mm

おはようございます^^
図書館ってあまり利用しないですね。何故かと言うと読みたい本が無いから。
褒める教育はわたくしも反対です。
by mm (2023-11-11 07:21) 

ハマコウ

mmさん ありがとうございます。
検索や予約ができるようになり、
およそ40年前の学生時代に比べると、ずいぶん便利になりました。
わたしも、褒める、叱るのメリハリが大切だと感じています。

by ハマコウ (2023-11-11 11:36) 

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