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「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 2000年 ④ [読書記録 教育]

いよいよ今日まで!

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本日
25日㈰の12時まではジオラマ王を決める投票もできます。
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是非お越し下さい。(「浜松ジオラマファクトリー スタッフ日記」より)

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「今川義元は部下に(人質の家康に対して)『むごい教育をせよ』と命じた。
むごい教育とは、『寒い時は暖かく,暑い時は涼しく,毎日うまいものを食べさせよ。
 大抵の子はダメになる。』(こと)」






今回は、8月22日に続いて、柴山一郎さんの、
「教育一分話」4回目の紹介です。




出版社の案内には、


「《『心の教育』にすぐ活用できる!》『思いやり』『生きる力』『豊かな心』に分けて子ど
 もが他との関わりの中で『心が育つ』130話を収録。子どもが肯定的にとらえて一頁一
 話で簡潔明瞭。学活、道徳、朝会、学年集会、父母会、地域の集会の話材・例話に最適。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「千の喜びも一つの苦しみに値しない」


・「老人には経験という宝物がある」


・「この世に客に来たと思え。自分は主人公ではない。」


・「ああ,如何に感嘆しても感嘆しきれぬものは,天上の星の輝きと,わが内なる道徳律」
                                   カント 








☆「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 2000年 ④

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◇ミケランジェロ 

 千の喜びも一つの苦しみに値しない

 



◇武田信玄  
 
 1521~1573


 老人には経験という宝物がある

 



◇上杉謙信  

 1530~1578

 宝在心(宝は心にあり)

 



◇シェークスピア 

 1564~1616


 険しい丘を登るには最初はゆっくり歩くことが必要である。
 




◇伊達政宗  

 1567~1636


 この世に客に来たと思え。自分は主人公ではない。


 


◇徳川家康  

 1542~1616


 人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くがごとし
今川義元の人質

義元は部下に「むごい教育をせよ」と命じた



むごい教育
「寒い時は暖かく,暑い時は涼しく,毎日うまいものを食べさせよ。大抵の子はダメに
なる。」



しかし,家康はダメにならなかった

理由:お家再興という目的があったから



「人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由と思えば不足
なし。心に望み起こらば困窮したるときを思え。堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思え。
勝つことばかり思うな。おのれをせめて人を責めるな。」

 



◇柳生宗矩  

1571~1646 武道家


人は人のために生きる。勝負は人を滅ぼす。

 



◇日本の諺  

親しき仲にも礼儀あり  

人間距離が必要





◇徳川光圀  

1628~1700


苦は楽の種,楽は苦の種。  
尊皇精神





◇カント   

1724~1804 フランス哲学者


ああ,如何に感嘆しても感嘆しきれぬものは,天上の星の輝きと,わが内なる道徳律



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草柳大蔵さんはこんなことを⑧ [読書記録 一般]

始まっています!

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明日
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  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
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「いつかは、自分自身をもはや軽蔑することのできないような、最も軽蔑すべき人間の時
 代が来るだろう」山田太一
  




今回は、8月21日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」8回目の紹介です。




今回も、大和書房から出された「知っていますか男の偏差値」からの紹介です。



出版社の案内には、

「貴女の男性理解はたしかですか。惚れ惚れするような男から、うんざりする男まで。現
 代の男性を解像する草柳大蔵の『女性のための男性論』。」



とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「内弁慶が大人になると…
口数が少なく物静かなのだが周囲に対する配慮がない=態度がでかくて図々しい」


・「度胸がある男  
  『目の玉が動かない』  自分の生き方をきちんと持っている」


・「平明で透明なドラマを描き続ける」山田太一







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☆草柳大蔵さんはこんなことを⑧

☆「知っていますか男の偏差値」草柳大蔵 大和書房 1988年(3)

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◇度胸のある男

□内弁慶が大人になると

「内弁慶の外座り」
   新しい体験にぶつかるとそこが安全か危険か判断がつくまでデコ睨みを続ける。

  ↓

 内弁慶が大人になると…
口数が少なく物静かなのだが周囲に対する配慮がない

= 態度がでかくて図々しい



 女の人
  「内弁慶の外座り」を「子供みたい」ととってしまう

純粋、生活臭がないと誤解してしまう



□女性の男性に対するアプローチには二種類

 ① 統制型  

    子供っぽさを抑え、上手に働かせ自分はいつまでも若々しく暮らす。


 ② 追随型  

   「この人ならどこまでもついていく」志がある



□度胸は男の資産の一つ

 度胸
 「物事にあって気後れしない意気。ものごとを決行する意志。何ごとにあってもうろた
  えない心構え。きもだましい」

  肝魂 → 面魂



□ピーター・ユベロス(ロス五輪プロデューサー)

「才能。成長しようという能力。そして忠誠心の三つを備えている人間をオレは使う」

 才能・能力・忠誠心

 戦後度胸ナンバーワンは吉田茂



□「度胸がある」ことと「デタラメ」とは違う

 度胸がある男  
  「目の玉が動かない」
   自分の生き方をきちんと持っている


 マズロー 
  「人間の欲求の五段階」
   飢餓・帰属・名誉心・安全欲求


 海軍士官 
  「スマートで目先が利いて几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」



 + 「頭涼しく、胸温かく、手足動きて、原腰座り、これぞ船乗り、これぞ武士」




□自分自身を軽蔑できる人

 山田太一 
   ニーチェの言葉を引用して

「いつかは、自分自身をもはや軽蔑することのできないような、最も軽蔑すべき人間
   の時代が来るだろう」

平明なほど難しいものはない

平明で透明なドラマを描き続ける

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