「子どもはなぜモンスターになるのか」スー・パーマー著 青木創訳 小学館 ① 2007年 [読書記録 教育]
今回は スー・パーマーさんによる
「子どもはなぜモンスターになるのか」の紹介1回目です
小学館によると
「イギリスで最も信頼されている教育評論家、スー・パーマー氏による、先進国の
子どもの育ちへの警告書。『子どもの問題行動はこの30年で倍増し、情緒障害は
70%増加している。子どもが健全に成長していくために必要な自制心が身につ
けにくくなったのは、不健康な食事、不十分な運動と睡眠、不足しがちな親との
コミュニケーションなどのすべてが関係している』と考える著者が敢行した食・
消費文化・学力・コミュニケーションなど幅広いジャンルの取材報告と問題解決
へ向けて、まず家庭で何をしたらよいかをアドバイスした意欲作。ジャンル横断
的に問題を論じたことで、21世紀の文明が子どもの育ちに及ぼす影響がはっき
り見えてきます。子育て・教育に携わる人の必読書です。」
「軽度発達障害の子が増えているのではないか」
ということが よく言われるようになってきました
著者によると 先進国に共通する問題だとのことですが
本書を読むと
その原因の一部が 分かるような気がしました
今回紹介分からのキーワードは
「食事」
「外遊び」
こんな見方もあるのだと 感心しました
☆「子どもはなぜモンスターになるのか」スー・パーマー著 青木創訳 小学館 ① 2007年
◇はじめに 毒に冒される子どもたち
○いま先進国で何が起きているか
先進国で問題児の急増
- この四半世紀あまりにも発展が急で人間がついて行けない
テクノロジーに支配されている文化と人間の遺伝的性質にずれがあるため,
子どもたちの考えたり学んだり,行動をコントロールしたりする能力が損な
われている。
2004年 イギリス
この30年間で子どもの問題行動は倍増し,精神障害は70%増加している
○変わりゆく子どもたち
注意力に欠け,衝動的で行動に問題のある者が増えている
↓
集団をコントロールするために教師が頼多くの時間と労力を割かなければならなく
なる
○問題行動が引き起こすもの
イギリスではリタリンの処方が10年間で10倍になった
○過去はもはや参考にはならない
「電気のスピード」マクルーハン
◇ついジャンクフードを与えていないか-子どもの食事にせきにんを持つということ
○時間を掛けて蔓延したジャンクフード
○「クール」なマーケティングにつられる
○ジャンクフードがもたらす悪循環
ピア・プレッシャー(同調圧力)
○「シュガー・ハイ」になる子どもたち
砂糖は有害無益 … 落ち着きを失う
○添加物カクテルの作用
肉の脂肪より魚の脂肪を
○避けがたい有害な脂肪
広がる「孤食」
○食事はマナーや他人への配慮を学ぶ場
◇危ないという理由で外遊びの機会を奪ってはならない
○行き過ぎた恐怖を防ぐために
○安全に縛り付けられている子どもたち
→ 取り越し苦労で体力低下に
○作り物の冒険に引きこもる
= 仮想世界の友達から社会的機能は学べない
○子どもの走り回る権利を取り戻すために
○自然が生きる力を育てる
「子どもはなぜモンスターになるのか」の紹介1回目です
小学館によると
「イギリスで最も信頼されている教育評論家、スー・パーマー氏による、先進国の
子どもの育ちへの警告書。『子どもの問題行動はこの30年で倍増し、情緒障害は
70%増加している。子どもが健全に成長していくために必要な自制心が身につ
けにくくなったのは、不健康な食事、不十分な運動と睡眠、不足しがちな親との
コミュニケーションなどのすべてが関係している』と考える著者が敢行した食・
消費文化・学力・コミュニケーションなど幅広いジャンルの取材報告と問題解決
へ向けて、まず家庭で何をしたらよいかをアドバイスした意欲作。ジャンル横断
的に問題を論じたことで、21世紀の文明が子どもの育ちに及ぼす影響がはっき
り見えてきます。子育て・教育に携わる人の必読書です。」
「軽度発達障害の子が増えているのではないか」
ということが よく言われるようになってきました
著者によると 先進国に共通する問題だとのことですが
本書を読むと
その原因の一部が 分かるような気がしました
今回紹介分からのキーワードは
「食事」
「外遊び」
こんな見方もあるのだと 感心しました
☆「子どもはなぜモンスターになるのか」スー・パーマー著 青木創訳 小学館 ① 2007年
◇はじめに 毒に冒される子どもたち
○いま先進国で何が起きているか
先進国で問題児の急増
- この四半世紀あまりにも発展が急で人間がついて行けない
テクノロジーに支配されている文化と人間の遺伝的性質にずれがあるため,
子どもたちの考えたり学んだり,行動をコントロールしたりする能力が損な
われている。
2004年 イギリス
この30年間で子どもの問題行動は倍増し,精神障害は70%増加している
○変わりゆく子どもたち
注意力に欠け,衝動的で行動に問題のある者が増えている
↓
集団をコントロールするために教師が頼多くの時間と労力を割かなければならなく
なる
○問題行動が引き起こすもの
イギリスではリタリンの処方が10年間で10倍になった
○過去はもはや参考にはならない
「電気のスピード」マクルーハン
◇ついジャンクフードを与えていないか-子どもの食事にせきにんを持つということ
○時間を掛けて蔓延したジャンクフード
○「クール」なマーケティングにつられる
○ジャンクフードがもたらす悪循環
ピア・プレッシャー(同調圧力)
○「シュガー・ハイ」になる子どもたち
砂糖は有害無益 … 落ち着きを失う
○添加物カクテルの作用
肉の脂肪より魚の脂肪を
○避けがたい有害な脂肪
広がる「孤食」
○食事はマナーや他人への配慮を学ぶ場
◇危ないという理由で外遊びの機会を奪ってはならない
○行き過ぎた恐怖を防ぐために
○安全に縛り付けられている子どもたち
→ 取り越し苦労で体力低下に
○作り物の冒険に引きこもる
= 仮想世界の友達から社会的機能は学べない
○子どもの走り回る権利を取り戻すために
○自然が生きる力を育てる
おはようございます^^
親のコミュニケーションは特に大きいと思います。
息子が幼稚園の時、一緒にいる時間が少ない時に、父の似顔絵なのに母の似顔絵がメインで、私は薄く小さく描かれていました。コミュニケーションの大切さを実感し、翌年の似顔絵は大きくはっきりと描かれてホッとしました(笑)
by 川島 (2012-11-28 08:53)
テーマパークは沢山あるのに
思いっきり駆け回れる山野のような環境が
減るばかりですからね…
by momoe (2012-11-28 09:55)
(⌒∇⌒)ノ"こんにちは~♪
うまく言えませんが、なににつけても
過剰なのではないかと思います。
by つなみ (2012-11-28 16:38)
川島 さん ありがとうございます
子どもはお母さんが大好きなのですね
わたしも小さくかかれていました
by ハマコウ (2012-11-28 21:17)
momoe さん ありがとうございます
子どもは外遊びが大好きですね
今でも 休み時間の運動場は 子どもでいっぱいです
授業時間確保と言うことで 残念ながら 自由な休み時間はだいぶ減ってしまいました
by ハマコウ (2012-11-28 21:20)
つなみ さん ありがとうございます
おっしゃること 分かります
結びつけようと思えば 何でも結びつけられそうですから
すべてが そうだということではなく ここに書かれている中に 解決のためのヒントが隠されているようにも思えます
by ハマコウ (2012-11-28 21:22)
自分の子どもがモンスターになっていない事を祈るばかりです(^^;)ゞ一度読んで見ます(^^)v
by さうざんバー (2012-11-28 22:24)
さうざんバー さん ありがとうございます
あまりに畏れる必要はないと思うのですが
軽度発達障害と考えられる子が増えていると言われる今
原因を考えることは意味のあることだと思います
by ハマコウ (2012-11-28 23:38)