「大研究落語と講談の図鑑」国土社編集部 国土社 2016年 ② [読書記録 一般]
今回は 1月5日に続いて 国土社編集による
「大研究 落語と講談の図鑑」2回目の紹介です。
昨年は、地域のPTA主宰の講演会で田辺一邑さんの講談を聞く機会がありました。
大変おもしろく楽しむことができました。
子ども向けの本で分かりやすく、大人でも楽しく読むことができる本です。
出版社の案内には、
「時代をこえて受け継がれる伝統芸能の中で、しゃべりや語り、見ぶりだけで1人何役も
こなす話芸の代表格、落語と講談。基礎知識から演目のキャラクターやストーリー、声
に出して読むところまで、写真とイラストでやさしく解説。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「(講談は)実際にあった話をもとに語る 江戸時代講談師はリポーターのような存在」
・「最初に覚える演目 = 軍記物:三方原軍記 修羅場読みで」
・「講談は決まり文句、決めぜりふの宝庫、互いに名乗ってから」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大研究落語と講談の図鑑」国土社編集部 国土社 2016年 ②
◇講談を見に行こう
□講談ってどんなもの?
○講談
… 歴史上の戦いや英雄・豪傑の話などを調子よく独特の口調で語る話芸。江戸時代に
起こった。落語と違い、笑いは少なく、「オチ」もない。日本人の昔からの考え方や
作法、習慣なども学べる。
○講談師・講釈師 「講釈師見てきたような嘘を言い」
実際にあった話をもとに語る
江戸時代講談師はリポーターのような存在
張扇(はりおうぎ)と釈台
張扇 - 竹の芯に厚紙-それぞれ自分で作る
釈台 - 昔この上に台本を載せて読みながら語った「読み物」
無本(本を読まずに語ること)
○講談から生まれたヒーロー
大岡越前守忠相 「村井長安」「白子屋おくま」「天一坊」
柳生十兵衛 「柳生十兵衛旅日記」「柳生二蓋笠」
清水次郎長 「次郎長と黒駒の勝蔵」「森の石松金比羅代参」「吉良の仁吉」
水戸黄門 「水戸黄門全国漫遊記」「湊川楠公の碑建立」
一休さん 「一休と禅居の塔婆問答」「一休と狢(むじな)」「一休咄」
□話の種類
軍記物 「太平記」「甲越軍記」「三方原軍記」
白波物 「ねずみ小僧」
世話物 「お冨与三郎」「天保六歌仙」「髪結新三」「寛政力士伝」「そらい豆腐」
□最初に覚える演目 = 軍記物:三方原軍記
元亀3(1572)年 家康 対 信玄
独特のリズム
「修羅場読み」 しらば読み ひらば読み
= 激しい戦いの場面
= 大きな声で発声し、張扇を打ち、リズムを取って息継ぎを覚え、話し方を身に
付ける
□マンガで読む
「寛永三馬術曲垣平九郎愛宕山梅花の誉れ」
1643.1.28 丸亀藩士 曲垣平九郎
家老より「日本一の馬術の名人」
「左甚五郎 水呑の龍」
家光 上野寛永寺 鐘楼堂 四本柱に龍
浪花の吉兵衛、下野の善兵衛、神田源太郎 松平伊豆守が選んだ
左甚五郎 大久保彦左衛門が推薦
「大岡政談 しばられ地蔵」
南蔵院(葛飾区)現在もあり
しばられ地蔵を見学できる
「源平盛衰記 那須与一扇の的」
屋島 他にも「鵯越え」「青葉の笛」
たくさんの有名なエピソード
「川中島謙信と信玄の一騎打ち」
千曲川 1561.9.10
「怪談牡丹灯籠」
「番長更屋敷」圓長作「怪談乳房榎」「江島屋騒動」
□決めぜりふを読んでみよう
講談は決まり文句、決めぜりふの宝庫、互いに名乗ってから
「大研究 落語と講談の図鑑」2回目の紹介です。
昨年は、地域のPTA主宰の講演会で田辺一邑さんの講談を聞く機会がありました。
大変おもしろく楽しむことができました。
子ども向けの本で分かりやすく、大人でも楽しく読むことができる本です。
出版社の案内には、
「時代をこえて受け継がれる伝統芸能の中で、しゃべりや語り、見ぶりだけで1人何役も
こなす話芸の代表格、落語と講談。基礎知識から演目のキャラクターやストーリー、声
に出して読むところまで、写真とイラストでやさしく解説。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「(講談は)実際にあった話をもとに語る 江戸時代講談師はリポーターのような存在」
・「最初に覚える演目 = 軍記物:三方原軍記 修羅場読みで」
・「講談は決まり文句、決めぜりふの宝庫、互いに名乗ってから」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大研究落語と講談の図鑑」国土社編集部 国土社 2016年 ②
◇講談を見に行こう
□講談ってどんなもの?
○講談
… 歴史上の戦いや英雄・豪傑の話などを調子よく独特の口調で語る話芸。江戸時代に
起こった。落語と違い、笑いは少なく、「オチ」もない。日本人の昔からの考え方や
作法、習慣なども学べる。
○講談師・講釈師 「講釈師見てきたような嘘を言い」
実際にあった話をもとに語る
江戸時代講談師はリポーターのような存在
張扇(はりおうぎ)と釈台
張扇 - 竹の芯に厚紙-それぞれ自分で作る
釈台 - 昔この上に台本を載せて読みながら語った「読み物」
無本(本を読まずに語ること)
○講談から生まれたヒーロー
大岡越前守忠相 「村井長安」「白子屋おくま」「天一坊」
柳生十兵衛 「柳生十兵衛旅日記」「柳生二蓋笠」
清水次郎長 「次郎長と黒駒の勝蔵」「森の石松金比羅代参」「吉良の仁吉」
水戸黄門 「水戸黄門全国漫遊記」「湊川楠公の碑建立」
一休さん 「一休と禅居の塔婆問答」「一休と狢(むじな)」「一休咄」
□話の種類
軍記物 「太平記」「甲越軍記」「三方原軍記」
白波物 「ねずみ小僧」
世話物 「お冨与三郎」「天保六歌仙」「髪結新三」「寛政力士伝」「そらい豆腐」
□最初に覚える演目 = 軍記物:三方原軍記
元亀3(1572)年 家康 対 信玄
独特のリズム
「修羅場読み」 しらば読み ひらば読み
= 激しい戦いの場面
= 大きな声で発声し、張扇を打ち、リズムを取って息継ぎを覚え、話し方を身に
付ける
□マンガで読む
「寛永三馬術曲垣平九郎愛宕山梅花の誉れ」
1643.1.28 丸亀藩士 曲垣平九郎
家老より「日本一の馬術の名人」
「左甚五郎 水呑の龍」
家光 上野寛永寺 鐘楼堂 四本柱に龍
浪花の吉兵衛、下野の善兵衛、神田源太郎 松平伊豆守が選んだ
左甚五郎 大久保彦左衛門が推薦
「大岡政談 しばられ地蔵」
南蔵院(葛飾区)現在もあり
しばられ地蔵を見学できる
「源平盛衰記 那須与一扇の的」
屋島 他にも「鵯越え」「青葉の笛」
たくさんの有名なエピソード
「川中島謙信と信玄の一騎打ち」
千曲川 1561.9.10
「怪談牡丹灯籠」
「番長更屋敷」圓長作「怪談乳房榎」「江島屋騒動」
□決めぜりふを読んでみよう
講談は決まり文句、決めぜりふの宝庫、互いに名乗ってから
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いいたします。
素晴らしい1年になりますように……☆彡!
by NONNONオヤジ (2018-01-08 07:51)
こんばんは^^
落語は耳にするチャンスがないわけでもないですが、講談って一度も聞いたことがないような気がします。
初めて知りました、講談って何なのか・・・
by mimimomo (2018-01-08 19:08)