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「他人の目を気にせず生きる技術」諸富祥彦 大和出版 2003年 ⑤(最終) /「フィンランド・メソッド入門」北川達夫 経済界 2005年 ②(下)【再掲載 2016.1】 [読書記録 一般]

今日は4月2日、火曜日です。

今回は3月30日に続いて、諸富祥彦さんの、
「他人の目を気にせず生きる技術」の紹介5回目 最終です。



出版社の案内には、

「気にしなければ、もっとラクになれる…もっとやりたいことができ
 る…わかっているのに、なぜやめられないのだろう?人生が変わる
 ヒント」。

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「刺激から解放される時間をもちたい。何の刺激も受けない空間で
過ごす時間」


・「あらゆる人間はあらゆる時代と同様に今でもまだ奴隷と自由人に
分かれている。なぜなら、自分の一日の2/3を自分のためにもっ
ていない者は奴隷であるから。」  ニーチェ


・「『どんな自分も大切な自分』自分を信じ、あるがままを受け入れる。
~ タオイズム(道教思想)」


・「わたしはわたしを変えられるが出発点」



もう一つ、再掲載になりますが、北川達夫さんの
「フィンランド・メソッド入門」②を載せます。




☆「他人の目を気にせず生きる技術」諸富祥彦 大和出版 2003年 ⑤(最終)

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◇「あるがままの自分」を信じて生きる ※なすべきことを表現する人生

□「こころのメッセージ」に耳を傾けていますか
  どう生きたらいいのか分からない
刺激から解放される時間  
     ◎ 何の刺激も受けない空間で過ごす

□自分に語りかけるのをやめてみる
想いを浮かび上がるまで
どんな自分も大切な自分
 「引きこもり」の効用 
     一日一時間自分だけで過ごす

□「からだの感じ」が教えてくれること
曖昧な「感じ」に耳をすます
    - フォーカシング実習

□「孤独な自分」を引き受けて生きる
  人生の「奴隷」にならないために
   フリードリッヒ・ニーチェ
    「あらゆる人間はあらゆる時代と同様に今でもまだ奴隷と自
     由人に分かれている。なぜなら、自分の一日の2/3を自
     分のためにもっていない者は奴隷であるから。そのほかの
     点では、例え彼が政治家・役人・学者など何者であろうと
     も同じである」(「人間的あまりに人間的」より)
フレデリック・パールズの詩「ゲシュタルトの祈り」
     あなたはあなた わたしはわたし     
   自分をいかに深めるか
人間の感覚
① プレ・パーソナル  
         互いに依存し合いもたれ合う段階
② パーソナル     
         依存・もたれ合いから自立し個を確立した段階
③ トランス・パーソナル 
         個を超えた何かと出会いそれとの対話に生じる段階  
 
□人生は大切なことを実現するためにある
自分を信じ人生の流れを生きる
   「どんな自分も大切な自分」  
自分を信じる あるがままを受け入れる 
      ~ タオイズム(道教思想)

□「自分は間もなく死ぬ」という自覚
ハイデッガー 「存在と時間」
① 死は変換できない
       自分の死を他人が変わって死ぬことも、自分が変わっ
      て死ぬこともできない
② 死は先に済ませることができない
夏休みの宿題のように先に済ませておいてあとでゆっ
      くり生きることはできない
③ 死ぬとき人は皆孤独である 
周りに誰かがいようと、まさに死ぬその瞬間には人は
      は皆たった一人で死ぬ

□「臨終の内観」のエクササイズ
  「メモント・モリ」(死を思え)
     自分はどこから来てどこへ行くのか
  ◎ あと3年をどう生きるか       

□限りある人生の中で為すべきこと
わたしはわたしを変えられる = 出発点







☆「フィンランド・メソッド入門」北川達夫 経済界 2005年 ②(下)【再掲載 2016.1】

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◇批判的思考力

□いい所と悪い所を十個ずつ挙げてみましょう
作文は4,5人で完成させる
   - 班活動での作文
  班活動での作文  
   ① 全員でテーマに沿ってカルタ 
      ~ アイデアを出し合う
② 書き手を決め、フォーマットに沿い,あるいはフォーマッ
    トを自分たちで作って書き始める(書き手は一人)
③ 完成した作文をそれぞれ読む
  良い所悪い所を10個ずつ挙げる
④ 書き手は前文を書き直す
⑤ 隣の班に渡して同じ作業をする
※ 生徒から先生へのアドバイスも

□「本当にそうかな?」の発想を身に付けましょう
「思いこみかな?」と一度は考えてみる
発想,論理,表現を見直す
本当にそうかなメソッド
   → 批判的思考力
  発想力の「本当にそうかな」  
  国語の授業で算数の文章題を読解
論理力の「本当にそうかな」
    グローバルコミュニケーションに備えて
   ◎ 自分の意見と相手の意見


◇コミュニケーション力

□それはルール違反だよ  
  議論が中心の班活動
    怒ったり泣いたりしてはダメ
「ルール違反」現場を見る
  ・他の人の意見を遮らない
・議論が台無しになるようなことを言わない
・どのような意見であっても間違いだと決めつけない
・話を聞くときは話している人の目を見る

□「相手の立場になって考える」とはどういうこと?
本当のコミュニケーションとは


◇フィンランドQ&A

□63制 無料  
  有名人  トーベ・ヤンソン
       シベリウス
       ニッカネン
 ハッキネン
       ライコネン
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コメント 2

okko

フィンランド・メソッドというのがどういう物なのか、知りたいです。
難し過ぎて、4才の私にはとても体感出来ませんでした。
何とか手に入れて、読んでみたい一冊です。高齢すぎる身障者、図書館にはなかなか行くことができません。
有難うございました。

by okko (2024-04-02 14:59) 

ハマコウ

okkoさん ありがとうございます。
国語の読解力をつける学習だと大まかにいえるのだと思います。
日本の子供の読解力低下がメディアに取り上げられていた頃、
読解力上位のフィランドの学習が話題になりました。
近くに図書館で本のことを尋ねたり、取り寄せてもらったり、
また、本屋さんにも行くことができることを、
改めて幸せだと感じます。
「知りたい」という気持ちをわたしも持ち続けたいと考えます。
by ハマコウ (2024-04-03 08:34) 

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