キーワード 読書について③ /「哲学が好きになる本」96年度版 御厨良一 1995年 ②【再掲載 2013.9】 [読書記録 一般]
今回は、12月21日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 3回目です。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「『童話はだれにでもできる文化財』
話してやるのではなく聞かせなくてはならない 金沢嘉市」
・「読書とはシンボルからイメージへの転換能力のトレーニングである
梅棹忠夫」
・「本を読むことは病
筆者の感性にのめり込む 視力が悪くなる 理屈っぽくなる
空想家になる 嵐山光三郎」
・「書物は今こそ悪人になるべき
『本なんぞ読んでいるとろくな学校へ行けないぞ』くらいで 嵐山光三郎」
もう一つ、再掲載になりますが、御厨良一さんの
「哲学が好きになる本」②をのせます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について③
◇何をどう話すか(金沢嘉市:元中学校校長 教育評論家)
「童話はだれにでもできる文化財」
話してやるのではなく聞かせなくてはならない
◇読書感想3つの鍵(石田佐久馬 )
① 物語を読んで一番おもしろかったのは何か。なぜか。
・一番好きな人は誰か。なぜか。
② 物語を読んで一番心に残ったのはどこか。なぜか。
・作者が一番言いたかったのは何か。
③ 物語を読み終えて感じたこと,はじめに読んで感じたことと比べて何
が変わったか。
↓
ポイントを押さえてその子なりの感想をまとめられるようにする
◇読書(梅棹忠夫:国立民俗学博物館館長)
「読書とはシンボルからイメージへの転換能力のトレーニングである」
なるべく早く人生の悲しみとかいやなことをたくさん知っておいた方
がよい
◇読書バトン(野口芳宏:北海道教育大)
① 子供たちに,読みたい本を各自買ってこさせる。
② 表紙に名前を書かせる。
③ 三日間,その本を読む。
④ 三日後,その本を次の人に(名簿順)回す。
⑤ ③と④の繰り返し
◇読み聞かせ(深澤五郎:小学校教諭)
お話(ストーリーテリング)
読み聞かせ(ブックトーク)
= 本を持っての朗読
絵本は絵を見せながら
何人かで読む工夫も
◇読書は頭に悪い(嵐山光三郎:文筆家)
本を読むことは病
筆者の感性にのめり込む
視力が悪くなる
理屈っぽくなる
空想家になる
◎ 本は「勉強「勤勉「努力」の代名詞になってしまった
↓
◎ 書物は今こそ悪人になるべき
「本なんぞ読んでいるとろくな学校へ行けないぞ」くらいで
◇子供の文学(神宮輝夫:児童文学研究家)
水のようなものである
作家の内面から滾々とわき出るいのちの水
子供の文学 = 根元的な文学
☆「哲学が好きになる本」96年度版 御厨良一 1995年 ②【再掲載 2013.9】
◇宗教 宗教に頼る
1 自分の限界を見つめる人は弱い存在ではなく,むしろ強い人間である
2 絶対者とか超越者とは何か
仏教
… 人間はどんな人も仏になりうる(仏性)
死者を仏として礼拝する
仏 = すべての欲望を消滅させて悟りの境地に至ったもの
最高存在 … 如来・仏陀
悟りを求めて努力する人 … 菩薩
◇キリスト教
奇跡 人間が人間としてできないことを行うこと
コルベ神父
ユダヤ教 律法者中心の「恐れの神」「裁きの神」
キリスト教 「赦す神」「愛の神」
イエス(太郎・花子)キリスト(救世主)
|
イエスはユダヤ教の一信徒として十字架上に消えた
キリスト教はパウロの新しい解釈による
◇イエス・キリスト
罪深い弱い人間を前提にして成り立っている
↑
私たちは善を行いたいと願いながらいつの間にか悪の道を歩いています
|
神の言葉と自分の心との無限の距離感や自己嫌悪感がキリスト教の言う原罪
「蛇のように賢く鳩のように素直でありなさい」(マタイ伝・第10章)
◇仏教
特徴 1 奇跡がない
2 カウンセリング
ノン = ディレクティブ = メソード
3 仏陀は人生の真理を把握した哲学者
ゴータマ = シッダルタ
出家
苦(生病老死=四苦) → 仏陀に - 普遍的真理
四諦「四つの真理」
①苦諦 四苦(生病老死)
八苦 愛別離苦 愛しい者と別れる
怨憎会苦 憎い者と会う
五隠盛苦 欲望
求不得苦 欲しい物が得られない
②集諦(じったい)
③滅諦 諸行無常
④道諦 八正道
正しさ ① 事実を理性的に知る
② 大事なことを大事に小さなことを小さく
③ 中道 平凡であれ
無財の七施
① 人に優しいまなざしを向けること
② にこやかに接すること
③ 感謝の心を持つこと
④ 優しい言葉で人と接すること
⑤ 勤労奉仕をすること
⑥ 席を譲ること
⑦ (略-メモし忘れです ハマコウ)
キーワード「読書について」の紹介 3回目です。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「『童話はだれにでもできる文化財』
話してやるのではなく聞かせなくてはならない 金沢嘉市」
・「読書とはシンボルからイメージへの転換能力のトレーニングである
梅棹忠夫」
・「本を読むことは病
筆者の感性にのめり込む 視力が悪くなる 理屈っぽくなる
空想家になる 嵐山光三郎」
・「書物は今こそ悪人になるべき
『本なんぞ読んでいるとろくな学校へ行けないぞ』くらいで 嵐山光三郎」
もう一つ、再掲載になりますが、御厨良一さんの
「哲学が好きになる本」②をのせます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について③
◇何をどう話すか(金沢嘉市:元中学校校長 教育評論家)
「童話はだれにでもできる文化財」
話してやるのではなく聞かせなくてはならない
◇読書感想3つの鍵(石田佐久馬 )
① 物語を読んで一番おもしろかったのは何か。なぜか。
・一番好きな人は誰か。なぜか。
② 物語を読んで一番心に残ったのはどこか。なぜか。
・作者が一番言いたかったのは何か。
③ 物語を読み終えて感じたこと,はじめに読んで感じたことと比べて何
が変わったか。
↓
ポイントを押さえてその子なりの感想をまとめられるようにする
◇読書(梅棹忠夫:国立民俗学博物館館長)
「読書とはシンボルからイメージへの転換能力のトレーニングである」
なるべく早く人生の悲しみとかいやなことをたくさん知っておいた方
がよい
◇読書バトン(野口芳宏:北海道教育大)
① 子供たちに,読みたい本を各自買ってこさせる。
② 表紙に名前を書かせる。
③ 三日間,その本を読む。
④ 三日後,その本を次の人に(名簿順)回す。
⑤ ③と④の繰り返し
◇読み聞かせ(深澤五郎:小学校教諭)
お話(ストーリーテリング)
読み聞かせ(ブックトーク)
= 本を持っての朗読
絵本は絵を見せながら
何人かで読む工夫も
◇読書は頭に悪い(嵐山光三郎:文筆家)
本を読むことは病
筆者の感性にのめり込む
視力が悪くなる
理屈っぽくなる
空想家になる
◎ 本は「勉強「勤勉「努力」の代名詞になってしまった
↓
◎ 書物は今こそ悪人になるべき
「本なんぞ読んでいるとろくな学校へ行けないぞ」くらいで
◇子供の文学(神宮輝夫:児童文学研究家)
水のようなものである
作家の内面から滾々とわき出るいのちの水
子供の文学 = 根元的な文学
☆「哲学が好きになる本」96年度版 御厨良一 1995年 ②【再掲載 2013.9】
◇宗教 宗教に頼る
1 自分の限界を見つめる人は弱い存在ではなく,むしろ強い人間である
2 絶対者とか超越者とは何か
仏教
… 人間はどんな人も仏になりうる(仏性)
死者を仏として礼拝する
仏 = すべての欲望を消滅させて悟りの境地に至ったもの
最高存在 … 如来・仏陀
悟りを求めて努力する人 … 菩薩
◇キリスト教
奇跡 人間が人間としてできないことを行うこと
コルベ神父
ユダヤ教 律法者中心の「恐れの神」「裁きの神」
キリスト教 「赦す神」「愛の神」
イエス(太郎・花子)キリスト(救世主)
|
イエスはユダヤ教の一信徒として十字架上に消えた
キリスト教はパウロの新しい解釈による
◇イエス・キリスト
罪深い弱い人間を前提にして成り立っている
↑
私たちは善を行いたいと願いながらいつの間にか悪の道を歩いています
|
神の言葉と自分の心との無限の距離感や自己嫌悪感がキリスト教の言う原罪
「蛇のように賢く鳩のように素直でありなさい」(マタイ伝・第10章)
◇仏教
特徴 1 奇跡がない
2 カウンセリング
ノン = ディレクティブ = メソード
3 仏陀は人生の真理を把握した哲学者
ゴータマ = シッダルタ
出家
苦(生病老死=四苦) → 仏陀に - 普遍的真理
四諦「四つの真理」
①苦諦 四苦(生病老死)
八苦 愛別離苦 愛しい者と別れる
怨憎会苦 憎い者と会う
五隠盛苦 欲望
求不得苦 欲しい物が得られない
②集諦(じったい)
③滅諦 諸行無常
④道諦 八正道
正しさ ① 事実を理性的に知る
② 大事なことを大事に小さなことを小さく
③ 中道 平凡であれ
無財の七施
① 人に優しいまなざしを向けること
② にこやかに接すること
③ 感謝の心を持つこと
④ 優しい言葉で人と接すること
⑤ 勤労奉仕をすること
⑥ 席を譲ること
⑦ (略-メモし忘れです ハマコウ)