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キーワード「国語」⑫-「野口流・国語学力形成法」野口 芳宏 明治図書 1998年 (2) [読書記録 教育]

今回は、6月 9日に続いて、読書ノートよりキーワード「国語」の紹介12回目、
野口さんの「野口流・国語学力形成法」2回目の紹介です。



出版社の紹介には、

「国語の授業を『見える学力・使える技術』を身につける場とするための、著者の国語教
 室での実践をまとめる。」

とあります。

 


今回紹介文で強く印象に残った言葉は…

・「テストを受けるコツ
  ① 全文をまず読み返せ    
② 易しい問題から解いていく
③ 問題文の指示文末には傍線を引け」
- わたしは大切なことだと感じます。


・「通し読みより交代読み 形式段落で交代」
- 交代読みをすることで、今どこを読んでいるかに集中できます。


・「『30秒でどこまで読めるか』競争」
-「昨日に比べてどこまで増やせたか」めあてをもたせるのに最適です。 


・「常に漢字を教師が多用する  大東文化大学・石井勲教授 = 石井方式」
- かつて大きな話題となった「石井式」ですが、
  多くの漢字に触れさせることは大切だと、わたしは感じます。



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☆キーワード「国語」⑫-「野口流・国語学力形成法」野口 芳宏 明治図書 1998年 (2)

1.jpg

◇評価と点検

 円心的研修より求心的研修
 




◇テストを受けるコツ
   
① 全文をまず読み返せ    

  本文も問題文も 


② 易しい問題から解いていく

  順番は守らなくても良い


③ 問題文の指示文末には傍線を引け
  ・一つを選べ 
  ・□を付けよ など



  それにあった短い答え
 




◇音読教室

 巧みさでなく正整の生む美しさ


 読み方の学習指導をしよう
  こだわり方を教える


 技術としての読み方


 教科書音読 
  ① 情報としての音読を

② 情報は分解して与える

モデル
    ・声の大きさ 
    ・読む速さ 
    ・間の取り方
         
  ③ 基本は自力で読ませること 

  ④ 通し読みより交代読み 形式段落で交代

  ⑤ 好きな部分の音読

⑥ 間を十分に

  「昇調」と「降調」

  「間」を取ることの難しさ
     間抜け


 音読クリニック
(1)つかえ読み 

   「目ずらし読み」の勧め
先の文字に目を注ぐ

   一教材マスター方式

  「猪突読み」の勧め
戻り読みの子 
    ゆっくりゆっくり読むこと
一度読んだところは決して戻らない
先へ先へ = 読み直さない

  「追い読み」の勧め


 (2)スピードアップ
    モデルを見せる

目標を持たせる
「30秒でどこまで読めるか」競争



発表会形式
 




◇漢字を身に付けさせる指導法  
   
 課題 記憶力と使う機会 

(1)常に漢字を教師が多用する 
    大東文化大学・石井勲教授 = 石井方式

「読み書き分離学習」

(2)漢字は構成的理解に基づいて 



   「多用」と「構成」

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