「教師のすごい会話術」森川正樹 東洋館出版社 2014年 ③ /「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ②【再掲載 2012.6】 [読書記録 教育]
今回は、12月26日に続いて、森川正樹さんの
「言い方ひとつでここまで変わる教師のすごい! 会話術」の紹介 3回目です。
教員に限らず、子どもたちと接する機会が多い方には役立つ本だと思います。
出版社の案内には、
「大ヒット『すごい! 』シリーズの会話編、ついに登場! ○『静かにしなさい』よりも効
果のあるひと言○集中力を一気に高める『言葉の演出』○『物言わぬモノ』に話させる
子どもが思わず動きたくなる『教室コトバ』を65の具体的なセリフでわかりやすく紹
介。」
とあります。
今回紹介分 [ほめ方・しかり方]編 より強く印象に残った言葉は…
・「子どもが動きたくなる言葉とは」
- 子どもに言う前に、一呼吸して頭の中で考えたいことですね。
・「自分を褒めなさい」
- 自己肯定感が低い子どもが増えているように感じますから、ぜひ使いたい。
・「ありがとう助かるよ」
- 頼み事をしてから言うことも効果的ですね。
・「その言葉がそのまま現実になるぞ
- マイナスの言葉『せこい』『うざい』『きもい』」
言葉を大切にします。
もう一つ、再掲載となりますが、
「土のいろ」集成 第九巻(84~92号)を載せます。
浜松市史には次のようなこと(抜粋)が書かれています。
-「土のいろ」は遠州地方の古い郷土研究雑誌であり、遠州地方の研究に欠くことのでき
ない参考書となっている。大正13年1月に創刊後が発刊され、昭和15年9月に休刊さ
れるまで通巻83冊が刊行された。寄稿者も遠州全域にわたり、特に教員が多く寄稿した。
柳田国男も「蟷螂考」を、楠方熊南も感想文を寄せている。
戦後復刊され、昭和33年から昭和44年まで刊行されていました。
「集成」はひくまの出版顧問那須田稔さんを中心にした土のいろ集成刊行会により翻刻さ
れ、昭和56年より出されました。
『さと子の日記』で知られるひくまの出版ですが、本書を出した心意気に感動します。
合本となったものを、その時代を知らないわたしたちが読むことができるからです。
昨夕、庭の草取りをしていたところ枝が目に入り眼科に行きました。
しばらく眼帯をしているため、コメント欄等を閉じます。
回復に努めます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「教師のすごい会話術」森川正樹 東洋館出版社 2014年 ③
[ほめ方・しかり方]編
◇子どもが動きたくなる言葉とは
□自分を褒めなさい
自慢大歓迎
自信とは自分を信じること
自分を堂々と褒められる子を育てよう
□ありがとう助かるよ
教室に「ありがとう」の文化をつくる
□○○君、消しゴム遊びやめなさいよ(黒板を見て → 振り向いてニヤリ)
やんちゃな子どもと信頼関係を作るコツ
一呼吸置いて変化球を投げる
□○○君、(注意すると見せかけて…)いい天気だね
教室の空気を壊さない注意の仕方
常にクラス全体への影響を考えることが大事
いい意味で「拍子抜け」させてみる
時には「注意」を「爆笑」に変えよう
□×NGだから…
なかなか改善しない子どもへのNGワード
「もう一度言います」「これで三日目です」
◎ 相手が子どもでも「一人の人間」として話す
□先生はあなたに期待しているから叱っている
「何度言っても聞かない子ども」の叱り方
叱っている内容をきちんと届ける
□他人任せでいいの?(挙手が少ない)
自分から動く子どもを育てるには
いつも伝える
その場限りの言葉ではなく人生で語る
□その言葉がそのまま現実になるぞ - マイナスの言葉「せこい」「うざい」「きもい」
子どもには理由とともに伝える
- 使わなくなったら認める
教師自身が「言葉の持つ力」を実感する
□先生は知っているけれどもきちんと自分の口で話してくださいね
子どもにウソをつかせないために教師の聞き方を工夫する
□先生はそういうことは…好きだな でもな…
教師が調整役になり教室の空気をそろえていく
<叱るのが上手な先生を観察してみると?>
◎叱ったあとに叱られた子が変わろうとして頑張ろうとする
~ 一生懸命なところを挿入しながら頑張りを褒めている
☆「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ②【再掲載 2012.6】
[ 復刊第2号 通刊85号 昭和30年11月 - 『特集・郷土芸能』 ]
◇水窪町西浦田楽能 小国神社舞楽上演解説 近藤用一
① 無病息災
② 五穀豊穣
③ 鎮魂 もののけ退散
田遊びの発達した形式が田楽 → 田楽法師
北条氏の滅亡と共に田楽能も衰微
↓
猿楽
↓
◎観阿弥・世阿弥が猿楽能と歌舞玄体に改善して「能楽」に
田楽能は一忠・亀阿弥とか天才の死後,室町時代に盛んな名残をとどめたのみで、
神事芸能化したまま固定し,伝承形態を保守して今日に至った。
<西浦の田楽能>
室町田楽のおもかげ(田遊び・陰陽道・猿楽)
毎年旧暦1月18日の日の出から19日午前9時ごろまで
地能33番・はね能12番 合計45番
古風な反ぺい・安倍晴明家の秘法
・ 力足を踏んで悪魂を退け精霊を押さえつける。
・ 能楽の足拍子,舞踏の乱拍子,歌舞伎の六法,相撲の四股
はね能 もどきの手
田楽・田遊び・神楽・はね能と曲番が変化に富む
~ 西浦独特のバラエティ
<小国神社舞楽の解説>
遠州舞楽二つの残存
① 天宮神社(森町)
② 小国神社
童舞・大人舞
◇「蓑かぶり一揆」について 鈴木氏
□動機 - 風水害による農民の困窮と中泉代官所の重祖・圧政
万延元年の大出水 → 浜名郡方面に物乞いに出る者も
□下岡田村庄屋・鮫島万平が代官に減税を嘆願
しかし,代官は情け容赦なく不納者を召し捕る
= 受け入れられず
(掛川藩・浜松藩は年貢一割引)
□鮫島万平(下岡田村)・鈴木孫三郎(上岡田村)・山田金左衛門(千手堂村)
嘆願行 = 身命を賭してまで闘う決意
- 家を去り転々と居をかえる
井通以南75か村の庄屋にゲキ
一言坂山中にて70余名の庄屋の会合
□一揆勃発の経過
貧農たち 岩田村方面で暴動
↑
明治3年正月元旦を期し三ケ野に集合 静岡直訴行決議
|
とらえられて清水の江尻獄舎に 明治7年4月28日獄死
※ 清水次郎長の弟分・見付大和田友三は、しばしば鮫島家に出入りし何かと世話を焼
き、次郎長もまた清水の獄舎をしばしば訪ねて,よくその労をねぎらった。
□むすび
倒幕軍
→ 年貢半減の公約を破棄
民衆各地で一斉に立ち上がる → 実質的な負担軽減に
◇続浜松城下町時代の民衆 渥美静一
魚,塩,糀(竜禅寺村)
◇浜松おぼえがき(二) 渥美実
成子町の愛宕神社とその道標
田畑氏邸内(大河ドラマ『いだてん』の田畑政治邸=ハマコウ註)に小祠現存
道標の石
鴨江観音五佐路(南東)の右側
- 並んで地蔵(石仏)
「言い方ひとつでここまで変わる教師のすごい! 会話術」の紹介 3回目です。
教員に限らず、子どもたちと接する機会が多い方には役立つ本だと思います。
出版社の案内には、
「大ヒット『すごい! 』シリーズの会話編、ついに登場! ○『静かにしなさい』よりも効
果のあるひと言○集中力を一気に高める『言葉の演出』○『物言わぬモノ』に話させる
子どもが思わず動きたくなる『教室コトバ』を65の具体的なセリフでわかりやすく紹
介。」
とあります。
今回紹介分 [ほめ方・しかり方]編 より強く印象に残った言葉は…
・「子どもが動きたくなる言葉とは」
- 子どもに言う前に、一呼吸して頭の中で考えたいことですね。
・「自分を褒めなさい」
- 自己肯定感が低い子どもが増えているように感じますから、ぜひ使いたい。
・「ありがとう助かるよ」
- 頼み事をしてから言うことも効果的ですね。
・「その言葉がそのまま現実になるぞ
- マイナスの言葉『せこい』『うざい』『きもい』」
言葉を大切にします。
もう一つ、再掲載となりますが、
「土のいろ」集成 第九巻(84~92号)を載せます。
浜松市史には次のようなこと(抜粋)が書かれています。
-「土のいろ」は遠州地方の古い郷土研究雑誌であり、遠州地方の研究に欠くことのでき
ない参考書となっている。大正13年1月に創刊後が発刊され、昭和15年9月に休刊さ
れるまで通巻83冊が刊行された。寄稿者も遠州全域にわたり、特に教員が多く寄稿した。
柳田国男も「蟷螂考」を、楠方熊南も感想文を寄せている。
戦後復刊され、昭和33年から昭和44年まで刊行されていました。
「集成」はひくまの出版顧問那須田稔さんを中心にした土のいろ集成刊行会により翻刻さ
れ、昭和56年より出されました。
『さと子の日記』で知られるひくまの出版ですが、本書を出した心意気に感動します。
合本となったものを、その時代を知らないわたしたちが読むことができるからです。
昨夕、庭の草取りをしていたところ枝が目に入り眼科に行きました。
しばらく眼帯をしているため、コメント欄等を閉じます。
回復に努めます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「教師のすごい会話術」森川正樹 東洋館出版社 2014年 ③
[ほめ方・しかり方]編
◇子どもが動きたくなる言葉とは
□自分を褒めなさい
自慢大歓迎
自信とは自分を信じること
自分を堂々と褒められる子を育てよう
□ありがとう助かるよ
教室に「ありがとう」の文化をつくる
□○○君、消しゴム遊びやめなさいよ(黒板を見て → 振り向いてニヤリ)
やんちゃな子どもと信頼関係を作るコツ
一呼吸置いて変化球を投げる
□○○君、(注意すると見せかけて…)いい天気だね
教室の空気を壊さない注意の仕方
常にクラス全体への影響を考えることが大事
いい意味で「拍子抜け」させてみる
時には「注意」を「爆笑」に変えよう
□×NGだから…
なかなか改善しない子どもへのNGワード
「もう一度言います」「これで三日目です」
◎ 相手が子どもでも「一人の人間」として話す
□先生はあなたに期待しているから叱っている
「何度言っても聞かない子ども」の叱り方
叱っている内容をきちんと届ける
□他人任せでいいの?(挙手が少ない)
自分から動く子どもを育てるには
いつも伝える
その場限りの言葉ではなく人生で語る
□その言葉がそのまま現実になるぞ - マイナスの言葉「せこい」「うざい」「きもい」
子どもには理由とともに伝える
- 使わなくなったら認める
教師自身が「言葉の持つ力」を実感する
□先生は知っているけれどもきちんと自分の口で話してくださいね
子どもにウソをつかせないために教師の聞き方を工夫する
□先生はそういうことは…好きだな でもな…
教師が調整役になり教室の空気をそろえていく
<叱るのが上手な先生を観察してみると?>
◎叱ったあとに叱られた子が変わろうとして頑張ろうとする
~ 一生懸命なところを挿入しながら頑張りを褒めている
☆「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ②【再掲載 2012.6】
[ 復刊第2号 通刊85号 昭和30年11月 - 『特集・郷土芸能』 ]
◇水窪町西浦田楽能 小国神社舞楽上演解説 近藤用一
① 無病息災
② 五穀豊穣
③ 鎮魂 もののけ退散
田遊びの発達した形式が田楽 → 田楽法師
北条氏の滅亡と共に田楽能も衰微
↓
猿楽
↓
◎観阿弥・世阿弥が猿楽能と歌舞玄体に改善して「能楽」に
田楽能は一忠・亀阿弥とか天才の死後,室町時代に盛んな名残をとどめたのみで、
神事芸能化したまま固定し,伝承形態を保守して今日に至った。
<西浦の田楽能>
室町田楽のおもかげ(田遊び・陰陽道・猿楽)
毎年旧暦1月18日の日の出から19日午前9時ごろまで
地能33番・はね能12番 合計45番
古風な反ぺい・安倍晴明家の秘法
・ 力足を踏んで悪魂を退け精霊を押さえつける。
・ 能楽の足拍子,舞踏の乱拍子,歌舞伎の六法,相撲の四股
はね能 もどきの手
田楽・田遊び・神楽・はね能と曲番が変化に富む
~ 西浦独特のバラエティ
<小国神社舞楽の解説>
遠州舞楽二つの残存
① 天宮神社(森町)
② 小国神社
童舞・大人舞
◇「蓑かぶり一揆」について 鈴木氏
□動機 - 風水害による農民の困窮と中泉代官所の重祖・圧政
万延元年の大出水 → 浜名郡方面に物乞いに出る者も
□下岡田村庄屋・鮫島万平が代官に減税を嘆願
しかし,代官は情け容赦なく不納者を召し捕る
= 受け入れられず
(掛川藩・浜松藩は年貢一割引)
□鮫島万平(下岡田村)・鈴木孫三郎(上岡田村)・山田金左衛門(千手堂村)
嘆願行 = 身命を賭してまで闘う決意
- 家を去り転々と居をかえる
井通以南75か村の庄屋にゲキ
一言坂山中にて70余名の庄屋の会合
□一揆勃発の経過
貧農たち 岩田村方面で暴動
↑
明治3年正月元旦を期し三ケ野に集合 静岡直訴行決議
|
とらえられて清水の江尻獄舎に 明治7年4月28日獄死
※ 清水次郎長の弟分・見付大和田友三は、しばしば鮫島家に出入りし何かと世話を焼
き、次郎長もまた清水の獄舎をしばしば訪ねて,よくその労をねぎらった。
□むすび
倒幕軍
→ 年貢半減の公約を破棄
民衆各地で一斉に立ち上がる → 実質的な負担軽減に
◇続浜松城下町時代の民衆 渥美静一
魚,塩,糀(竜禅寺村)
◇浜松おぼえがき(二) 渥美実
成子町の愛宕神社とその道標
田畑氏邸内(大河ドラマ『いだてん』の田畑政治邸=ハマコウ註)に小祠現存
道標の石
鴨江観音五佐路(南東)の右側
- 並んで地蔵(石仏)