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教育ノートから「教師」41-「心を育て感性を育てる」片岡徳雄 黎明書房 1998年 ① [読書記録 教育]

「井上ひさし 
 『男はつらいよ』の素晴らしさは,カメラで納めた日本の自然美と結ばれそうで結ば
  れないプラトニックラブとそして賢い妹と頼りない兄の物語にある。」







今回は 6月29日に続き、「教育ノートから 教師」41回目、
片岡徳雄さんの「心を育て感性を育てる」1回目の紹介です。



出版社の案内には、

「日本教育の永年の病理、偏差値教育のゆがみのため、青少年の心は年々荒廃するばかり。
 心と感性の教育はいかにあるべきか。子どもたちに今こそ必要なぬくもりとやさしさと
 はげましの教育を語る。」


とあります。






今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「拝金主義で失ったもの - 『気概』と『触れあい』」


・「心 -  感情・意志・良心・志」


・「ペスタロッチの精神 = 『豊かで逞しく』」





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☆教育ノートから「教師」41-「心を育て感性を育てる」片岡徳雄 黎明書房 1998年 ①

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◇気概と触れあい  - 拝金主義で失ったもの

 ①「気概」   

   志高く くじけぬ心


 ②「触れあい」

   心のひだ 優しさ 恥じらい

日本人の甘え
     - デリケートな思いやり
恥じらいの文化
 




◇心の教育 - 心とは何だろう

 山本有三 訳詞 昭和10年

  心に太陽を持て。               
(中略)
あらしがふこうと 勇気を失うな。
ふぶきがふこうと くちびるに歌を持て。
天には黒くも,心に太陽を持て。
地には争いがたえなかろうと,
いつも心に太陽を持て。


 物より大事な心


 心の様々
  - 本心をめぐって


 心
  -  感情・意志・良心・志
 




◇心の生まれる原点 - 家族のぬくもりと優しさ

「男はつらいよ」 - 寅とさくら


 井上ひさし 
 「『男はつらいよ』の素晴らしさは,カメラで納めた日本の自然美と結ばれそうで結ば
   れないプラトニックラブとそして賢い妹と頼りない兄の物語にある。」

 ぬくもりと優しさ


 山田洋治 
 「人が成長する背景には,いつも変わらぬ風景と変わらぬ人間関係があることが望まし
  い。」 

= ペスタロッチの精神



 「豊かで逞しく」 
    ← 「ぬくもりと優しさ」の人間関係



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