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キーワード「国語」⑲ [読書記録 教育]

今回は、7月17日に続いて、わたしの教育ノートより
「キーワード国語」についてです。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「起承転結を」


・「農民・漁民 『言葉は心の使い』」
- いい言葉だなと素直に感じます。


・「<昔の国語教育>と<学校国語教育>」


・「生活者の味方としての議論の展開」





<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
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毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。

以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー





☆キーワード「国語」⑲

◇国語・基礎的スキルを定型に
  
□討論の授業の意見文を「定型」で

 定型 
  ・問いかけ 「~は~か」

  ・討論   「私は~と考える」

  ・根拠   「なぜかというと」



□教室スピーチを定型で

 事実(エピソード)の描写 - 説明

    ↓

 事実に対する意見・感想


<本の紹介>
事実  -  今から本の紹介をします。

        この本の題名は~です。

       作者名は~です。

     この本のあらすじは~です。

 意見・感想
この本のおもしろかったところは~です。

これで本の紹介を終わります。


<ニュースの紹介>
 事実  私は□月□日の□□新聞に出ていたニュースを紹介します。

(いつ)(どこで)(だれが)(何を)(どうした)


 意見・感想
  このニュースを読んで,私は~と考えました。

これでニュースの紹介を終わります。



基礎的スキル









◇表現 岩下修
  
 創作 -  詩・歌 + 身体表現    4年生 工藤直子「のはらうた」


 グループ単位で詩を選び,詩を読みながら身体で表現する

  |

起承転結を









◇「現代国語教育論集成 柳田国男」
 
□言葉観 
  道元    「語句は念慮を顕現する」

ヘーゲル  「言葉というものはいわば思惟の肉体である」

マルクス  「言葉は思惟の直接的原実態だ」

  フローベル 「文章は思想の肉である」

ハイデッガー「言葉は存在の住処だ」

農民・漁民 「言葉は心の使い」
 


□「昔の国語教育」

 1937.7「岩波講座 国語教育第五巻」定本19

↑↓

  「学校国語教育」


 国語教育は学校だけのものではない


 <昔の国語教育>と<学校国語教育>
 


□人と業績

 「心の使い」を文字通り歩く  
言葉の持つ歴史的価値に敬礼をした人



 「ことばの聖」と呼ばれた柳田国男
言葉群から行け,事実群から出立せよ


  自らが心血を注いだ『分類語彙集』1975.10復刻国書刊行会
方言を集めた 生活ぶりと信仰相,見方考え方


  柳田国語教育論の主要なる業績

  1930.7 『蝸牛考』

  1933.4 『小さき者の声』

  1936.12 『国語史新語篇』 

  1939.9 『国語の将来』~
生活者の味方としての議論の展開


 代表格は3点
「話」的「読み物」的「語りかけ」の論
  事実的資料と一緒



  「柳田に頼りすぎるな!後は自分の才覚次第」


 国語教育論代表
『昔の国語教育論』(「国語の将来」内 )

『分類 児童語彙』

「口承文芸史考」


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