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「戦国史を歩んだ道」小和田哲男 ミネルヴァ書房 2014年 [読書記録 歴史]

今回は、小和田哲男さんの
「戦国史を歩んだ道」の紹介です。


小和田さんは静岡大学名誉教授。
NHK大河ドラマの時代考証で知られています。
大変丁寧な応対をしてくださる方です。



出版社の案内には、


「浅井氏、今川氏、後北条氏をはじめ、戦国史研究の第一人者として知られる小和田哲男。
 各地に残る史料を博捜し、従来の通説を問いなおす一方、歴史の面白さを広く一般に伝
 える姿勢はどのように培われたのか。本書では、歴史への興味を抱いた少年時代から、
 全国各地の城めぐりを始めた大学時代、そして従来は低調であった戦国史研究の専門家
 となった経緯までを、多彩なエピソードと共に語る。」



とあります。







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☆「戦国史を歩んだ道」小和田哲男 ミネルヴァ書房 2014年

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◇歴史にのめり込んだ少年時代
 
□静岡生まれの東京育ち

1944(昭和19)年2月1日静岡生 
  
  番町小学校
 


□歴史家になりたいと読書した中学時代
   
  番町小学校 → 麹町中学校 歴史部
 


□高校で歴史への興味がさらに高まる
   歴史部 故書講座






◇歴史の本質を学ぶ-学部時代
 
□早稲田大学教育学部に入学  

日本城郭協会学生研究会を立ち上げる
 


□学生歴史研究会中世史部会

  先輩 佐藤和彦 黒田日出男 田嶋呂治 三木靖 竹内秀之

  一味神水の意味を知る
 
  今川氏 大学院浪人に







◇研究者の卵として

□故書学の醍醐味を知る

  助野健太郎ゼミ 

  修士論文は近江浅井氏
 


□博士課程で後北条氏研究






◇静岡大学で教壇に立つ
 
□博士課程修了後の一年間は豊島区史編纂室
 


□静岡大学教育学部講師となる
   
 1972年 鈴木東洋会長 静岡古城研究会
 


□教授そして学部長・付属図書館長に 

 1987.4.1~ 教授







◇城館等の保存と整備

  掛川城の研究






◇歴史の面白さをもっと伝えたい
 
□テレビ番組への出演

 「ライバル日本史」

 「堂々日本史」

 「その時歴史が動いた」2000.3~2009.3

 「知っているつもり」2011.11

  Eテレ「さかのぼり日本史」



□NHK大河ドラマの時代考証

 1996「秀吉」 

 2006「功名が辻」 

 2009「天地人」 

 2011「江」 

 2014「軍師官兵衛」


 作家への史料提供
 

 まんが・ゲームの監修






◇戦国史研究の50年とその研究法
 
□敗者及び弱者へのまなざし
 


□英雄史観からの脱却と民衆史の視点
 


□歩く歴史学

  地名を追いかける楽しみ



□研究成果の社会的還元

  講演会の講師を引き受ける
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