(1)「右肩下がりの君たちへ」佐藤優 津田大介 古市憲寿 萱野穂人 木村草太 荻上チキ ぴあ株式会社 2016年 (2)「やじうまんが ⑯水を得たパソコン」 篠原ユキオ 月刊少年育成 2004年2月号 【再掲載2012.9】 [読書記録 一般]
今回は、ぴあから出ている
「右肩下がりの君たちへ」を紹介します。
要約は最初のほんの一部分のみです。
早く続きをよまなくてはと思っています。
出版社の案内には、
「若き知識人5人との対談から読み解く、これからの日本の未来。憲法から結婚、そして
情報分析まで、今、日本が直面する問題の本質をあぶり出す。」
とあります。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「情報源はネット3割、新聞書籍3割、4割は直接人と会って得る」
・「ネットをやっている特に目立つ人間はとりあえず情報を全部取られていると思ってよ
い」
・「ソーシャルメディアは日々の蓄積が力になる」
・「自分探しをするより、母親にロングインタビューを」
もう一つ、再掲載となりますが、『月刊少年育成』より、篠原ユキオさんの
「やじうまんが ⑯水を得たパソコン」を紹介します。
ここに書かれているようなことは、しばしば出遭うように感じます。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「右肩下がりの君たちへ」佐藤優 津田大介 古市憲寿 萱野穂人 木村草太 荻上チキ ぴあ株式会社 2016年
◇津田大介 情報を見極めること
□成功する有料メルマガの条件
□ネットの経済感覚はリアルの30倍
□8000人の読者
情報源はネット3割、新聞書籍3割、4割は直接人と会って得る
□ピュアな人間が内部情報を暴露する
スノーデン → 本当に重要な情報のやりとりは電子に頼るべからず
□直接会う、あるいは手紙でコミュニケーションをスタートする
ネットをやっている特に目立つ人間はとりあえず情報を全部取られていると思ってよい
□日本ツイッターが独特の発展をした理由
~ 140字制限
□ソーシャルメディアは日々の蓄積が力になる
□ネットのエコチェンバー現象に注意
~ ネット右翼
□ロックフェラーの言葉は炎上防止の役に立つ
□まずは一次情報を押さえること
□「まとめサイト的おもしろさ」の先駆けは「SPA!」だった
□これからは自立メディアを創っていく時代
□人を巻き込んでつながりを広めていく強さ
玄侑宗久 佐藤栄佐久 玄葉光一郎
◇古市憲寿 希望を持つこと
□いまはほんとうに希望のない時代
□「自由な行動」を無責任に煽る危険
□自分探しをするより、母親にロングインタビューを
□人工的な組織には限界がある
□文化人類的アプローチ
□憧れの北欧はほんとうに豊かな国か
□結婚の起源は性のコントロール
(2)「やじうまんが ⑯水を得たパソコン」 篠原ユキオ 月刊少年育成 2004年2月号 【再掲載2012.9】
10年以上前の古いMaCが自宅のデスク横に置いてある。
いささか思い入れもあって、古いプリンターとともにワープロ専用として使っている。
しかし当然の事ながら使用する頻度は能力や印字の美しさから仕事場で使っている最新
式のMaCの方が圧倒的で、結果として年に数回の緊急時にしか使わなくなった。
そんな中、早急に用意しなければならない文書の作成があって、久しぶりに旧式磯を使
ってプリントアウトする段取りとなった。
ところが突如、画面にエラーメッセージが飛び出してきてこう言うのである。
『イエローとマゼンダのインクが無くなりました。補給して下さい』
長い間使わないプリンターでは良く有る事だ。
しかし僕が今印刷したいのは『黒』だけだから、と無視して再度プリントを指示するも
機械は動かず、同じメッセージをくり返す。
時間は深夜、新しいインクを買おうにもそれも出来ず、又カラーの印刷能力が劣るゆえ、
カラープリンターとして今後使う予定も無い。
黒のインクだけはまだたっぷり有る。
しかしパソコンはインクを補充せよと詰め寄る。
ウ~ンどうするかと思案する僕。
そして一つのアイデアがひらめいた。
2つのインクカートリッジを抜き取って洗面所へ。
水道の蛇口をひねると水をそれに流し込んだ。
単に何らかの液体が入っていればそれをインクとして認識するだろう。という単純な発
想である。
専門家ならまずは考えないと思われるこの企みはまんまと成功した。
プリンターは突如、水を得た魚のごとく文書のプリントを開始したのである。
心の中で『機械の考える事なんてこの程度さ』と、してやったりの僕。
しかし数日後、同様の状況で文書をプリントしようとした。
今度は電源を入れても機械はウンともスンとも言わない。
やはり、ふだん飲まない水に当たったのかも…などと冗談を言いながら何度もセットア
ップをやり直すが動かない。
この機械もいよいよか…と思いながらプリンターに語りかける。
「これで動かんかったら、可哀想やけど廃棄処分やで。寝てるんやったら目を覚ましや。
これが最後やで!」
こう言うなりボクはプリンターに往復ビンタを食らわせた。
信じられない事だが、とたんにウィ~ンと音を立ててプリントを開始したのである。
さてこの次、彼はどんな形で反抗してくるのか、ちょっと楽しみなこの頃である。
「右肩下がりの君たちへ」を紹介します。
要約は最初のほんの一部分のみです。
早く続きをよまなくてはと思っています。
出版社の案内には、
「若き知識人5人との対談から読み解く、これからの日本の未来。憲法から結婚、そして
情報分析まで、今、日本が直面する問題の本質をあぶり出す。」
とあります。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「情報源はネット3割、新聞書籍3割、4割は直接人と会って得る」
・「ネットをやっている特に目立つ人間はとりあえず情報を全部取られていると思ってよ
い」
・「ソーシャルメディアは日々の蓄積が力になる」
・「自分探しをするより、母親にロングインタビューを」
もう一つ、再掲載となりますが、『月刊少年育成』より、篠原ユキオさんの
「やじうまんが ⑯水を得たパソコン」を紹介します。
ここに書かれているようなことは、しばしば出遭うように感じます。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「右肩下がりの君たちへ」佐藤優 津田大介 古市憲寿 萱野穂人 木村草太 荻上チキ ぴあ株式会社 2016年
◇津田大介 情報を見極めること
□成功する有料メルマガの条件
□ネットの経済感覚はリアルの30倍
□8000人の読者
情報源はネット3割、新聞書籍3割、4割は直接人と会って得る
□ピュアな人間が内部情報を暴露する
スノーデン → 本当に重要な情報のやりとりは電子に頼るべからず
□直接会う、あるいは手紙でコミュニケーションをスタートする
ネットをやっている特に目立つ人間はとりあえず情報を全部取られていると思ってよい
□日本ツイッターが独特の発展をした理由
~ 140字制限
□ソーシャルメディアは日々の蓄積が力になる
□ネットのエコチェンバー現象に注意
~ ネット右翼
□ロックフェラーの言葉は炎上防止の役に立つ
□まずは一次情報を押さえること
□「まとめサイト的おもしろさ」の先駆けは「SPA!」だった
□これからは自立メディアを創っていく時代
□人を巻き込んでつながりを広めていく強さ
玄侑宗久 佐藤栄佐久 玄葉光一郎
◇古市憲寿 希望を持つこと
□いまはほんとうに希望のない時代
□「自由な行動」を無責任に煽る危険
□自分探しをするより、母親にロングインタビューを
□人工的な組織には限界がある
□文化人類的アプローチ
□憧れの北欧はほんとうに豊かな国か
□結婚の起源は性のコントロール
(2)「やじうまんが ⑯水を得たパソコン」 篠原ユキオ 月刊少年育成 2004年2月号 【再掲載2012.9】
10年以上前の古いMaCが自宅のデスク横に置いてある。
いささか思い入れもあって、古いプリンターとともにワープロ専用として使っている。
しかし当然の事ながら使用する頻度は能力や印字の美しさから仕事場で使っている最新
式のMaCの方が圧倒的で、結果として年に数回の緊急時にしか使わなくなった。
そんな中、早急に用意しなければならない文書の作成があって、久しぶりに旧式磯を使
ってプリントアウトする段取りとなった。
ところが突如、画面にエラーメッセージが飛び出してきてこう言うのである。
『イエローとマゼンダのインクが無くなりました。補給して下さい』
長い間使わないプリンターでは良く有る事だ。
しかし僕が今印刷したいのは『黒』だけだから、と無視して再度プリントを指示するも
機械は動かず、同じメッセージをくり返す。
時間は深夜、新しいインクを買おうにもそれも出来ず、又カラーの印刷能力が劣るゆえ、
カラープリンターとして今後使う予定も無い。
黒のインクだけはまだたっぷり有る。
しかしパソコンはインクを補充せよと詰め寄る。
ウ~ンどうするかと思案する僕。
そして一つのアイデアがひらめいた。
2つのインクカートリッジを抜き取って洗面所へ。
水道の蛇口をひねると水をそれに流し込んだ。
単に何らかの液体が入っていればそれをインクとして認識するだろう。という単純な発
想である。
専門家ならまずは考えないと思われるこの企みはまんまと成功した。
プリンターは突如、水を得た魚のごとく文書のプリントを開始したのである。
心の中で『機械の考える事なんてこの程度さ』と、してやったりの僕。
しかし数日後、同様の状況で文書をプリントしようとした。
今度は電源を入れても機械はウンともスンとも言わない。
やはり、ふだん飲まない水に当たったのかも…などと冗談を言いながら何度もセットア
ップをやり直すが動かない。
この機械もいよいよか…と思いながらプリンターに語りかける。
「これで動かんかったら、可哀想やけど廃棄処分やで。寝てるんやったら目を覚ましや。
これが最後やで!」
こう言うなりボクはプリンターに往復ビンタを食らわせた。
信じられない事だが、とたんにウィ~ンと音を立ててプリントを開始したのである。
さてこの次、彼はどんな形で反抗してくるのか、ちょっと楽しみなこの頃である。