SSブログ

草柳大蔵さんはこんなことを⑳ [読書記録 一般]

「文部省 妙なヒューマニズム」
「ポプュラリズム・大衆迎合主義 = いい顔しすぎている」






今回は、10月8日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」20回目の紹介です。





今回も、「人づくりの道標」(草柳大蔵 静岡県)からの紹介です。


静岡県教育委員会の冊子からの紹介です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「生徒と差し違いをする覚悟 = 子供と先生が一緒に成長していく」


・「千葉命吉(物理)『よく忘れよく生きよ』」


・「日本とタイだけが一回も歴史の中で植民地の経験はない」


・「ポプュラリズム・大衆迎合主義 = いい顔しすぎている」





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー







☆草柳大蔵さんはこんなことを⑳

☆「人づくりの道標」草柳大蔵 静岡県(5)

◇講演「21世紀の静岡県を担う人づくり」 H14.2.8富士ロゼシアター(2)

□人格を渡す

 人格の受け渡しのできる教育を!



 日本の教育3タイプ 
   ① 垂直型

   ② ノートーク、ノーチョーク

林竹二の授業 「ビーバーの授業」
子供たちは食い入るように
               
   ③ 自学自習 -公文型-

吉田松陰の松下村塾

     各自それぞれ → わからないことに松蔭が答える

               |
                 
     松蔭が分からないとき…
「今晩勉強して明日答えるから明日必ず来いよ」
生徒と差し違いをする覚悟
         = 子供と先生が一緒に成長していく





□よく忘れよく生きよよ

 千葉命吉(物理)
「よく忘れよく生きよ」

「知識のチラチラした塊を持って帰ったって駄目だよ。それよりよく生きると言うことを
 考えてごらん。自分はどうしたらよく生きるか、どうしたら人間としてすがすがしくい
 つでも満ち足りた心で生きていけるか。その心ができればひとりでに物理なんて覚える
 よ。」





□学びは遊び

 日本とタイだけが一回も歴史の中で植民地の経験はない





□自らしからしむ

 西周 「自由」という言葉をつくった



鈴木大拙 「自由を日本の言葉で自然(じねん)という」

       自然 = 自らしからしむ → 持ち味発揮


 松原商務学校(京都)
向学心のある子の夜間授業
 
   簿記・英語・国語を2年間

850人くらいの卒業生は今京都財界の中心


 ※ ①垂直教育 ②ノートークノーチョーク型教育 ③自学自習教育

  どれをやっても子供たちが自発的に自分をしからしむ、伸ばせばよい


 インドの諺「自らが燃えれば他人も燃える」

→ 教師はスクールマネージャーに





□東大は世界76位

 フィンランド 1990年~

産官学民

トーパス・ルイナス(ヘルシンキ大)
「基本ソフトは地域社会の人が使ってこそ基本。ただでよい」





□いい顔しすぎ

 文部省 妙なヒューマニズム


 ポプュラリズム・大衆迎合主義 = いい顔しすぎている



nice!(137)  コメント(0) 
共通テーマ:学校