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キーワード「生徒指導」⑥ /「野口体操からだに貞(き)く」野口三千三 柏樹社 2000年 【再掲載 2012.10】 [読書記録 教育]

今回は、4月14日に続き、わたしの教育ノート(要約ノート)より、
キーワード「新学期」⑥を紹介します。


今回紹介するのは、キーワード「叱る」「叱り方」です。
いろいろな叱り方、ポイントがあることをたくさんの本から教わりました。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「① 叱る理由を言う。 ② 一回目は待ってやる。」


・「『叱る』はコショウで『ほめる』はラーメン。
 褒め方が下手だから叱り方が下手になる」


・「『褒める』とは『口に出す』こと。
  具体の発見が大切 」


・「叱り方のコツ  
 ① 叱るときにはきちんと叱る  
 ② 叱るときにはストレートに
 ③ どこで叱るか場所を考える」


・「近年お母さん方からどんどん遠ざかっている → 一緒に悲しむ温かい心で叱る」






もう一つ、再掲載となりますが、
野口三千三さんの「野口体操からだに貞(き)く」を載せます。
体の動きを要約で表すのは難しいことだと改めて感じます。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
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☆キーワード「生徒指導」⑥


◇叱り方

 ① 叱る理由を言う。


 ② 一回目は待ってやる。




◇叱り方(酒井臣吾:教育実践家 北海道教育大)

□叱り方の下手な教師  二つのタイプ

 ① まったく叱れないタイプ   

     教師には不適格


 ② 叱り方過剰タイプ

     男性教師  怒鳴り散らす

女性教師  お説教タイプ

→ 子供はストレスがたまりいじめ 不登校に?
    


□「叱る」はスパイス      

 「叱る」はコショウで「ほめる」はラーメン。



  ◎ 褒め方が下手だから叱り方が下手になる



□「褒める」とは「口に出す」こと。

    ↑

  ◎具体の発見が大切  

   → 具体を発見しようと目を皿にする



□「叱る」効果が上がるのは,教師と子供の人間関係があってこそ。






◇叱り方(野口芳宏:教育実践家 北海道教育大)

□教師の技術的な問題点 

 ① くどい


 ② かっとする(体罰の100%はこれ)  


 ③ 徹底的な叱り方(どこかに一つ逃げ道を設けたい)


 ◎ 教師は権威者としての役割を
    


□叱り方のコツ  

 ① 叱るときにはきちんと叱る  


 ② 叱るときにはストレートに

    嫌みはノー 

    内容は一つ(他ごとはノー)やった事のみ


 ③ どこで叱るか場所を考える

  ※ 皆の前で叱った方がよいか,呼び出して叱った方がいいのか、やったことによる

   = 冷静に考えることが必要



□叱り方

 ① 叱るなら気分を変えよう


 ② 短く叱ろう


 ③ 叱った後,良くなったら,それを褒めよう






◇叱り方五箇条

 ① 思いやりを持って叱る


 ② ストレス解消のため,気分で叱らない


 ③ 教師の威光を背にして叱らない


 ④ 同じ土俵の上に立って叱る


 ⑤ 目的を持ってはっきり叱る





◇叱るとき(遠藤周作=作家)

 ① いわゆる「いい子」になるために友達の悪口を言ったり告げ口をしたとき


 ② 身体の不自由な人を見つめたとき


 ③ 叱られないために嘘をついたとき





◇子の叱り方・包み方(東井義雄:教育実践家)

 叱られた子の気持ち


 = 近年お母さん方からどんどん遠ざかっている

  ◎ 一緒に悲しむ温かい心で叱る 














☆「野口体操からだに貞(き)く」野口三千三 柏樹社 2000年 【再掲載 2012.10】

<出版社の案内>

「体操とは自分のからだの動きをてがかりにして人間とは何かを探究する営みである」創
始者が革命的な「野口体操」の思想と実践の基礎を平易に説いた名著。
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◇体操による人間変革
 
□からだは生きた皮袋

 野口

「生きている人間の体は、皮膚という生きた袋の中に、液体的なものがいっぱい入ってい
 て、その中に骨も内臓も浮かんでいる」


 体液主体説+非意識主体説
  
 

□豊かな動き 
 
 体の中の動き、変化こそが豊かな動き

 

□気持ちいいかい、自答を
 
「本当にお前今気持ちいいのかい」と絶えず自分の体に問い続ける

 = からだにきく
  
 

□私たちの生い立ち
 
 土と離れた生活は考えられなかった

 ~ 土との関係、地球との関係
  
 

□鉄棒がかわいくてたまらない
 
 鉄棒、砂場の手入れ
  
 

□サーカスと私
 
 寝にょろ ぶら下げ 

 → 丸ごと全体
  
 

□卵の立つ話
 
 ちょっとの力で立つことができる
 

 立つ = そのものがそれらしく、それに相応しいあり方をするようになること
       
  
 

□花は植物の生殖器
 
 西村伊作 

   素裸でいろいろ動く 植物は逆立ち
  
 

□重さの神の声を聞け
 
 階段を上る = 下に話しかけること
 
 重さに任せる





◇ある日の体操実技

□腕のぶら下げ 
   
 人間の故障箇所
  ① 臍の真後ろ 

  ② 腕の付け根

  ③ 首の付け根

 

□胴体や頭のぶら下げ 
   
 揺らす … 操り人形のように

 

□たこ足運動 
   
 たこ足をイメージしそれぞれの足に重さをかける

 

□前落とし

 「任せる」

 

□跳ね上げ落とし 
    
 二本の足
   一本は重さを受けるため

一本はぶら下げる

 

□中身をほふる





◇からだとコトバの探検

 漢字と大和言葉 

 言霊説でゆきたい 

 方言以外の言葉は存在しない
           
             (~P100まで)


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