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「中年って何?」三田誠広 光文社 [読書記録 一般]

昨日は、田植えの手直し

今年は、育苗がうまくいかず
小さなままの 田植えとなりました

風に流され 浮いてしまった苗の多さ
機械で植えられない 角のところ
手で一つずつ 植えました

思ったよりも時間が掛かり、3時間
ぬかるみに足を取られ、
何度倒れそうになったことでしょう

草、藻、風、水量…
心配事はたくさんありますが、
ひとまずほっとしました

その代償の身体のえらさ
明日あたり節々が痛くなりそうです

当たり前です
中年ですから

「ぼくってなに」で知られる三田誠広氏
氏の「中年って何」
とても楽しく読みました

会社人間、仕事人間からの脱却をとの意見
もっともです
ひろさちや氏もしきりに言っています
「社畜になるな」


社会主義革命の正体…
なるほどと思います

団塊の世代はババをつかまされた…
返してもらいましょう

言うべきことは言わないと
自分のためにも 次の世代のためにも
との思いを強くしました

本当の人生は50歳から始まる…
三田氏はNPOに人生の可能性を提案しています

わたしの可能性は何に?

これからの「本当の人生」が楽しみです







☆「中年って何?」三田誠広 光文社

◇迫り来る「老人団塊」の恐怖
ぼくって何 アイデンティティ・クライシス
        リストラの時代
団塊の世代の未来は真っ暗 
        団塊の世代-本や雑誌がよく売れる
大量需要-経済発展牽引パワー
働き盛りが抱く不安 「老人団塊」
定年になってからでは遅い

◇団塊の世代が経済成長を推進した
良質の労働力-大量消費
社会主義革命の正体 
    - 貧乏人が国家を支配し国家管理で秩序のある略奪をする
  むちゃくちゃな略奪と弾圧
発展途上国には有効
旧ドイツのファシズムも同じ
      ユダヤ教からの略奪
「革命なき社会主義」(戦後日本)の実現
日本の全てが大貧民-資本が国家に集中
政府は産業基盤整備を重視
↑↓
社会福祉 おろそか 国民は貯蓄
本物の社会主義の失敗
初期インフラ整備ではうまくいく
× 軍備強化
× 官僚制の弊害 ノルマ達成のみ 旧国鉄と同じ
× 切磋琢磨や自然淘汰がない
売れ残りの心配がないから品質は問われない
欲望さえあれば経済は発展する
団塊の世代がピラミッドの底辺を支えた
団塊の世代はババをつかまされた
政府の無策 年間の世代に「持ち逃げ」された

◇団塊の世代に未来はあるか
地価高騰の引き金は団塊の世代
株 幻想上の価値
団塊の世代ががんがん消費すれば日本の経済は回復する
割賦式年金はネズミ講だ
老人達の「持ち逃げ」を許すな
上司の高給退職金も「持ち逃げ」だった
政府の無策が団塊の世代を地獄に突き落とす

◇全共闘の精神を想起しよう
闘う若者であったことを思い出す
団塊の世代は日本だけの特殊事情 アジア的子だくさん

◇会社人間からの脱却
エゴイズムだけで生きるのは恥ずかしかった
歯車になりたくない
未来に向けての試行錯誤
生き甲斐はどこにあるか
会社は村 ←→ 会社は死ぬまで面倒を見てくれない
会社に行けば自分の居場所がある
今こそ新しい人生について考える時

◇本当の人生は50歳から始まる
会社が与えてくれる生き甲斐は幻想にすぎない
会社が用意したまやかしの充実感
モラトリアム期間は長く続く
人生の最終目標を設定する
中高年のオアシス NPO
金に換算できない充実感とプライド

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