「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ⑤ /「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 2000年 後編【再掲載 2012.1】 [読書記録 一般]
今回は、2月9日に続いて、童門冬二さんの
「私塾の研究」5回目の紹介です。
出版社の案内には
「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山」
・「国防の巨人・江川英龍 不承不承 象山を弟子に → 砲術指南」
・「もののあはれを知ること 人間の感情としてのみずみずしさ」
・「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「絶対幸福の尺度」後編 を載せます。
大変分かり易い鈴木秀子さんの文章ですが、
わたしの要約のためにわかりづらくなってしまいました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ⑤
◇象山の洋学塾(東京都中央区)
和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山
ペリーにお辞儀させた佐久間象山
お玉が池に象山書院開墾
朱子学から外国学への旋回
「朱子学」形式 礼
変わらなかった和魂洋才
門人一号 勝海舟
象山門下の両虎 小林虎三郎(米百俵)
吉田松陰
実践し発明する科学者
◇韮山塾(韮山町)
国防の巨人・江川英龍
不承不承 象山を弟子に → 砲術指南
韮山塾跡と江川家の史跡
18畳間 44人の弟子 韮山塾は12人くらい
家臣団とは区別 「敬慎を第一にせよ」
鳥井輝蔵の画策
象山(主人・真田幸貫)
師の高山秋帆が鳥井の妖策により窮地に
秋帆 - 汚職疑惑 ぬれぎぬを着せられ解放
鳥井 - 渡辺崋山,小関三英,高野長英をねらう 江川英龍も
国防に努力し続けた巨人
幕府海軍のために尽くした人材
中浜万次郎も
◇鈴屋塾(松阪市)
本居宣長が門人達に教えたこと
伊勢商人の街・松阪
宣長と芭蕉
蒲生氏郷が松阪商人を保護育成
日野商人・会津商人を育てた
宣長生家 - 小津家
四畳半の書斎・鈴屋
問屋生まれの商人落第者
賀茂真淵 1763.5.25 松阪に
日野町旅館・新上屋 真淵門下に
手紙によって教えを請うた(文通)
佐佐木信綱「松阪の一夜」
京都の医術修行・松阪での開業
母親 - 宣長に商人としての見切り 小津弥四郎
↓
京都・堀元厚 門下に
小津 → 本居(小津家の昔の姓)
小児科医学を学ぶ
1753年 宣長と改名
松阪で小児科医として開業 + 中世文学 + 和歌
歌会や源氏物語の講義 - 人間性の解放
もののあはれを知ること
人間の感情としてのみずみずしさ
|
自分の内面に忠実に生きる「好・信・楽」
もののあはれを柱にした経世の書
「親切なお医者さん」としても有名
日記 米価に異常な関心
門人 圧倒的に町人と農民が多い - 反権力的
「秘本 玉くしげ」
本居先生の歌詠み時
出張講義も
「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
夕暮れ時 ~ 本居の歌詠み時
宣長の史跡
戦後宣長は復権せず
☆「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 2000年 後編【再掲載 2012.1】
<出版社の案内>
人間は生まれながらに、完全でありたいという強い欲求がある。そしてこの本能と、まま
ならぬ現実のギャップの間で、無意識のうちに、本当の幸福とは何かを模索する宿命を負
っている。幸いとは、山のかなた、空の遠くにあって、いつか来るはずのものだろうか。
幸福とは、思い通りに物事がうまくいく有頂天の時のことだろうか。物では埋めることの
できない心の空洞感に直面する今こそ、幸福の原点を誰でもが知る必要がある。幸せが見
えない時代の生き方指針。
◇意味の天使
すべてのことにときがある
「すべてのことにときがある。すべては自然の流れにかなって美しい」
生きている意味
フランクル
「どの人にも生きている意味がある。どの人も生きる意味を探って生きている。」
三つの価値
① 創造することができる(クリエイション)
② 体験する価値
③ 態度という価値
祈ってくれる人がいる
父の贈り物
大山社長 - 黄ばんだ三枚のハガキ
「価値の天使」
愛の意識 「シクラメンの太郎と花子」
「意味の天使」の贈り物
「水からの伝言」
人間を超える大いなるもの
「意味の天使」
イギリスの学者との昼食会
ワーズワースの湖
クリスマスツリーの下の少女と犬
クリスマスの辛い思いで
田舎の小さな教会の司祭
「…神さまは人が選択することに信頼されている…」
「神さまが愛し抜いてくれるからこそ,人生を大事にして生きていこう」
死にゆく者からの慈しみ
◇夕映えの天使
沈黙の修行
「沈黙を愛しなさい」 五感の沈黙
黒白のコピーの画
アボリジニの首長
目に付くものに何でもいいから感謝する(くよくよがふっとぶ)
浮浪者と少年
「夕暮れ時はよいとき。限りなく優しいとき」堀口大学
「夕映えの天使」の贈り物
クリスマスの歌
「きよしこの夜」が生まれた村 1818.12 ザルツブルグ郊外の村
オルガン故障 モール神父が小学校教師のグルーバーに作曲依頼
↓
ギター演奏で二部合唱
↓
◎ オルガンを修理に来たマウラソヒューが行く先々での歌を口ずさみ忘れられない歌
になった
◎「ものごとが思い通りにならないとき,きっとうまくいくとこころから信じれば思い
がけない喜びを味わうことができる」
↓
◎ 人間は深い所で繋がっている
「自分が生きているという事実は,かけがえのない重みがある」
「夕映えの天使」 = 「壊れたオルガン」「病気の41歳のT氏」
◇あとがき
フランス人神父 アペ・ピエール
ホームレスのためにエマウス共同体 → 再生のためのコミュニティ
↑
◎「あの人は天使なんだ」「天使が通っていた」
「私塾の研究」5回目の紹介です。
出版社の案内には
「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山」
・「国防の巨人・江川英龍 不承不承 象山を弟子に → 砲術指南」
・「もののあはれを知ること 人間の感情としてのみずみずしさ」
・「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「絶対幸福の尺度」後編 を載せます。
大変分かり易い鈴木秀子さんの文章ですが、
わたしの要約のためにわかりづらくなってしまいました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ⑤
◇象山の洋学塾(東京都中央区)
和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山
ペリーにお辞儀させた佐久間象山
お玉が池に象山書院開墾
朱子学から外国学への旋回
「朱子学」形式 礼
変わらなかった和魂洋才
門人一号 勝海舟
象山門下の両虎 小林虎三郎(米百俵)
吉田松陰
実践し発明する科学者
◇韮山塾(韮山町)
国防の巨人・江川英龍
不承不承 象山を弟子に → 砲術指南
韮山塾跡と江川家の史跡
18畳間 44人の弟子 韮山塾は12人くらい
家臣団とは区別 「敬慎を第一にせよ」
鳥井輝蔵の画策
象山(主人・真田幸貫)
師の高山秋帆が鳥井の妖策により窮地に
秋帆 - 汚職疑惑 ぬれぎぬを着せられ解放
鳥井 - 渡辺崋山,小関三英,高野長英をねらう 江川英龍も
国防に努力し続けた巨人
幕府海軍のために尽くした人材
中浜万次郎も
◇鈴屋塾(松阪市)
本居宣長が門人達に教えたこと
伊勢商人の街・松阪
宣長と芭蕉
蒲生氏郷が松阪商人を保護育成
日野商人・会津商人を育てた
宣長生家 - 小津家
四畳半の書斎・鈴屋
問屋生まれの商人落第者
賀茂真淵 1763.5.25 松阪に
日野町旅館・新上屋 真淵門下に
手紙によって教えを請うた(文通)
佐佐木信綱「松阪の一夜」
京都の医術修行・松阪での開業
母親 - 宣長に商人としての見切り 小津弥四郎
↓
京都・堀元厚 門下に
小津 → 本居(小津家の昔の姓)
小児科医学を学ぶ
1753年 宣長と改名
松阪で小児科医として開業 + 中世文学 + 和歌
歌会や源氏物語の講義 - 人間性の解放
もののあはれを知ること
人間の感情としてのみずみずしさ
|
自分の内面に忠実に生きる「好・信・楽」
もののあはれを柱にした経世の書
「親切なお医者さん」としても有名
日記 米価に異常な関心
門人 圧倒的に町人と農民が多い - 反権力的
「秘本 玉くしげ」
本居先生の歌詠み時
出張講義も
「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
夕暮れ時 ~ 本居の歌詠み時
宣長の史跡
戦後宣長は復権せず
☆「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 2000年 後編【再掲載 2012.1】
<出版社の案内>
人間は生まれながらに、完全でありたいという強い欲求がある。そしてこの本能と、まま
ならぬ現実のギャップの間で、無意識のうちに、本当の幸福とは何かを模索する宿命を負
っている。幸いとは、山のかなた、空の遠くにあって、いつか来るはずのものだろうか。
幸福とは、思い通りに物事がうまくいく有頂天の時のことだろうか。物では埋めることの
できない心の空洞感に直面する今こそ、幸福の原点を誰でもが知る必要がある。幸せが見
えない時代の生き方指針。
◇意味の天使
すべてのことにときがある
「すべてのことにときがある。すべては自然の流れにかなって美しい」
生きている意味
フランクル
「どの人にも生きている意味がある。どの人も生きる意味を探って生きている。」
三つの価値
① 創造することができる(クリエイション)
② 体験する価値
③ 態度という価値
祈ってくれる人がいる
父の贈り物
大山社長 - 黄ばんだ三枚のハガキ
「価値の天使」
愛の意識 「シクラメンの太郎と花子」
「意味の天使」の贈り物
「水からの伝言」
人間を超える大いなるもの
「意味の天使」
イギリスの学者との昼食会
ワーズワースの湖
クリスマスツリーの下の少女と犬
クリスマスの辛い思いで
田舎の小さな教会の司祭
「…神さまは人が選択することに信頼されている…」
「神さまが愛し抜いてくれるからこそ,人生を大事にして生きていこう」
死にゆく者からの慈しみ
◇夕映えの天使
沈黙の修行
「沈黙を愛しなさい」 五感の沈黙
黒白のコピーの画
アボリジニの首長
目に付くものに何でもいいから感謝する(くよくよがふっとぶ)
浮浪者と少年
「夕暮れ時はよいとき。限りなく優しいとき」堀口大学
「夕映えの天使」の贈り物
クリスマスの歌
「きよしこの夜」が生まれた村 1818.12 ザルツブルグ郊外の村
オルガン故障 モール神父が小学校教師のグルーバーに作曲依頼
↓
ギター演奏で二部合唱
↓
◎ オルガンを修理に来たマウラソヒューが行く先々での歌を口ずさみ忘れられない歌
になった
◎「ものごとが思い通りにならないとき,きっとうまくいくとこころから信じれば思い
がけない喜びを味わうことができる」
↓
◎ 人間は深い所で繋がっている
「自分が生きているという事実は,かけがえのない重みがある」
「夕映えの天使」 = 「壊れたオルガン」「病気の41歳のT氏」
◇あとがき
フランス人神父 アペ・ピエール
ホームレスのためにエマウス共同体 → 再生のためのコミュニティ
↑
◎「あの人は天使なんだ」「天使が通っていた」