鷲田小彌太さんはこんなことを ⑤-「本はこう買えこう読めこう使え」大和書房 1996年(5) / 大西忠治さんはこんなことを ①-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ①【再掲載 2020.1】 [読書記録 一般]
今回は、7月22日に続いてわたしの読書ノートから、
「鷲田小彌太さんはこんなことを」5回目、
「本はこう買えこう読めこう使え」の紹介 5回目です。
出版社の案内には
「道具として役に立つ読書。元気が出る読書。普段着の読書。この三つ
のテーマのもとに、情報化社会の現代のための実践的『本』の活用法
を説く。明るく、迅速かつ積極的に生きるための読書術。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ラ・ロシュフコー『人間は一皮むけば悪徳と不正の塊である』」
・「モラリストとは、人間の一番暗いい部分,本音部分をえぐり出す人
であり、皮肉屋か」
・「言いにくいことを有無を言わせぬような表現で言うのがモラリスト
の真髄」
・「戦争は悪人が起こすのではなくて,むしろ理性ある正義の人が
起こす」
もう一つ、再掲載となりますが、大西忠治さんの
「授業づくり上達法」①を載せます。
教師の基本と言われた「四分六の構え」、今知っている人はどれくらい‥。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆鷲田小彌太さんはこんなことを ⑤-「本はこう買えこう読めこう使え」大和書房 1996年(5)
◇人間が分かる本
□モラリストとは
◎3テーマ
① 「人間性」モラリスト
② 人間通
③ 壊れた自然
モラリスト
16~17世紀の思想家
デカルト
「人間は理性(ボン・サンス)において平等である」
しかし,女性は人間ではない
↓
モラリスト 人間を具体的に
ラ・ロシュフコー『箴言集』岩波文庫
□人間はきれい事だけでは生きられない
「寸鉄人を刺す」
ラ・ロシュフコー「人間は一皮むけば悪徳と不正の塊である」
↑
モラリスト 人間の一番暗いい部分,本音部分をえぐり出す人
皮肉屋
↑↓
ロマンティスト 演歌好き
我欲をどうする
山本周五郎『季節のない街』新潮文庫
では,今どうする
鮎川信夫『時代を読む』文藝春秋
戸塚ヨットスクール
送り込んだ血父親母親の責任は?
↑
◎ 言いにくいことを有無を言わせぬような表現で言うのがモラ
リストの真髄
□人間通でなければ通用しない
人間に共通な楽しみ
和田誠『お楽しみはこれからだ』文藝春秋
文字通りの人間通・谷沢永一
谷沢永一『人間通でなければ生きられない』PHP文庫
国際人として認められる条件
司馬遼太郎『菜の花の沖』文春文庫
認められて初めて何か事を為しうる
□壊れた自然としての人間
人間は犯罪を犯す
高村薫『マークスの山』早川書房
人は何故戦争をするのか
◎ 戦争は悪人が起こすのではなくて,むしろ理性ある正義の
人が起こす
開高健『輝ける闇』
司馬遼太郎『人間の集団について-ベトナムから』
性行為を描く
『我が秘密の生涯』学芸書林
☆大西忠治さんはこんなことを ①-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ①【再掲載 2020.1】
◇メッセージ
技術の重要さ
- 誠意と情熱は基礎
一年に二つか三つ
|
子供との協力があってこそ効力発揮(技術の裏側に教育観)
◇四分六の構え (大西忠治)
□四分六の構えで板書する
= 身体を斜めにして板書
視界の六分で子供の顔を見る
□背中で子供を見られるようになればベテラン
どうしても黒板に身体を向けるとき
背中で問答
… 課題を指示してから
子供の発言を聞くときも,特定の一人に話すときも四分六の構えで
◇子供を見て授業しているか(大西忠治)
□流れる視線ととらえる視線
斉藤喜博
「授業を見るのなら教室の前の方から,子供の顔が分かる位置から
見るべきだ。」
せめて教室の横のできるだけ前の方から
教師の視線を重視
□とらえる視線を身につける
「顔を向けてくれているが,一人だけ心を向けてくれない人がいます。
だから,もう少し待ちます。」
子の目,表情で分かる
|
子供の心の動きをつかみながら授業をしようという自覚が「とらえ
る視線」
↓
反応如何で授業内容,仕方,スピードを変えなければならない
<子供と一緒に作り上げる授業>
・ まず見る子を一人だけ決めておくこと
・ 発見してから帰る
◇目で聞き耳で見る
複合的指導
一つの行為をしながら他の教育的注意
教師は目でも聞く
一斉問答 みんなに何かを一斉に唱和させる
教師は耳でも見る
板書しながら問いかける
- 子供の声の違いを聞き分ける
◇立つべき位置を意識しているか
二種類の「四分六の構え」
黒板の右と左で
重要な発問・説明
教卓の前に
個人問答の時
発言する子供との間になるべく多くの子供を抱え込む位置に移動する
・ 子供も大きな声に
・ クラス全体に向けての質問に
子供に接近して問答するとき
「鷲田小彌太さんはこんなことを」5回目、
「本はこう買えこう読めこう使え」の紹介 5回目です。
出版社の案内には
「道具として役に立つ読書。元気が出る読書。普段着の読書。この三つ
のテーマのもとに、情報化社会の現代のための実践的『本』の活用法
を説く。明るく、迅速かつ積極的に生きるための読書術。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ラ・ロシュフコー『人間は一皮むけば悪徳と不正の塊である』」
・「モラリストとは、人間の一番暗いい部分,本音部分をえぐり出す人
であり、皮肉屋か」
・「言いにくいことを有無を言わせぬような表現で言うのがモラリスト
の真髄」
・「戦争は悪人が起こすのではなくて,むしろ理性ある正義の人が
起こす」
もう一つ、再掲載となりますが、大西忠治さんの
「授業づくり上達法」①を載せます。
教師の基本と言われた「四分六の構え」、今知っている人はどれくらい‥。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆鷲田小彌太さんはこんなことを ⑤-「本はこう買えこう読めこう使え」大和書房 1996年(5)
◇人間が分かる本
□モラリストとは
◎3テーマ
① 「人間性」モラリスト
② 人間通
③ 壊れた自然
モラリスト
16~17世紀の思想家
デカルト
「人間は理性(ボン・サンス)において平等である」
しかし,女性は人間ではない
↓
モラリスト 人間を具体的に
ラ・ロシュフコー『箴言集』岩波文庫
□人間はきれい事だけでは生きられない
「寸鉄人を刺す」
ラ・ロシュフコー「人間は一皮むけば悪徳と不正の塊である」
↑
モラリスト 人間の一番暗いい部分,本音部分をえぐり出す人
皮肉屋
↑↓
ロマンティスト 演歌好き
我欲をどうする
山本周五郎『季節のない街』新潮文庫
では,今どうする
鮎川信夫『時代を読む』文藝春秋
戸塚ヨットスクール
送り込んだ血父親母親の責任は?
↑
◎ 言いにくいことを有無を言わせぬような表現で言うのがモラ
リストの真髄
□人間通でなければ通用しない
人間に共通な楽しみ
和田誠『お楽しみはこれからだ』文藝春秋
文字通りの人間通・谷沢永一
谷沢永一『人間通でなければ生きられない』PHP文庫
国際人として認められる条件
司馬遼太郎『菜の花の沖』文春文庫
認められて初めて何か事を為しうる
□壊れた自然としての人間
人間は犯罪を犯す
高村薫『マークスの山』早川書房
人は何故戦争をするのか
◎ 戦争は悪人が起こすのではなくて,むしろ理性ある正義の
人が起こす
開高健『輝ける闇』
司馬遼太郎『人間の集団について-ベトナムから』
性行為を描く
『我が秘密の生涯』学芸書林
☆大西忠治さんはこんなことを ①-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ①【再掲載 2020.1】
◇メッセージ
技術の重要さ
- 誠意と情熱は基礎
一年に二つか三つ
|
子供との協力があってこそ効力発揮(技術の裏側に教育観)
◇四分六の構え (大西忠治)
□四分六の構えで板書する
= 身体を斜めにして板書
視界の六分で子供の顔を見る
□背中で子供を見られるようになればベテラン
どうしても黒板に身体を向けるとき
背中で問答
… 課題を指示してから
子供の発言を聞くときも,特定の一人に話すときも四分六の構えで
◇子供を見て授業しているか(大西忠治)
□流れる視線ととらえる視線
斉藤喜博
「授業を見るのなら教室の前の方から,子供の顔が分かる位置から
見るべきだ。」
せめて教室の横のできるだけ前の方から
教師の視線を重視
□とらえる視線を身につける
「顔を向けてくれているが,一人だけ心を向けてくれない人がいます。
だから,もう少し待ちます。」
子の目,表情で分かる
|
子供の心の動きをつかみながら授業をしようという自覚が「とらえ
る視線」
↓
反応如何で授業内容,仕方,スピードを変えなければならない
<子供と一緒に作り上げる授業>
・ まず見る子を一人だけ決めておくこと
・ 発見してから帰る
◇目で聞き耳で見る
複合的指導
一つの行為をしながら他の教育的注意
教師は目でも聞く
一斉問答 みんなに何かを一斉に唱和させる
教師は耳でも見る
板書しながら問いかける
- 子供の声の違いを聞き分ける
◇立つべき位置を意識しているか
二種類の「四分六の構え」
黒板の右と左で
重要な発問・説明
教卓の前に
個人問答の時
発言する子供との間になるべく多くの子供を抱え込む位置に移動する
・ 子供も大きな声に
・ クラス全体に向けての質問に
子供に接近して問答するとき