SSブログ
2022年07月| 2022年08月 |- ブログトップ
前の2件 | -

「男女の仲」山本夏彦 文春新書 2003年 ④ /「親子のふれあい歳時記」くもん子供研究所 1994年 ②【再掲載 2014.9】 [読書記録 一般]

今回は、8月9日に続いて、山本夏彦さんの
「男女の仲」4回目の紹介です。





出版社の案内には、

「月刊『室内』の連載『日常茶飯事』の新書化シリーズの三冊目、そして
 最後の一冊になってしまいました。孫娘のような若手女子社員とのあい
 だで夏彦さんがかわす問答の数々は、笑いを誘いながら、人生や世間の
 機微を穿(うが)ちます。今回のテーマは『忠孝』『職人』『写真信仰』
 などなど。『祖父と孫娘たちは諸事百般を材料に戦前と戦後を語り、と
 きには旧幕時代にも及んだ。他に例のない近代日本と日本人のスケッチ』
 (解説の徳岡孝夫さん)です。」

とあります。






今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「昔話は残酷なのは当たり前  モラルは正義だ-残忍だ」


・「大正までは暗唱の時代であり、昔話は先祖代々伝えられた。
核家族になってお話上手なおばあさんは死に絶えてしまった」


・「ばあさんから聞くのは昔話、お伽噺はそれより新しい」


・「山の手は上品で下町は下品、下町は粋で山の手は野暮
すべて山の手に支配されてしまった」


・「『身の破壊だ。これ以上便利にしないでくれ』木田元(哲学者)
『日本はあとから脱亜入欧して遅まきながら取り返しがつかない仲間
   になった。しかし、なかった昔には戻れない。』 」




もう一つ、再掲載となりますが、くもん子供研究所の
「親子のふれあい歳時記」②を載せます。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「男女の仲」山本夏彦 文春新書 2003年 ④

1.jpg

◇お伽噺

□グリム童話 
  昔話は残酷なのは当たり前
    モラルは正義だ - 残忍だ


□昔話 
 「大正までは暗唱の時代」先祖代々伝えられた

核家族になってお話上手なおばあさんは死に絶えた
本はたいてい忘れられる
  しかし、子供の時繰り返し聞いた話は死ぬまで忘れない


□昔話をお伽噺と分けてみる

  おばあさんから聞くのは昔話、お伽噺はそれより新しい
(昔から伝わる伝承) (だれかが作ったもの)

  御伽衆
    曾呂利新左衛門 信長→秀吉
大名に抱えられ夜な夜な夜伽

  巌谷小波(いわやさざなみ)
    名門の子 硯友社高弟
美男子「金色夜叉」のモデルと騒がれた

お伽噺の口演
巌谷小波、久留島武彦、岸部福雄、天野矢作彦


□お伽噺から童話へ

  冨山房の「模範家庭文庫」より「童話」

  大正7年 
    鈴木三重吉の「赤い鳥」
漱石高弟
      ~ 漱石の周りの文士がみな書いてくれる
芥川龍之介、泉鏡花、内田百閒

  童謡運動
    北原白秋と西条八十


□「赤い鳥」の最後

  「赤い鳥」全盛期 
     3万部  インテリ家庭

「赤い鳥」「金の星」「子供の科学」


□猫なで声を出せば真人間が育つか?

  昔話
    おばあさん = 言葉は女のもの

  山の手は上品で下町は下品、下町は粋で山の手は野暮

すべて山の手に支配されてしまった



◇脱亜入欧

□「わたしたちは日本人ではなく無国籍人?」


□たくわん持参でアメリカへ 
  咸臨丸提督の木村摂津の守、村垣淡路の守

  最後の使節団・岩倉具視御一行
福沢諭吉
      「野」にありこれから洋楽だ
洋楽を勧め漢学を過去のものとした

  広瀬武夫と夏目漱石までは日本人


□何をもって文明と見るか

  日本人になった外国人
    モース、ハーン → 「日本は老荘の理想郷」

  産業革命のせいでどんどん忙しくなった ただ忙しくなっただけ

便利という魅力に抵抗できない
            |
    ますます忙しくなって取り返しのつかないことになる   

  木田元(哲学者)「身の破壊だ。これ以上便利にしないでくれ」
「日本はあとから脱亜入欧して遅まきながら取り返しがつかない仲間
    になった。しかし、なかった昔には戻れない。」

「蒸気機関に目がくらみ」








☆「親子のふれあい歳時記」くもん子供研究所 1994年 ②【再掲載 2014.9】

<出版社の案内>
摘み採ったヨモギでおばあちゃんと一緒に作った草餅、家族みんなで
やったカルタ取り。消えてしまった親子の団欒をとりもどそう。草花
の遊び、野鳥観察、ファミリーキャンプなどなど、新しい親子のふれ
あいを提案する。
1.jpg

◇どんど焼き
1月14日か15日 
   
  トンド ドンドン ドンダラ サイトヤキ 左義長


◇増える幸福
  お年玉
   - 玉は丸餅 … 稲 
     籾は一粒蒔くと大きな株になる

  蒔けば蒔くほど増える 
    分ければ分けるほど増える


◇お茶
  ミカン皮 … 咳・風邪 

  ダイズ  … 利尿・解毒 

  グァバ  … ビタミン 

  ウコン  … 健胃

  クマザサ … 胃もたれ 

  カラスノエンドウ … 血行をよくする 

  ドクダミ … 便通

 シソ   … 風邪


◇嘘が開く世界
  柳田国男 
   「近代という時代が嘘を排斥した。それが近代の不幸の一つだ。」

  昔 大名への嘘つき役=御伽衆
主人の見方や考え方を刺激する

  嘘 = 智恵の冒険


◇野生の味わい 
  食べられる野草 
   ツクシ ノビル クネツケバナ ナズナ ハコベ タンポポ
ヨメナ ヨモギ ハハコグサ アザミ スミレ ギシギシ
スイバ イタドリ ツユクサ イヌビエ スヘリヒユ アカザ
シロザ ドクダミ ユキノシタ カラスノエンドウ レンゲソウ
  リュウゼツナ クユ カキ ハルジォン ヒメジュォン
かたばみ フキ ミョウガ アオジソ

  夏の木の実   
   モミジイチゴ ナワシロイチゴ キイチゴ クワ ヤマモモ
ヤマザクラ ウグイスカズラ グミ サクラ 

 有毒植物    
   トリカブト オキナグサ キツネノボタン タケニグサ            
   ドクゼリ ハシリドコロ ヒガンバナ アセビ ドクウツギ
アメリカヤマゴボウ チョウセンアサガオ ヒョウタンボク
スルデ ウルシ シキミ


◇虫とり  
   セミ トンボ ホタル カブトムシ クワガタムシ キリギリス 
 バッタ クツワムシ

日本には虫が多い(ヨーロッパに比べて)


◇言葉で遊ぶ
  その言葉がその人の世界 
    言葉を身に付けることで人は人となる
 
  ヴィドゲンシュタイン
「私の言葉の限界が私の世界の限界である」

  言葉遊びを欠く家庭は  
    しりとり なぞなぞ 早口言葉 ことわざ カルタ 童謡
   ↓
  遊びながら言葉を身に付け遊びながら世界を広げる


◇種を育てる
  果実を食べたときは取り出してすぐ植木鉢やプランターに
  果実 
     リンゴ ナシ ミカン カキ モモ ブドウ ビワ
     メロン スイカ アンズ ウメ アボガド ライチ 
     ザクロ パッションフルーツ

  乾燥しないうちに
  イチゴ 
      - 色づいているものを選び湿らせた綿の上に
  一日1~2回霧を吹き蓋をしておく
     1㎝ぐらいになったら土に移す

  野菜の種子 
    豆は一年ものであれば間違いなく発芽する
  一晩水に浸け水分を含ませてから土に植える
 綿を水に浸してその上に乗せる


◇ミカゲの石と水
  水や空気が高取引きに - 水 

  花崗岩(御影石)一族から出てくる水は適度にミネラル分を含んで
 いて口にまろやかでおいしい 愛知県岡崎市花崗町(みかげちょう)

nice!(151)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

「語彙力アップおもしろ言葉がいっぱい(1)こそあど言葉・回文ほか」 ながたみかこ 汐文社 2006年 /『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑦【再掲載 2018.2】 [読書記録 教育]

今回は、ながたみかこさんの
「語彙力アップおもしろ言葉がいっぱい(1)こそあど言葉・回文ほか」を紹介します。


大変楽しく読むことができました。
言葉遊びのヒントになります。
言葉に興味をもつ きっかけづくりになるかもしれません。


要約では理解しづらいと思いますが…。




もう一つ、再掲載となりますが、
『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)⑦を載せます。
約束を守ることは大切だと再確認できるおはなしです。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「語彙力アップおもしろ言葉がいっぱい(1)こそあど言葉・回文ほか」ながたみかこ 汐文社 2006年

1.jpg

◇こそあど言葉
 これ(近称) それ(中称) あれ(遠称) どれ(不定称)
 近 →    →  →  →  遠

 この   その   あの   どの

 これ   それ   あれ   どれ

 こうする そうする ああする どうする

 こいつ  そいつ  あいつ  どいつ

 こっち  そっち  あっち  どっち   



◇てにをは(助詞)



◇早口言葉
隣の客はよく柿食う客だ

 生麦生米生卵

 青巻紙赤巻紙黄巻紙



◇オノマトペ  

擬声語 - 物事の音や人・動物の声を表す  
       ニャーン さわさわ

 擬態語 - 物事の様子を音にして表す    
       うろうろ てきぱき



◇あいうえお作文
あ さおきたら    か 

い いきもちで き

う んちをしたら く

え がおになって け

お はようさん こ



◇かいだん言葉
 一文字ずつ増える
ほ   あ   し

ほん あし しか

ほんね あしか しかい

ほんねん あしかせ しかいし



◇一文字で遊ぼう
「あ」 あいつは           いたちの

あした いっちゃん

あめの中 いたずらこぞう

あるいていくよ いちごをつぶして

あっちまで いけない子



◇いろは歌
いろは歌   天地の歌(あめつちのうた)  - 平安初期  

大為爾(たいに)- 平安初期  

 雨降歌(あめふれうた) 鳴啼歌(とりなくうた)



◇連想言葉遊び
 さよなら三角また来て四角

 四角は箱

 箱は軽い 

軽いは紙…

※みんなで遊ぼう、思いつかなければ負け



◇比喩
髪の毛のように細い千切りキャベツ

 ガラス細工のような心の持ち主



◇「小」をつけると
小一時間  小首をかしげる  小膝を打つ  小ずるい  小憎い

 小粋  小ざっぱり  小役人



◇重ね言葉



◇たたみ言葉



◇似たもの言葉



◇解読しろ数字言葉
 5963   18497   2625   4649   1974 
 103   234510



◇アナグラム
アナグラム → グアムなら

かめだ-めだか   わかいリス-スイカわり  ドナルドダック-どなるどくつだ

からしれんこん-かれらしんこん  まつたけごはん-たまごはっけん

 ひまわりさいた-さわりたいヒマ 



◇一文字入れ替え
 会いたいです  聞いてないよ  これ、さげる  つまったね
↓ ↓ ↓ ↓
買いたいです 敷いてないよ これ、はげる こまったね

食いたいです まいてないよ これ、にげる とまったね

やいてないよ これ、あげる



◇読点どこに打つ
浅い眠り  胃が痛いです  折れにくい矢です  

朝居眠り 意外タイです 俺肉嫌です



◇かえる言葉



◇回文で遊ぼう
猿でもでるさ   シメジ飯  カブトガニが飛ぶか  いなり食べたりない

 イカ食べたかい  長いかな  あなたに似たなあ  熊をまく  ヘビ来る首へ

 つまんねえ年末  すでにカニです  たいこたたいたタコいた  

 飼い慣らした豚知らないか


 <回文を作ろう> 
逆から読むと意味の変わる言葉 + と に か を の な

   イタチの地帯  北に滝  傘の坂  わしの皺  うかつに使う

   鹿の菓子  ワニの庭  元の友  イルカは軽い  タイがいた  砂のナス



◇万葉仮名 





☆『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑦【再掲載 2018.2】

1.jpg

2 池、淵、泉・井戸などの話 続き

(9)竜宮に行った神主様  (磐田郡二俣町・現天竜市)

 ある日の事、椎ケ脇神社の神主様は、神社の裏へ大鉈を持って柴刈りに
行きました。


 ところが、ふとしたことで、大鉈を大蛇が住んでいるという椎ケ脇の淵
へ落としてしまいました。


 淵をのぞいて見ますと、幾千丈(千丈は約三千m)とも知れない淵に落
ちた大鉈が、すぐ手が届きそうに水の上に浮いて見えます。


 そこで神主様は、崖から下りて行ってその鉈を拾おうとしましたが、そ
のはずみに神主様の体は、深い深い淵に引き込まれてしまいました。


 そして、ふと目がさめて見ますと、そこは美しい竜宮でありました。


 乙姫は

「私は、鉄が嫌いですから、鉈を持って早くお帰りなさい。これからは
 決して、この椎ケ脇の淵に鉄などを入れないようにして下さい。また
 こうして竜宮が椎ケ淵にあるなどとは、決して誰にも言ってはなりま
 せん。この事を守って下されば、お前の欲しいと思うものは入用の時、
 何でも貸して上げますから、この淵ぎわに来てお言いなさい」

と言いました。
 

 そこで神主様は喜んで帰りました。


 二、三日たつと、神主様の家に、その国の殿様が40人の家来を連
れて泊まりにおいでになりました。


 珍客の事ですから、神主様は、たくさんのごちそうをして上げよう
と思いましたが、大切なお膳やおわんがないので困りました。


 神主様は、さっそく淵へ行って

「竜宮の乙姫様、なるべく上等のお膳とおわんを40人分貸して下さ
 い」

と頼みました。


 そしてしばらくして行って見ますと、目のさめるようなきれいなお
膳とおわんが、40人前並べてありました。


 その食器でごちそうを食べた殿様は、非常に満足され、お帰りの時
には、神主様に、おほめの言葉やたくさんのごほうびを下さいました。


 その後も、神主様は、絹の美しい夜具や、ある時は臼と杵、または
重箱等も借りたことがありました。


 でも、こうした喜ばしいことは人に知らせたいものですが、残念な
事に口止めされていましたから、いろいろ考えた未に、


「言うなという事は、口に出して言うなということであるから、文字
 で知らせることは差しつかえなかろう」


と、ついに友達を家に呼んでこのことを知らせてしまいした。


 友達は、この不思議なことを聞いて非常に喜びました。しかし、約
束を破った神主様はその後、何にも借りる事が出来ず、その上に筆を
使って人に知らせたため、文字を書くことが誰よりも下手になったと
いいます。


 それで今でもこの淵を、お碗かせの淵といっているのです。 
                       (鈴木とし子)


nice!(139)  コメント(2) 
共通テーマ:学校
前の2件 | -
2022年07月|2022年08月 |- ブログトップ