「橋本治の古事記」橋本治 講談社 2001年 ⑧ /「強く生きたいと願う君へ」坂本光司 WAVE出版 2012年 ⑤【再掲載 2014.7】 [読書記録 一般]
今回は、1月22日に続いて橋本治さんの
「橋本治の古事記」の紹介 8回目です。
出版社の紹介には
「読みつがれてきた魅力。あなたのそばに古典を。第一線で活躍する作
家が手がけた古典現代語訳の決定版シリーズ!日本最古の本『古事記』
が新しくよみがえる。イザナギ、イザナミの国生み、天の岩屋戸、八
俣の大蛇因幡の白うさぎ……など、だれもが知っているようで知らな
い日本神話が、いきいきとした現代語で語られる。」
とあります。
今回は、
「オオアナムジの神の災難」
「オオアナムジの神とスサノオの命」
「根の国からの脱出」
の項についてです。
☆「橋本治の古事記」橋本治 講談社 2001年 ⑧
12.オオアナムジの神の災難
オオアナムジをだます80柱の兄弟
① 真っ赤に熱せられた大岩を抱きかかえて死んだオオアナム
ジ
- 「赤い猪だ」と偽った
母親のサシクニカワ姫
カミムスヒの神にお願い
→ キサガイ姫(赤貝)とウムガイ姫(蛤)地上に遣わす
→ オオアナムジ生き返る
② 木の幹の間に挟む
母親 サシクニカワ姫が息を吹き返させた
→ オオアナムジの神を紀の国と呼ばれる地方へ逃
がした 紀の国(木の国)
13.オオアナムジの神とスサノオの命
紀の国 オオヤマヒコの神
イサナキとイザナミによる「大きな建物の神」
逃げたオオアナムジに兄弟が矢を放つ
オオヤマヒコの神が指図して道を教えた
→ スサノオの命が住む地底の国(根の堅州国へ)
根の国
スサノオの命の娘のスセリ姫 その場で愛し合う
スサノオはそれを見て「アシハラノシコオの神」と名前
ろくでもない若造と見た
→ 「蛇の岩屋で寝かせてやれ」
翌日は蜂とムカデの岩屋
→ 草原の矢を取りに行かせる
スサノオは火を点ける
ねずみが「中はズボズボ 外はボウボウ」の言葉
→ 穴に入って助かる「オオアナムジ」
ねずみが鏑矢をくわえてきた
14.根の国からの脱出
スサノオ
シラミ(ムカデ)をとらせる 椋の実と赤土でごまかす
その間に寝てしまう
→ スサノオの髪の毛をひとつかみずつ枯れ木に結びつける
岩屋を大岩で塞ぐ
→ スセリ姫と脱出 生大刀,生弓矢,天の沼琴を盗み出す
= スサノオが与えた様々な試練
スサノオはにっこり
スサノオ
「お前にくれてやる。生大刀と生弓矢で兄弟を打ち倒せ。そし
てオオクニヌシの神となれ。支配したらウツシクニタマ神と
名乗って良い。スセリ姫を大切にせよ。立派な社殿を建てよ。
土台石,太柱、高い屋根。」
☆「強く生きたいと願う君へ」坂本光司 WAVE出版 2012年 ⑤【再掲載 2014.7】
[出版社の案内]
40年にわたり、6600社の働く人々の生き様を見てきてわかったこと
―『勝つ』から強いんじゃない。60万部!『日本でいちばん大切にし
たい会社』シリーズ著者が贈る、人生の教科書!動じない心をつくる
15の法則。
◇喜びも悲しみも共にする
□喜びも悲しみもともにするそんなチームをもちなさい
人に支えられて初めて「自律」できる
孤立感
… ある県立大学に転籍した直後
「孤立」から救ってくれたもの
教授会で孤立
→ ひとりでセミナー
県民に血税をお返ししたい
強いチームができて初めて一人一人も強くなる
お金だけで会社とつながっている社員は要らない
従業員の「温かな心」が職場を変える
まず自分が好意を差し出す
□「強者」ではなく「本物」を目指せ
真っ暗闇の対話
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」1988
独アントレアス・ハイネッケ教授
視覚障害者によるサポート
せめて火の粉は払ってあげる
NPO法人
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン」金井伸介代表
「本物の強者」と「偽物の強者」
総ての「強者」はいつか「弱者」の立場に立つ定めにある
- 強く生きるとは「本物」になること
「偽物」は滅びる
「強者」と「弱者」とは絶対的なものではありません。
それは状況によって簡単に入れ替わる相対的なものに過ぎ
ません。そして、本当に強く生きるとは「強者」になること
ではなく「本物」になることです。
人生に遅すぎることはない
誰もが道を誤り、道に迷う
「取り返しのつかないことをしてしまった」という思い
経営者に厳しい話
「リストラは絶対に許さない。認めない。もしもリストラをや
るんだったら、自分の腹を切りなさい。社員と共に経営者も路
頭に迷いなさい。そうすれば路頭の冷たさが肌身に浸みて分か
るでしょう」
「5人家族で三杯のご飯しかなかったらば、お前は食べるなとい
う親がどこにいますか?親ならば5等分するどころか、わたし
は先に食べたからと言うでしょう…」
◎ 「過ちに向き合おう」とする姿を応援することこそわたし
(坂本氏)の役目
人は変われる
人生の評価は死ぬときに決まる
訂正のきかない過去に思いを馳せるより、明日を夢見て今日
を精一杯生きるべきだと自分に言い聞かせている
「橋本治の古事記」の紹介 8回目です。
出版社の紹介には
「読みつがれてきた魅力。あなたのそばに古典を。第一線で活躍する作
家が手がけた古典現代語訳の決定版シリーズ!日本最古の本『古事記』
が新しくよみがえる。イザナギ、イザナミの国生み、天の岩屋戸、八
俣の大蛇因幡の白うさぎ……など、だれもが知っているようで知らな
い日本神話が、いきいきとした現代語で語られる。」
とあります。
今回は、
「オオアナムジの神の災難」
「オオアナムジの神とスサノオの命」
「根の国からの脱出」
の項についてです。
☆「橋本治の古事記」橋本治 講談社 2001年 ⑧
12.オオアナムジの神の災難
オオアナムジをだます80柱の兄弟
① 真っ赤に熱せられた大岩を抱きかかえて死んだオオアナム
ジ
- 「赤い猪だ」と偽った
母親のサシクニカワ姫
カミムスヒの神にお願い
→ キサガイ姫(赤貝)とウムガイ姫(蛤)地上に遣わす
→ オオアナムジ生き返る
② 木の幹の間に挟む
母親 サシクニカワ姫が息を吹き返させた
→ オオアナムジの神を紀の国と呼ばれる地方へ逃
がした 紀の国(木の国)
13.オオアナムジの神とスサノオの命
紀の国 オオヤマヒコの神
イサナキとイザナミによる「大きな建物の神」
逃げたオオアナムジに兄弟が矢を放つ
オオヤマヒコの神が指図して道を教えた
→ スサノオの命が住む地底の国(根の堅州国へ)
根の国
スサノオの命の娘のスセリ姫 その場で愛し合う
スサノオはそれを見て「アシハラノシコオの神」と名前
ろくでもない若造と見た
→ 「蛇の岩屋で寝かせてやれ」
翌日は蜂とムカデの岩屋
→ 草原の矢を取りに行かせる
スサノオは火を点ける
ねずみが「中はズボズボ 外はボウボウ」の言葉
→ 穴に入って助かる「オオアナムジ」
ねずみが鏑矢をくわえてきた
14.根の国からの脱出
スサノオ
シラミ(ムカデ)をとらせる 椋の実と赤土でごまかす
その間に寝てしまう
→ スサノオの髪の毛をひとつかみずつ枯れ木に結びつける
岩屋を大岩で塞ぐ
→ スセリ姫と脱出 生大刀,生弓矢,天の沼琴を盗み出す
= スサノオが与えた様々な試練
スサノオはにっこり
スサノオ
「お前にくれてやる。生大刀と生弓矢で兄弟を打ち倒せ。そし
てオオクニヌシの神となれ。支配したらウツシクニタマ神と
名乗って良い。スセリ姫を大切にせよ。立派な社殿を建てよ。
土台石,太柱、高い屋根。」
☆「強く生きたいと願う君へ」坂本光司 WAVE出版 2012年 ⑤【再掲載 2014.7】
[出版社の案内]
40年にわたり、6600社の働く人々の生き様を見てきてわかったこと
―『勝つ』から強いんじゃない。60万部!『日本でいちばん大切にし
たい会社』シリーズ著者が贈る、人生の教科書!動じない心をつくる
15の法則。
◇喜びも悲しみも共にする
□喜びも悲しみもともにするそんなチームをもちなさい
人に支えられて初めて「自律」できる
孤立感
… ある県立大学に転籍した直後
「孤立」から救ってくれたもの
教授会で孤立
→ ひとりでセミナー
県民に血税をお返ししたい
強いチームができて初めて一人一人も強くなる
お金だけで会社とつながっている社員は要らない
従業員の「温かな心」が職場を変える
まず自分が好意を差し出す
□「強者」ではなく「本物」を目指せ
真っ暗闇の対話
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」1988
独アントレアス・ハイネッケ教授
視覚障害者によるサポート
せめて火の粉は払ってあげる
NPO法人
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン」金井伸介代表
「本物の強者」と「偽物の強者」
総ての「強者」はいつか「弱者」の立場に立つ定めにある
- 強く生きるとは「本物」になること
「偽物」は滅びる
「強者」と「弱者」とは絶対的なものではありません。
それは状況によって簡単に入れ替わる相対的なものに過ぎ
ません。そして、本当に強く生きるとは「強者」になること
ではなく「本物」になることです。
人生に遅すぎることはない
誰もが道を誤り、道に迷う
「取り返しのつかないことをしてしまった」という思い
経営者に厳しい話
「リストラは絶対に許さない。認めない。もしもリストラをや
るんだったら、自分の腹を切りなさい。社員と共に経営者も路
頭に迷いなさい。そうすれば路頭の冷たさが肌身に浸みて分か
るでしょう」
「5人家族で三杯のご飯しかなかったらば、お前は食べるなとい
う親がどこにいますか?親ならば5等分するどころか、わたし
は先に食べたからと言うでしょう…」
◎ 「過ちに向き合おう」とする姿を応援することこそわたし
(坂本氏)の役目
人は変われる
人生の評価は死ぬときに決まる
訂正のきかない過去に思いを馳せるより、明日を夢見て今日
を精一杯生きるべきだと自分に言い聞かせている