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「EQ」ダニエル・ゴールドマン 講談社 1996年 ① [読書記録 一般]

今回は、ダニエル・ゴールドマンさんの
「EQ」を紹介します。


古い本ですが、読んだ当時、なるほどと頷きながら読んだことを思い出します。


出版社の案内には、

「IQでは計れない、人間に一番大切な能力。頭のきれる人が幸せになるとは限りません。
 むしろ逆の場合が多いのです。子供に本当に必要なのは、勉強では身につかない、豊か
 な感情とのつき合い方です。」

とあります。



今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「EQ(Emotional Quocient)とは、情動指数(心の知能指数)。 性格や情動などを含めた総合的な知性。」


・「日本人の最大の美点であった謙虚さが失われてきた。」


・「EQを高めることによってIQをより豊かに発揮できる。」






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<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
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高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、田辺凌鶴さん、田辺いちかさんの出演も!
時間が合えば、ぜひお楽しみください。
 日 時:8月19日(日) 開場 13:30~ 開演 14:00~ 終演 16:30
 会 場:浜松市地域情報センター ホール
 入場料:前売券 2,500円  当日券 3,000円
以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422








☆「EQ」ダニエル・ゴールドマン 講談社 1996年 ①

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◇EQ(情動指数)
 
□EQ(Emotional Quocient)

 情動指数 = 心の知能指数
 


 性格や情動などを含めた総合的な知性。


 
□日本 

 自制・共感 = 対人能力 重要

 最近薄れつつある。



□EQの要素 
 
 1 共感力  

 2 自己認知力(客観性)

 3 衝動抑制力(冷静)

4 根気(ねばり強さ) 

 5 柔軟性(当たりの柔らかさ)

 6 楽観性(明るさ)
 


□日本人の頭の良さ 

 陸倍春(シンガポールコラムニスト)
日本人の思考力は高い。

日本人の最大の美点であった謙虚さが失われてきた。



 日本人の優秀さ
思考力の高さ + 謙虚さ + 努力
 


□日本の学生 

 マーク・ピーターセン(明大教授)
優れた暗記力と集中力。








◇EQ(情動指数)
 
□こころの知能指数  

 思いやり 自制 協力 調和



日本の課題
   点数偏重からの脱却



自分自身の感情や他人との関係をうまく処理する能力。



□EQ = 自制・熱意・忍耐・意欲

 EQを高めることによってIQをより豊かに発揮できる。



自制と共感







◇最近の子どもたち
  
 昔に比べて,孤独で鬱々としており,怒りやすく,荒れており,神経質で不安で衝動 
的で攻撃的になっている。

 - 情動に,いかにして知性を持たせるか。







◇情動

□情動 Emotion   

 原始時代 一瞬の判断が生死を分けた。  


 2種類の知性 
   ① 考える知性 頭

② 感じる知性 心



ハーモニー  感情と理性
 


□脳 … 思考する脳が生まれるずっと前から情動の脳は存在していた。



人間の人間らしさ 大脳新皮質(思考)

  ↓↑

   辺縁質(情動)
・ 情動に関する非常に重要な問題が起こったとき辺縁質が新皮質を押さえ込ん
     でしまう。







◇情動のハイジャック
 
□扁桃核と情動 

 扁桃核 アーモンド型 大脳辺縁系の底辺,左右一組。

     すべての情動を握っている。



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