キーワード「学級経営」⑯ [読書記録 教育]
今回は6月24日に続いて、わたしの「教育ノート」から
キーワード「学級経営」の紹介 16回目です。
- 戸田唯巳さんの「こんな先生になってほしい」
常に頭の片隅に置いておくべき項目です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「指導する(とは)
意欲を引き出す・勉強の仕方を教える
見えないものを見えるようにする」
・「四六の構え - 立つべき位置 指導する子を決める」
・「力のある子には鋭くつっこみ,自信のなさそうな子には励まし支える」
・「『あの先生は本当はぼくが一番好きなんだよ』とクラス全員に思わせる」
- 子供に響く言葉を大切にしなければ…
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「学級経営」⑯
◇鉛筆の持ち方
1 右手の親指と人差し指で輪を作る
2 左手で鉛筆を持ち,削った上のところを持つ
3 鉛筆を持っている左手をそのまま倒す
4 鉛筆がついたら中指を下に添えて囲む
◇落ちこぼれ観
□子ども
① 学年としての知識量が少ない
② 調べたり読み取ったりする学習技能が身に付いていない
③ 学力差・意欲差が大きい
④ 学ぶことを喜びに感じている子が少ない
□原因と対策
① 語彙の貧弱さと対策
落ちこぼれと言われるような子は言葉への関心が低く言語能力が低い
↓
言葉への関心を高める(例:おもしろい短文づくり)
② 学習技能(勉強の仕方)の欠如
国語事典の引き方 … 引いた言葉に付箋
③ 指導する
意欲を引き出す・勉強の仕方を教える
見えないものを見えるようにする
◇授業の演出
□斉藤喜博
「教師の演出」美しくしなやかな子供の事実
子供たちの状態の変化に応じて展開を工夫する
児童との対応
□大西忠治
四六の構え
立つべき位置 指導する子を決める
机間巡視中の接近
美しさ・楽しさ
□有田和正
力のある子には鋭くつっこみ,自信のなさそうな子には励まし支える
◇クラス全員をひいきする(群馬大:高橋俊三)
「あの先生は本当はぼくが一番好きなんだよ」とクラス全員に思わせる
↑
親「うちの子を特別によく見てほしい」
↑
一人一人を注意深く見る
一人一人を見て,一人一人に声を掛けること
∥
変化に気付いてやり,その発見を教える
∥
関心を持っていること・目を掛けていることを示せ
∥
具体的な事実をとらえたら,具体的な言い方で親に伝えるようにしよう
◇こんな先生になってほしい(戸田唯巳)
1 前の方を歩いているとき「待って」と声を掛けられる先生に
2 「えこひいき」を反省できる先生に
言い訳は許されない
3 話しかけると真顔で聞いてくれる先生に
4 カラッと怒ってくれる先生に
5 自分を謝れる先生に
6 良寛さんのように遊ぶ先生に
7 話をしてくれる先生に
8 重苦しい雰囲気を作らない先生に
9 母親に上手に話す先生に
10 11 12 と飽くなき追求
キーワード「学級経営」の紹介 16回目です。
- 戸田唯巳さんの「こんな先生になってほしい」
常に頭の片隅に置いておくべき項目です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「指導する(とは)
意欲を引き出す・勉強の仕方を教える
見えないものを見えるようにする」
・「四六の構え - 立つべき位置 指導する子を決める」
・「力のある子には鋭くつっこみ,自信のなさそうな子には励まし支える」
・「『あの先生は本当はぼくが一番好きなんだよ』とクラス全員に思わせる」
- 子供に響く言葉を大切にしなければ…
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「学級経営」⑯
◇鉛筆の持ち方
1 右手の親指と人差し指で輪を作る
2 左手で鉛筆を持ち,削った上のところを持つ
3 鉛筆を持っている左手をそのまま倒す
4 鉛筆がついたら中指を下に添えて囲む
◇落ちこぼれ観
□子ども
① 学年としての知識量が少ない
② 調べたり読み取ったりする学習技能が身に付いていない
③ 学力差・意欲差が大きい
④ 学ぶことを喜びに感じている子が少ない
□原因と対策
① 語彙の貧弱さと対策
落ちこぼれと言われるような子は言葉への関心が低く言語能力が低い
↓
言葉への関心を高める(例:おもしろい短文づくり)
② 学習技能(勉強の仕方)の欠如
国語事典の引き方 … 引いた言葉に付箋
③ 指導する
意欲を引き出す・勉強の仕方を教える
見えないものを見えるようにする
◇授業の演出
□斉藤喜博
「教師の演出」美しくしなやかな子供の事実
子供たちの状態の変化に応じて展開を工夫する
児童との対応
□大西忠治
四六の構え
立つべき位置 指導する子を決める
机間巡視中の接近
美しさ・楽しさ
□有田和正
力のある子には鋭くつっこみ,自信のなさそうな子には励まし支える
◇クラス全員をひいきする(群馬大:高橋俊三)
「あの先生は本当はぼくが一番好きなんだよ」とクラス全員に思わせる
↑
親「うちの子を特別によく見てほしい」
↑
一人一人を注意深く見る
一人一人を見て,一人一人に声を掛けること
∥
変化に気付いてやり,その発見を教える
∥
関心を持っていること・目を掛けていることを示せ
∥
具体的な事実をとらえたら,具体的な言い方で親に伝えるようにしよう
◇こんな先生になってほしい(戸田唯巳)
1 前の方を歩いているとき「待って」と声を掛けられる先生に
2 「えこひいき」を反省できる先生に
言い訳は許されない
3 話しかけると真顔で聞いてくれる先生に
4 カラッと怒ってくれる先生に
5 自分を謝れる先生に
6 良寛さんのように遊ぶ先生に
7 話をしてくれる先生に
8 重苦しい雰囲気を作らない先生に
9 母親に上手に話す先生に
10 11 12 と飽くなき追求
「板書・ノート指導のコツ」 岩瀬直樹・川村卓正 ナツメ社 2010年 ⑥(最終) [読書記録 教育]
今回は、6月25日に続いて、岩瀬直樹さん、川村卓正さんの、
「板書・ノート指導のコツ」6回目の紹介 最終です。
出版社の案内には、
「新人教師にとって、授業での板書、そしてノート指導をどうすればいいのかは大変悩ま
しいところです。かつては先輩教師から実践的に教えてもらえる機会がありましたが、
最近では、教育現場の多忙化によって、そういった時間が減ってきています。そこで、
本書は、先輩教師に成り代わり、現場ですぐに使えて、学習効果UPに役立つテクニッ
クやアイデアを紹介しました。板書では、文字の大きさや色の使い方といった基本的な
ことから、消すタイミング、子どもたちに書かせる方法まで、様々なテクニックをノー
ト指導では、ノートの選び方から、見出しの付け方、付箋の使用法までを解説していま
す。」
とあります。
今回紹介分より、強く印象に残った言葉は…
・「『すぐにその場で見る』の原則」
・「書くスピードと丁寧さとの関係
時と場で使い分ける」
・「『す・ぽ・お・つ』の原則で評価し励ます」
・「大切な友人アプローチ」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「板書・ノート指導のコツ」 岩瀬直樹・川村卓正 ナツメ社 2010年 ⑥(最終)
◇ノート指導で力を伸ばす
① ノートに授業の感想を書かせる
1 授業の終わりに5分間感想
2 感想に見出しを付ける
3 振り返りに
※ 時には付箋紙に
「今日の授業で活躍した人」
「今日一番大切だと思ったこと」
「今日よかったこと」
「今日の授業で分かったこと」
「今日残った疑問」
「次にやりたいこと」
② 学習の振り返りをノートに活かす
1 学びのサイクルを意識
2 時間は5~10分間
ア) ノートのよいところ 自身のあるところ
イ) 自分のノートの改善点 さらに磨きたいこと
3 頻繁に繰り返す
③ 振り返りの書き方
1 短い時間に集中して書かせる
2 振り返りのポイントを明示する
3「すぐにその場で見る」の原則
「振り返りジャーナル」
④ 家庭学習ノートで子どもは伸びる
1「家庭学習(自由学習)ノート」を用意させる
2 ノートの提出日を決める
3 肯定的なポイント
スタンプでもOK ※P161~162を参照
⑤ 作文用「作家ノート」をつくる
1「作家ノート」の用意
2 ノートの左側は速さ優先でどんどん書く
3 ノートの右側は修正スペース
⑥ 書くスピードと丁寧さとの関係
※ 時と場で使い分ける
⑦ ノートをとるタイミング
1 ノートを書く時間を確保する
「今からノート…○○を○分間で書こう」
2 ノートを書き終えた子が暇にならないように
事前に指示
⑧ 速く書けるようになるための結果
1 視写・聴写
2 たくさん書く機会を作る
3 時間にはまって「書くスピードゲーム」をする
※ 1~2週間で速くなる
⑨「す・ぽ・お・つ」の原則で評価し励ます
1「す」 すぐにその場で叱る
2「ぽ」 ポジティブな評価
3「お」 お互いにノートを見合う場
4「つ」 続けてみる
「す」 … 後でじっくりよりその場で見るのが大切
1 ノートはすぐに 終了後、書き終えた子から
2 視点を決めて 「いいところを具体的に褒める」改善点は一つのみ
3 自分のノートには読者がいることを意識させる
※ いつも先生でなくてもOK 友達同士でも スタンプ
「ぽ」 ポジティブな評価
1 ポジティブな評価
改善点は一つ 5:1ぐらい
2 成長を評価する
3 毎回視点を決めて
「丁寧さ」
「そろっているか」
※ 大切な友人アプローチ
ⅰ わからないところを質問する
ⅱ よいところは具体的に褒める
ⅲ 改善点を質問の形で伝える
ⅳ 愛を込めたファンレターを送る
※ 研究授業後の協議会でもつかえる
「お」 お互いにノートを見合う場
1 ギャラリーウォーク法
全員「付箋紙+鉛筆」
2 ギャラリーウォークでのコメント
「よかったところ」「真似したいところ」
3 ギャラリーウォークでの振り返り 付箋紙をノートにまとめ感想を!
「つ」 続けて見守る
1 続けて指導することが大切
2 ポイントを絞り徐々に
3 ポジティブな評価で定着させる
◇岩瀬直樹
1970年生 埼玉県狭山市立掘兼小学校教諭
学びの寺子屋「楽学」主宰
プロジェクト・ワークショップ所属
◇川村卓正
1959年生 元
「おまかせ!教師のパソコン」河出書房新社 編集長
「板書・ノート指導のコツ」6回目の紹介 最終です。
出版社の案内には、
「新人教師にとって、授業での板書、そしてノート指導をどうすればいいのかは大変悩ま
しいところです。かつては先輩教師から実践的に教えてもらえる機会がありましたが、
最近では、教育現場の多忙化によって、そういった時間が減ってきています。そこで、
本書は、先輩教師に成り代わり、現場ですぐに使えて、学習効果UPに役立つテクニッ
クやアイデアを紹介しました。板書では、文字の大きさや色の使い方といった基本的な
ことから、消すタイミング、子どもたちに書かせる方法まで、様々なテクニックをノー
ト指導では、ノートの選び方から、見出しの付け方、付箋の使用法までを解説していま
す。」
とあります。
今回紹介分より、強く印象に残った言葉は…
・「『すぐにその場で見る』の原則」
・「書くスピードと丁寧さとの関係
時と場で使い分ける」
・「『す・ぽ・お・つ』の原則で評価し励ます」
・「大切な友人アプローチ」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「板書・ノート指導のコツ」 岩瀬直樹・川村卓正 ナツメ社 2010年 ⑥(最終)
◇ノート指導で力を伸ばす
① ノートに授業の感想を書かせる
1 授業の終わりに5分間感想
2 感想に見出しを付ける
3 振り返りに
※ 時には付箋紙に
「今日の授業で活躍した人」
「今日一番大切だと思ったこと」
「今日よかったこと」
「今日の授業で分かったこと」
「今日残った疑問」
「次にやりたいこと」
② 学習の振り返りをノートに活かす
1 学びのサイクルを意識
2 時間は5~10分間
ア) ノートのよいところ 自身のあるところ
イ) 自分のノートの改善点 さらに磨きたいこと
3 頻繁に繰り返す
③ 振り返りの書き方
1 短い時間に集中して書かせる
2 振り返りのポイントを明示する
3「すぐにその場で見る」の原則
「振り返りジャーナル」
④ 家庭学習ノートで子どもは伸びる
1「家庭学習(自由学習)ノート」を用意させる
2 ノートの提出日を決める
3 肯定的なポイント
スタンプでもOK ※P161~162を参照
⑤ 作文用「作家ノート」をつくる
1「作家ノート」の用意
2 ノートの左側は速さ優先でどんどん書く
3 ノートの右側は修正スペース
⑥ 書くスピードと丁寧さとの関係
※ 時と場で使い分ける
⑦ ノートをとるタイミング
1 ノートを書く時間を確保する
「今からノート…○○を○分間で書こう」
2 ノートを書き終えた子が暇にならないように
事前に指示
⑧ 速く書けるようになるための結果
1 視写・聴写
2 たくさん書く機会を作る
3 時間にはまって「書くスピードゲーム」をする
※ 1~2週間で速くなる
⑨「す・ぽ・お・つ」の原則で評価し励ます
1「す」 すぐにその場で叱る
2「ぽ」 ポジティブな評価
3「お」 お互いにノートを見合う場
4「つ」 続けてみる
「す」 … 後でじっくりよりその場で見るのが大切
1 ノートはすぐに 終了後、書き終えた子から
2 視点を決めて 「いいところを具体的に褒める」改善点は一つのみ
3 自分のノートには読者がいることを意識させる
※ いつも先生でなくてもOK 友達同士でも スタンプ
「ぽ」 ポジティブな評価
1 ポジティブな評価
改善点は一つ 5:1ぐらい
2 成長を評価する
3 毎回視点を決めて
「丁寧さ」
「そろっているか」
※ 大切な友人アプローチ
ⅰ わからないところを質問する
ⅱ よいところは具体的に褒める
ⅲ 改善点を質問の形で伝える
ⅳ 愛を込めたファンレターを送る
※ 研究授業後の協議会でもつかえる
「お」 お互いにノートを見合う場
1 ギャラリーウォーク法
全員「付箋紙+鉛筆」
2 ギャラリーウォークでのコメント
「よかったところ」「真似したいところ」
3 ギャラリーウォークでの振り返り 付箋紙をノートにまとめ感想を!
「つ」 続けて見守る
1 続けて指導することが大切
2 ポイントを絞り徐々に
3 ポジティブな評価で定着させる
◇岩瀬直樹
1970年生 埼玉県狭山市立掘兼小学校教諭
学びの寺子屋「楽学」主宰
プロジェクト・ワークショップ所属
◇川村卓正
1959年生 元
「おまかせ!教師のパソコン」河出書房新社 編集長